インフラエンジニアが転職するなら抑えておくべきこと、未経験からも転職可能?
ITシステムのインフラ部分を担うインフラエンジニアは、需要が高く学びがいもあるため、転職したいと思っているエンジニアも多いのではないでしょうか。
今回はインフラエンジニアの転職について紹介していきます。
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未経験でインフラエンジニアに転職することは可能?
未経験でインフラエンジニアに転職できるか、疑問に思っているエンジニアもいるのではないでしょうか。
結論から言えば、インフラエンジニアとして必要なスキルを身に付けていれば、未経験でも転職することが可能です。
IT関連の仕事に就いていたり、自分で勉強して知識を積み重ねたりすることで、インフラエンジニアに未経験でも転職することができるのです。
しかし、インフラエンジニアとしての経験があるに越したことはありません。
特に、コロナ禍など情勢が不安定な中では、経験者と比較して転職で不利になりやすく、年収も低くなりやすい傾向があります。
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インフラエンジニアに必要な知識
インフラエンジニアは、以下の知識を持っている必要があります。
以下について実践レベルでどれだけの理解があるかで、転職のしやすさが左右されるでしょう。
サーバーに関する知識
情報を保持するサーバーに関わる全般の知識は、インフラエンジニアにとって大切です。
システムに必要な設備の導入や配線などに加え、付随するシステムの構築などの情報が必要になります。
また、Windows Server・Mac OSなど、さまざまなOSの知識を知っておくことが求められます。
ネットワークに関する知識
サーバーを基盤として、その上で動作しているネットワークに対しての知識も、インフラエンジニアとしては重要です。
ネットワークの設計・構築・運用など、ネットワークにまつわる全般の知識を持ち、機器を準備する方法なども知っておく必要があります。
代表的なネットワーク機器「Cisco」や「NetApp」などの製品の知識はあった方が良いでしょう。
セキュリティの知識
ITセキュリティ全般の知識も、インフラエンジニアには必要です。
セキュリティ設備やアクセス制限などの設定、サイバー攻撃への対策など、情報を守る技術が要求されます。
近年はサイバー攻撃なども増えているため、セキュリティは注目されている分野です。
クラウドに関する知識
クラウドに関する知識も持っていると有利に働きます。
近年では、オンプレミスからサーバーへ移行する動きが活発になっています。
クラウドにおいては、「AWS」「Azure」「GCP」が代表的です。
これらのクラウドサービスについて、実際に扱った経験があると重宝されます。
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インフラエンジニアの転職年齢
転職時は、知識だけではなく、年齢も関係してくることがあります。
インフラエンジニアとして転職する場合の年齢別留意点を伝えていきます。
20代
未経験での転職を考えているエンジニアでも、第二新卒などの若いうちであれば、知識やスキルが少なくてもインフラエンジニアになりやすいでしょう。
エンジニアは人材不足が顕著なため、育成することで人材を確保したいと考える企業が多いからです。
20代でインフラエンジニアの経験者であれば、インフラエンジニアの需要の高さと、今後の成長を加味して積極的に採用したいと考える企業も多いでしょう。
30代
インフラエンジニアへの未経験転職は、一般的に30代前半までだと言われています。
30代後半でも未経験転職の事例がないわけではありませんが、難易度は格段に高まってしまいます。
年齢が上がるに連れて、スキルや経験を重視する傾向が強くなるためです。
経験者の場合は、スキルにもよりますが、インフラエンジニアとして活躍できる可能性は十分にあると言えるでしょう。
40代
インフラエンジニアに40代で転職する場合は、経験を活かすことが必須になるでしょう。
特にプロジェクトマネージャーなど、マネジメント層の経験があると転職しやすいです。
更なるキャリアアップとして、独立する選択を取るエンジニアも多いです。
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インフラエンジニアが転職する際にアピールできること
インフラエンジニアに転職する際、アピールできることがあるとスムーズな転職につながります。
それでは、どんなことがアピールできるのか確認していきましょう。
最新のトレンドを抑えている
ITやシステムに対して、包括的に関わるインフラエンジニアは、クラウドや仮想化などさまざまな分野に携わることになります。
インフラに関する技術は次々と変化していくため、トレンドに敏感である人材が求められます。
クラウドサービスや仮想化についてのトレンド情報は、押さえておくことがおすすめです。
上流の経験がある
インフラエンジニアにはさまざまな仕事がありますが、その中でも要件定義や設計など上流の経験があると、転職でも評価されやすいです。
業務は上流から下流へと実施されるため、上流の経験があることで仕事の流れを把握している人材だと判断してもらえます。
マネジメント経験がある
チームで仕事を進めることも多いインフラエンジニアは、マネジメント経験があることも重要です。
コミュニケーション力やリーダーシップなどが評価され、円滑に業務を行える人材だとみなされます。
新しい言語を習得しようとしている
システム開発において、プログラミングは必須であるため、インフラエンジニアであっても「Java」「Python」などの知識があると重宝されます。
新しい言語の習得も必要です。
仕事への積極性や自学の姿勢などをアピールでき、インフラエンジニアとして積極的にスキルアップを図っていることを伝えることが可能です。
資格を所持している
資格を所持していることで、インフラエンジニアとしての能力を客観的にアピールすることにつながります。
どのような資格が良いのか紹介していきましょう。(2021年12月時点)
Linux技術者認定試験
Linuxスキルを保持していることを示す国際的な資格で、LPICという呼ばれ方をすることがあります。
より日本市場に向けたLinuCという資格もあるため、国内でインフラエンジニアとして活躍したい方は、資格取得を目指してみましょう。
※参考:特定非営利活動法人エルピーアイジャパン Linux技術者認定試験
応用情報技術者試験
高レベルのIT知識を保持していることを証明する資格の一つであり、技術・管理・経営など多角的な観点で問題が問われます。
基本情報技術者試験のワンランク上で、インフラエンジニアとして高いパフォーマンスがあることをアピールできます。
CCNA認定
シスコシステムズ社が主催している認定資格の一つであり、ネットワーク製品に関する幅広い知識を証明することができます。
ネットワークの分野を扱うインフラエンジニアにとって、所持しておきたい資格の一つです。
AWS認定資格
Amazon社が提供しているクラウドに関して、専門知識を証明する認定資格です。
多くの企業で取り入れられているクラウドであるため、クラウドの分野に携わるインフラエンジニアの方は持っておきたい資格だと言えます。
※Amazon Web Services, Inc. AWS認定
ビジネスに携わった経験がある
インフラはITシステムの基盤に過ぎませんが、システムを活用して生み出しているビジネスがあります。
このため、ビジネスの仕組みを理解していることで、そこに取り入れられるシステムについてより具体的な提案や考えがしやすくなります。
ビジネスサイドの観点を持つことで、よりレベルアップした提案などができるでしょう。
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インフラエンジニアとして今後求められる人材とは?
技術のトレンドが目まぐるしく移り変わっている中で、どのような人材であれば、今後インフラエンジニアとして求められるか気になるエンジニアも多いでしょう。
ここでは、インフラエンジニアの将来性を伝えていきます。
ビジネス観点から素早く考えることができる人材
コロナ禍でシステムに求められる役割も変わってきているため、技術だけではなくシステム利用の移り変わりも激しくなっています。
ビジネス視点で主体的に動ける人は、インフラエンジニアとして価値が高くなります。
クラウドやIoTなど新しい技術を勉強できる人材
技術のトレンドが変容しやすいITインフラの分野は、独自に勉強を行って新しい技術の情報を追い続けなければなりません。
今ある技術や知識で満足せずに、クラウドやIoTなどの新たな技術を吸収し、それを仕事に反映させる力が求められます。
セキュリティに詳しい人材
ITインフラを扱うエンジニアだからこそ、システムを組み上げる上でセキュリティに気を遣う必要があります。
大切な情報を守るためにも、ITインフラとセキュリティを両立させることがインフラエンジニアに求められます。
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まとめ
今回はインフラエンジニアの転職について伝えていきました。
インフラエンジニアは転職市場で需要が高いですが、さまざまな知識があることでさらに仕事の幅が広がる存在です。
技術のトレンドに置いていかれないように、常に勉強を重ねることが大切になります。
インフラエンジニアとしての経験を積み、スキルを十分に身に付けることができればフリーランスとして活躍することも可能です。
フリーランスのインフラエンジニアとして活動する際には「HiPro Tech」がおすすめです。
当サービスでは、インフラエンジニアに関する案件やスキル向上できるような案件も豊富に取り扱っているので、インフラエンジニアとしてスキルアップしたいとお考えであればおすすめです。
サーバーやネットワークの設計・構築に関する案件だけに留まらず、オンプレからのクラウド以降に関する案件やセキュリティ強化に向けた案件、SRE案件など多岐にわたる案件を保有しています。
そのため、インフラエンジニアとして活躍の幅を広げ、さらなるスキルアップを図ることも可能です。
また、事業会社やエンドユーザーから直請けの案件を数多く保有しています。
月額報酬が80万円以上の案件や3カ月以上の長期契約が可能な案件なども扱っています。
当サービスは無料で利用できるので、フリーランスのインフラエンジニアとして活躍したいとお考えであれば、ぜひご利用ください。
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記事監修
2006年に株式会社インテリジェンス(パーソルキャリア株式会社)へに入社。 アルバイト領域の法人営業や新規求人広告サービスの立ち上げ、転職サービス「doda」の求人広告営業のゼネラルマネジャーを歴任。 2021年11月からIT・テクノロジー領域特化型エージェントサービス「HiPro Tech」に携わり、現在サービス責任者を務める。 「一人ひとりが求めるはたらき方や案件との出会いを増やし、キャリアをデザインできるインフラを提供する」ことを自らのミッションとして掲げ、サービス運営を行う。