2023.09.19更新

UI/UXデザイナーとは?フリーランスの場合の働き方や仕事内容・押さえておきたいスキルを紹介!

スマホやタブレットなどの各種情報端末の広がりに伴い、UI/UXデザイナーの重要性はますます注目されています。

UI/UXデザイナーの役割や必要なスキルについて説明していきます。

また、UI/UXデザイナーを目指すためにどのような準備をすれば良いかなどについて紹介します。

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UI/UXデザイナーとは?

UI/UXデザイナーとは、UIやUXを設計し、デザインする役割を持ち、主にユーザーにとってどのようなデザインが最適なのかを考えます。

Webサイトにまつわる設計が多いですが、アプリケーションなども担当します。

UIデザイナーとUXデザイナーの違い

UI/UXデザイナーという職種や肩書が使われるケースは多いですが、UIとUXは似て非なるものです。

UI 機器やサービスとこれを操作するユーザーとの関係性を言う
UX 機器やサービスを通してユーザーが経験や体験することを指す

UIとUXの意味が異なるため、UIデザイナーとUXデザイナーの役割もそれによって異なります。

UIデザイナー

UIとは「User Interface」の略称で、各種機器やサービスとこれを操作するユーザーとの関係性を表す言葉です。

機器やサービスを分かりやすく、かつ迷うことなく操作するための方法を設計するのが、UIデザイナーです。

機器やサービスの開発コンセプトに従い、ユーザーが機器を操作しやすくなるよう設計を行います。

画面上の各種パーツのレイアウトや大きさ、色、形状にだけでなく、操作方法を組み合わせることにより設計します。

UIデザイナーの役割
  • 機器やサービスを分かりやすく、かつ迷うことなく操作するための方法を設計する
UIデザイナーの仕事内容
  • 画面上の各種パーツのレイアウトや大きさを調整する
  • 画面上のパーツの色や形状、動きを通して操作方法を改善する

UXデザイナー

UXは「User Experience」の略称で、機器やサービスを通してユーザーが経験や体験することを示す言葉です。

機器やサービスの機能や性能に加え、カスタマーサービスも対象としています。

UXはUIの目指す「分かりやすく迷うことなく使えること」だけではなく、快適で高い満足感を得られる経験や体験を与えるための設計や各種取り組みを守備範囲としています。

このUXを設計するのがUXデザイナーの役割で、UIデザイナーよりその守備範囲は広くなります。

UXデザイナーの役割
  • 快適で高い満足感を得られる経験や体験を与えるための設計や各種取り組みを行う
UXデザイナーの仕事内容
  • 画面上の各種パーツのレイアウトや大きさを調整する
  • 画面上のパーツの色や形状、動きを通して操作方法を改善する
  • Webデザイナーとの違い

UI/UXデザイナーも、Webデザイナーも、似たような視点が多くあります。

各種機器やサービスを分かりやすく操作するための方法を設計します。

更にはカスタマーサポートも含め、ユーザーがいかに製品やサービスを通して満足感を得ることができるかという視点で設計を行うのです。

このような意味から、企業によってはUI/UXデザイナーとWebデザイナーを兼務するケースがあります。

しかし、ある程度の線引きをする場合もあります。

その際は、各々のデザイナーにより重点を置くポイントを変えることが重要です。

Webデザイナーは、主にWebサイトの見た目にフォーカスして画面設計をし、多くの場合HTML/CSSを使いコーディングまで手掛けます。

ここまでがWebデザイナーの仕事です。

Webデザイナーの役割
  • Webサイト等のデザインを制作をする
Webデザイナーの仕事内容
  • Webサイトの見た目にフォーカスし、Webサイトのレイアウトや戦略を考え、デザインに落とし込む
  • HTML/CSSを使いコーディングなども担当する

Iデザイナーがフォーカスするのは使い勝手であり、ユーザーを第一に据えるという点が特徴です。

使い勝手に特化して検討を行い、設計をします。

UXデザイナーは、UIデザイナーの守備範囲に加え、ユーザーが快適で満足感を得られる経験や体験につなげるという役割から、SEOやユーザインタビュー、サイト分析を行いながらサイトの設計を行うという違いがあります。

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UI/UXデザイナーの仕事内容

UIデザイナーの役割は、各種製品やサービスと人との接点をスムーズに繋ぐ方法を設計することです。

つまり製品やサービスのスムーズな利用方法を設計することと言えるでしょう。

UXデザイナーの役割は、人が製品やサービスの利用を通して、楽しいと感じ満足度を高めるための方法を設計することです。

よって、UIも含みますが、製品やサービスの持つ機能や性能に加え、カスタマーサービスも含むため、UIデザインに比べて役割としての守備範囲が広くなります。

ユーザーと製品・サービスとの接点づくり

UIデザイナーは、製品やサービスのコンセプトに基づき、ユーザーが容易に操作するための方法を設計します。

設計をする際には製品やサービスのコンセプトはとても大切です。

例えば、「本製品はシニア層をターゲットとする」ことが製品コンセプトだとします。

それであれば、年配の方が容易に機器の操作ができるように、一つひとつの機器操作ボタンのサイズを大きくして、その数も最低限に絞り込むといった対応が考えられます。

また「本サービスは10代~20代前半の若者層をターゲットとする」ことが商品コンセプトであれば、若者が好むような先進的でスタイリッシュなデザインやこれまでにない新たな機能や操作方法を織り込むといったアプローチを行います。

ユーザーが製品やサービスを使った際に得られる体験の改善

UXデザイナーの役割は、現状の製品やサービスを分析し、課題や改善策、更にはユーザーによる評価結果などを新たな製品のデザイン設計に織り込んでいくことです。

例えば、「機能Aの操作方法がよく分からなかった」という声や、逆に「機能Bはとても操作しやすく便利な機能だった」などのユーザーからのフィードバックが多かった場合、機能Aについては、操作方法を改善して次の製品に搭載します。

その結果、改善した効果があったか否かの効果分析も行います。

効果が不十分との結果になれば、更なる改善策を盛り込み、次の製品に投入します。

他方、機能Bは多くのユーザーからの評価結果が良かったとの分析結果であれば、本機能は新たな製品において継続して搭載します。

このように現状の製品や各種関連情報も含め、新たな製品全体としての改善点等などを含めた戦略も手掛けていきます。

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UI/UXデザイナーに必要なスキルは?

ユーザーのことを第一に考えて設計をすることが求められるUI/UXデザイナーですが、さまざまなスキルが必要です。

コミュニケーション力

UI/UXデザイナーは、社内社外問わず、多くの人と協力することが必須です。

自らデザインした製品やサービスの操作方法、ユーザーが楽しい体験を実感できる方法などを、デザインチーム内や関連する企画・マーケティング・営業・設計などの各チームにプレゼンテーションをします。

そこで、合意形成を取り付けるコミュニケーション能力が求められます。

ユーザー視点で物を見る力

各種インタビューやアンケートなどを活用し、自身の視点も加え、製品やサービスに対する現状の分析を行います。

現状の課題だけでなく、ユーザーに受け入れられている点も含めた総合的な分析と、その結果を踏まえた新たな製品やサービスにおける説得力のある提案ができる能力が求められます。

デザインソフトウェアを使いこなす力

UXデザイナーは、ユーザーが製品を通して楽しい体験を実感してもらうことを目的としています。

そのために、製品やサービス全体に対して、SEOや関連するサイトを分析して、新たな製品やサービスに織り込んでいく能力が求められます。

一方で、必ずしもデザインソフトウェアを使いこなせなくても問題ありません。

UIデザイナーは、具体的な操作方法や画面デザインに直接的に関わっていくためイラストレーター、フォトショップ、スケッチなどのデザインソフトウェアを使いこなす力が必要です。

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UI/UXデザイナーを目指すには?

目指す

UI/UXデザイナーを目指す場合、どのような行動をしていくべきでしょうか。

最新のトレンドを把握しておく

例えば、商品やサービスのデザインに関する記事など、そのようなニュースに対して常にアンテナを張ることを心掛けてみましょう。

そうすることで、最新のデザイントレンドを理解することができるようになります。

例えば、Webを検索するだけで日本国内のWebサイトのギャラリーサイトが閲覧できたり、各種参考となるデザインが掲載されたサイトに巡り合えたり、各種アクション時の画面遷移の具体例が示されたサイトなどにも遭遇できたりします。

これらの事例に触れておくことで、インプットの引き出しを増やしておくことが重要です。

また、最近では、ユーザーデバイスごとに最適な表示を行う、レスポンシブデザインの場合の配置例が掲載されたサイトなどもあります。

これらのサイトを通して、Webデザインのトレンドをトレースすることができます。

セミナーなどに参加し勉強する

同業者の集まる交流会やセミナーに参加することによっても、Webデザインのトレンドを押さえることができます。

交流会では、第一線で活躍するデザイナーも集まってくるため、Webデザインの現場における生の声を聞ける可能性があります。

業界の主催するセミナーにおいても、多くの場合、スピーカーは第一線で活躍するデザイナーのため、Webデザインを行う上で生の話が聞ける可能性が高いです。

以上の通り、交流会・セミナーへの参加を通して、最新のデザイン情報に直接接することができ、自身の感性を高め、常に最新のトレンドを把握することに繋がります。

また、そのような集まりでできた人脈で、仕事をもらうこともできるかもしれません。

独立を検討している人にとっては有効な施策といえるでしょう。

実際にデジタルプロダクトを作ってみる

UI/UXデザイナーの中には、仕事を趣味のように好きな人が沢山います。

このため、デザインの感性を養い、業務プロセスを理解するために、製品やサービスのプロトタイプレベルのデザインもしくは、プライベート目的の自身のホームページ制作などを行ってみる人もいます。

これらは、自身のWebデザイナーとしてのスキルと感性を磨くために有効な方法です。

設計および制作のプロセスで感じたことや得られたこと、また利用者からのフィードバックなどを踏まえ、改善を織り込んでいくプロセスを回すことにより、製品やサービスの制作におけるUI/UXデザイナーの役割を体感できるでしょう。

プロトタイプレベルのデザインを行うためのツールもあります。

Sketchは、テンプレートやプラグインが豊富に揃っているツールとして人気があります。

AdobeXDは感覚的に操作しやすいことから良く使われるツールです。

これらのツールを活用して手を動かしてみることで、効率的にスキルを見つけることもできるでしょう。

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UI/UXデザイナーはなくなる?将来性について

「UI/UXデザイナーはなくなるのではないか?」と、将来性を心配する声が挙がることもあります。

結論として、すぐに需要がなくなることはありませんが、ツールに代替されないような本質的な価値を見出しておくことが重要になるでしょう。

例えば、HTMLやCSSなどのフロントエンドのみのマークアップができることだけだとあまり市場価値は高くありません。

近年これらはツールで代替できるようになってきているため、将来性は低いといわれています。

しかし、UIやUXは顧客の心情をアイデアで考える仕事であるため、機械では代替できません。

このため、どれだけツールが使えるようになったとしても、将来性は高いといえるのでしょう。

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UI/UXデザイナーについてのよくある質問

UI/UXデザイナーについてよくある質問を紹介します。

求人はどのぐらいある?

Webでの購買活動が増えたことにより、オンラインのサービスは増え、UI/UXデザイナーの需要は高まりました。

このため、求人も増えています。

しかし、会社員としての募集だけではなく、フリーランスに依頼する企業も増えてきています。

UI/UXデザインは特定のスキルを必要とする分野であるため、専門家の知見を自社に入れるために正社員雇用ではなく、フリーランスへ依頼する企業も多いのです。

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新卒でもなることができる?

新卒からUI/UXデザイナーを目指す人もいます。

大手の広告代理店などにおいては、そういった新卒向けに職種を置いているところもありますが、まだまだ職種として定着していない企業が多いのが実情です。

このため、狭き門だと想像できるでしょう。

しかし、スキルを身に付ける必要はあるものの、新卒からでもUI/UXデザイナーを目指すことができます。

未経験でも可能?

UI/UXデザイナーになるには未経験からでも必要なスキルを身に付けていればなれる場合があります。

しかし、フロントエンドのスキルのみがあれば良いと誤認しないようにしましょう。

UI/UXデザイナーの仕事の価値は、顧客の体験を新たに創造することにあります。

そのスキルまでを身に付けて、UI/UXデザイナーだということができます。

ポートフォリオはどのように作成する?

UI/UXデザイナーは、ポートフォリオを作成しておくことが重要です。

インターネット上で確認できるようなポートフォリオを作成し、案件を探す際には、担当者が簡単に見られるようにしておきましょう。

また、UXまで担当できることを示すためにも、どういった意味合いでどういった装飾や導線を施したかをテキストにまとめると良いでしょう。

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UI/UXデザイナーの年収はどのぐらい?

UI/UXデザイナーはまだ歴史も浅く、さらに兼任している企業も多いため、年収には正確なデータはありません。

しかし、ユーザーの体験価値という非常に重要な指標を追いながら、技術的なことも問われるため、ハイスキル層が多いと想定できます。

このため、IT業界の中でも年収は高い方なのではないかと推測できます。

転職サービス「doda」によると、Webサービスエンジニアの平均年収は417万円です。

UI/UXデザイナーとは少し異なりますが、近しい数字になると想定できます。

参考:転職サービス「doda」平均年収ランキング(2022年12月時点)

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UI/UXデザイナーはフリーランスとしても活躍できる?

まとめ

フリーランスでUI/UXデザイナーとしての案件を獲得することは難しくありません。

実際にUI/UXデザイナーとして働いた経験が数年ほどあり、十分なスキルを身に付けていれば、応募できる案件の数は多いでしょう。

HiPro Tech」は、IT・テクノロジー領域特化型エージェントサービスです。

UI/UXに特化した案件やWebサイトのデザインスキルを幅広く必要とする案件、新規サービスの立ち上げプロジェクトメンバーとして参画できる案件など、さまざまな案件を保有しています。

当サービスは幅広い案件を保有しているので、自分の希望に合った案件を獲得できるでしょう。

フリーランスITエンジニアが持つスキルや要望を踏まえ、希望に沿った案件を獲得できるようサポートを行っています。

サービス利用は無料なので、ぜひ登録して案件を獲得に向けて動き出してはいかがでしょうか。

記事監修

2006年に株式会社インテリジェンス(パーソルキャリア株式会社)へに入社。 アルバイト領域の法人営業や新規求人広告サービスの立ち上げ、転職サービス「doda」の求人広告営業のゼネラルマネジャーを歴任。 2021年11月からIT・テクノロジー領域特化型エージェントサービス「HiPro Tech」に携わり、現在サービス責任者を務める。 「一人ひとりが求めるはたらき方や案件との出会いを増やし、キャリアをデザインできるインフラを提供する」ことを自らのミッションとして掲げ、サービス運営を行う。

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