CTOになる方法とは?役割や求められるスキルを具体的に解説

コラムCOLUMN

CTOになる方法とは?役割や求められるスキルを具体的に解説

2022/04/27

​CTOという役職を耳にする機会が増えています。

案件情報などをチェックしているときにCTOが募集されていて気になったという人も多いのではないでしょうか。

CTOはもともとアメリカで生まれた役職と言われており、

最近では日本でもCTOを設置するケースが増えています。将来的にはCTOが一般的な存在となり、多くの企業で活躍すると予想されています。

そんなCTOを目指している人のために、仕事内容やCTOになる方法、必要とされるスキル・経験について紹介していきます。

CTOとは?

CTOとは最高技術責任者です。

技術チームの管理や技術方針、経営層共にIT戦略の決定などを行います。

CTOは企業の規模ごとに立場や業務内容が異なります。場合によっては、施策の実行や現場の進捗管理、採用・育成まで担当することがあります。

また、技術方針の策定やシステムの運用・構築なども担当するなど、業務の幅は非常に広いです。

小規模・スタートアップの場合

小規模・スタートアップ企業において、CTOは現場寄りの立場で仕事をすることが多いです。

技術チームが高い成果を発揮できるような施策を実行したり、現場の進捗管理などを行ったりすることが主な役割です。

また小規模な企業の場合、CTOが担当する業務は多岐に渡ることが多いです。

例えば、エンジニアの採用面接を担当するケースなどです。

しかし、CTOが遂行する業務は技術チームの中に限定されているのが特徴です。

技術チームを管理し統率する存在として、臨機応変に業務を進めてチームを導いていくことが期待されています。

このため、CTOがプロジェクトの成果に与える影響は大きいのです。

大企業・中企業の場合

大規模・中規模な企業においてCTOは、経営の上層部で業務を遂行することが一般的です。

取締役会レベルの幹部として扱われることが多く、影響力も大きいです。

自社の事業展開の戦略に基づいて技術方針を策定し、さらにIT投資などの意思決定から全社を横断してシステム構築・運用の全体統轄なども担当するため、責任の領域は広範囲に渡ります。

小規模・スタートアップの場合とは違い、現場寄りの仕事はあまり行いません。

大規模・中規模な企業のCTOは、企業の技術戦略そのものに深く関わっていく存在です。

このため、しっかりとマーケティングや市場調査などを行い、最新の技術動向にも精通した上で経営判断を行っていきます。

CTOは現場レベルだけで考えるのではなく事業や経営などマクロな視点を持つことが要求されるため、多様な能力と経験が求められる役職です。

CTOの仕事内容

CTOの仕事内容をそれぞれ解説します。

経営・IT戦略などの方向性の策定

CTOの仕事の一つとして経営戦略やIT戦略などの方向性の策定があります。

CTOは、企業の経営、IT戦略の策定に参画して意思決定に直接関わる役職です。

主に技術面において経営戦略の方向性についての提案や助言を行います。

また、技術開発の具体的な企画立案をするケースもあります。

技術面におけるプロフェッショナルとして、企業全体の技術開発をリードしていきます。

CTOには常に最新の技術動向を把握し、その知見を活かした提案や判断をすることが求められるのです。

プロジェクト管理

CTOは、プロダクト開発の監督を務めるケースがあります。

特に小規模の企業において、CTOが直接開発チームのマネジメントをするケースは珍しくありません。

技術開発の方向性の策定など経営に関する仕事だけではなく、現場で日々のプロジェクトの進捗管理や軌道修正といった役割も果たします。

現場の状況を把握して、プロジェクトが滞りなく進行するように促すのです。

エンジニア育成

CTOは、エンジニアの育成にも携わるケースがあります。

特に小規模の企業において、CTOが採用面接を担当する場合があります。

自社の技術開発において必要な人材の条件をよく把握しているのはCTOであるためです。

CTOが人材の見極めを行い、自社で進行中のプロジェクトに必要な人材を採用します。

また、社内教育にも携わり、教育プログラムの策定から研修講師として指導するケースまであります。

CTOになるにはどうすればよいのか

ここでは、CTOを目指すための方法を紹介します。

現職の企業で昇進してCTOになる

CTOになるための方法で、比較的一般的と言える方法は、現職の企業で経験を積んでから昇進し、CTOを目指す方法です。

CTOは経営やマネジメントなどに携わる役職であり、非常に高度で幅広いスキルが求められます。

このため、企業でさまざまな業務を経験してきた人材をCTOに抜擢するケースが多いです。

また、その企業について内情を理解している人材の方が、スムーズにCTOの役割をこなすことができると言われることがあります。

CTOは経営陣から現場の人間まで、さまざまな人達とコミュニケーションを取る機会が多いです。

会社の特性を深く理解した意思決定や部門ごとの特性を理解し臨機応変に対応をすることができると考えられているためです。

この点からも、社内のエンジニアを昇進させて、CTOにさせるケースが多いでしょう。

ただし、近年では専門性が高く豊富な知識を有する人材を活用するために、外部からCTOを探してくるケースがよくあります。

現職の企業からの転職やフリーランスとして独立をしてCTOになる

現在、勤めている企業からの転職、フリーランスとして独立をして別の企業でCTOを目指すという方法があります。

この場合は、現在の企業でエンジニアとしての経験を積み、非常に高度な技術力を有していることが大切です。

それに加えて、管理職としてマネジメントの経験を積んでいること や経営戦略やIT戦略の方針作成をした経験などが求められます。

高い技術力やマネジメントスキル、戦略策定経験があれば、他の企業にCTOとして選ば れることもあるでしょう。

ただし、転職や独立してすぐにCTOになれるケースは稀です。

CTOは企業への影響が大きい役職であり、外部の人材をいきなり責任のあるポジションにするのはリスクがあると考える企業も少なくないためです。

この場合は、まずはCTOの候補としてその企業で働き、CTOを目指すという方向性になるでしょう。

一方で、高い技術力や経営スキルなどが認められれば、CTOのポジションとして最初からジョインすることも例外としてあります。

自ら起業してCTOになる

社内で昇進を目指す方法も転職やフリーランスとして独立してCTOを目指す方法も、どちらも確実にCTOへの就任が決まるわけではなく、就任までに時間がかかることが多いです。

一方、自分で起業してCTOになるという方法であれば、CTOに就任する時間は短くすることができます。

自分が設立した企業であれば、自身をCTOにすることで、企業の技術開発の方針を決めてプロジェクトを立ち上げていくことができます。

ただし、自ら起業して経営を行う場合は、CTOだけでなく、CEOのポジションに就く事も多いでしょう。

CTOになるために必要なスキルと経験

これからCTOになるために要求されるスキルや経験について紹介します。

柔軟な思考力

CTOに求められる柔軟な思考力は以下の通りです。

 

CTOに求められる「柔軟な思考力」とは

 

 

あらゆる事態を想定して、IT戦略の策定やトラブルに対応できる思考力のこと

 

 

柔軟な思考力が求められる理由

 

 

IT技術は変化のスピードが早い。技術の運用にはコストや納期、不確実性などさまざまな要素が存在するため

 

 

柔軟な思考力を養うための方法

 

 

多角的な視点や経営視点で物事を考えるようにする

 

CTOの仕事をこなすには個々の要素を理解した上で、多角的な視点から技術運用やマネジメントについて検討を進めていく必要があるのです

CTOの仕事は現場で働いていた頃とは異なり、マネジメントや経営に関する仕事がメインになります。

このために必要なものが柔軟な思考力であり、全体を俯瞰し経営的な視点から物事を考えることが求められます。

コミュニケーションスキル

CTOに求められるコミュニケーションスキルは以下の通りです。

 

CTOに必要な「コミュニケーションスキル」とは

 

 

経営層から社員まであらゆる人間と信頼関係を築き、意思疎通を図る能力のこと

 

 

コミュニケーションスキルが求められる理由

 

 

CTOは立場の異なるさまざまな役職の人達とコミュニケーションを取る機会が多いため

 

 

コミュニケーションスキルを養うための方法

 

 

考えや価値観が異なる人とも議論を交わし、多様なコミュニケーションのパターンを理解し、自らもアウトプットをする

 

CTOは技術面の最高責任者として仕事を進めます。

その際には経営陣から現場のエンジニア、さらには顧客までさまざまな人とコミュニケーションを取る機会があるのです。

どのような人とでも信頼関係を築いて円滑に意思の疎通を図れる能力がCTOには求められます。

日頃からさまざまな立場の人と積極的にコミュニケーションを取ることを心がけることが大切です。

経営スキル

CTOに要求される経営スキルとは以下の通りです。

 

CTOに必要な「経営スキル」とは

 

 

IT技術だけではなく、企業経営やマーケティングなど経営に必須となる知識のこと

 

 

CTOに経営スキルが求められる理由

 

 

CTOは経営幹部として企業の意思決定に携わることもあるため

 

 

経営スキルを養うための方法

 

 

経営人との壁打ち、

 

研修への参加や資格取得など

 

企業の規模によってCTOが経営の意思決定に携わることがあります。

企業の技術開発の方向性を決定して、今後の事業展開、事業発展をけん引していくのです。

このため、CTOには経営スキルが求められます

IT技術だけではなく、企業経営やマーケティングなどの知識があり、企業に利益をもたらす意思決定ができることが重要です。

このような経営スキルを身に付けるためには、経営陣から知識を習得することや、研修への参加や資格取得などを通してスキルを養っていくとよいでしょう。

マネジメントスキル

CTOに求められるマネジメントスキルは下記の通りです。

 

CTOに必要な「マネジメントスキル」とは

 

 

チームやプロジェクトの管理をするスキル

 

 

CTOにマネジメントスキルが求められる理由

 

 

開発部門をまとめ上げる仕事がCTOに求められるため

 

 

マネジメントスキルを養うための方法

 

 

マネジメントの経験を積む、研修を受ける

 

CTOは開発現場の責任者であり、開発に関する意思決定も行います

現職でマネジメントの経験を積む、あるいは研修を受けるなどでスキルを養いましょう。

CTOは開発チームやプロジェクトの管理を担当することになるため、マネジメントスキルは必須です。

プログラミングの開発経験

CTOに求められるプログラミングの開発経験は下記の通りです。

 

CTOに必要な「プログラミングの開発経験」とは

 

 

さまざまな言語でのプログラミングの開発経験

 

 

CTOにプログラミングの開発経験が求められる理由

 

 

CTOは技術開発の責任者であり、開発に関する意思決定を行う際、プログラミング技術の知識などの開発経験が必要になるため

 

 

プログラミングの開発経験を養うための方法

 

 

現場でプログラミング開発を経験する

 

CTOは開発現場の責任者であり、開発に関する意思決定も行います。

このため、プログラミング技術に関する知識や経験がなければ意思決定や判断をするのは難しいでしょう。

CTOは開発現場の責任者であり、開発に関する意思決定も行います。

現場でさまざまなプログラミング言語を使用した開発の経験を積むと良いでしょう。

cto

フリーランスとしてCTOになるには?

CTOは、施策の立案や経営の意思決定など責任の大きい業務に取り組むことができるポジションです。

また、経営への影響力も大きいため、収入も高くなる傾向があります。

このような仕事に魅力を感じるならば、将来的なキャリアアップとしてCTOを目指すことを考えてみるのもよいでしょう。

ただし、CTOには、IT技術に関する経験や知識だけではなく、思考力や経営スキル、コミュニケーションスキルなど多くのスキルが求められ、マネジメントの経験なども重要です

CTOを目指すのであれば、まずはCTOに要求されるスキルや経験を積むことから始めてみるのがよいでしょう。

フリーランスITエンジニア専門エージェント「HiPro Tech」では、CTOとしての参画を求める案件や、プロジェクトマネージャーやテックリード、VPoEなどハイスキル人材を求める案件が豊富に紹介可能です。

そのため、将来的にCTOヘキャリアアップするための経験を積める案件を獲得できる可能性があります。

当サービスは企業と直接契約ができるため、CTOを求める案件の特徴である中長期案件や、高単価な案件を獲得することが可能です。

また、CTO以外にもコンサルティングや開発のマネジメントなど幅広い案件を保有しています。

効率的に自分の希望に合った案件をみつけたいならば、ぜひ登録してみてください。

記事監修
パーソルキャリア株式会社 HiPro Techサービス責任者
荒井 雅人

株式会社インテリジェンス(現:パーソルキャリア株式会社)入社後、 人材紹介事業部にてキャリアアドバイザーおよびリクルーティングアドバイザーを歴任。

その後、経営顧問人材による経営支援サービスのi-common(現:HiPro Biz)立ち上げを行い、2020年よりIT・テクノロジー領域特化型エージェントサービスのi-common tech(現:HiPro Tech)サービス責任者に着任。

関連のIT案件

案件単価
550000円
700000円
月単価
職種
フロントエンドエンジニア
フロント&バックエンドエンジニア(リードエンジニア)
PM/PMO(アプリ)
社内SE(アプリ)
その他
必要なスキル
Vue.js
NuxtJS
AWS
Linux
JavaScript
TypeScript
案件単価
500000円
月単価
職種
PM/PMO(アプリ)
プロダクトオーナー/プロダクトマネジャー
開発ディレクター
Webディレクター
その他
必要なスキル
その他
案件単価
500000円
月単価
職種
フロントエンドエンジニア
バックエンドエンジニア
フロント&バックエンドエンジニア(リードエンジニア)
業務系アプリエンジニア
モバイルアプリエンジニア
DBエンジニア
クラウドエンジニア
サーバーエンジニア
ネットワークエンジニア
セキュリティエンジニア
SREエンジニア
PM/PMO(アプリ)
PM/PMO(インフラ)
PM/PMO(パッケージ導入)
データサイエンティスト
機械学習エンジニア
ブロックチェーンエンジニア
IoTエンジニア
ITコンサルタント(アプリ)
ITコンサルタント(インフラ)
DXコンサルタント
パッケージ導入コンサルタント
プロダクトオーナー/プロダクトマネジャー
QAエンジニア/テスター
プリセールス
開発ディレクター
Webデザイナー
Webディレクター
Webマーケター
ゲームデザイナー/プランナー
社内SE(アプリ)
社内SE(インフラ)
ヘルプデスク/カスタマーサポート
その他
必要なスキル
その他
案件単価
400000円
500000円
月単価
職種
社内SE(インフラ)
ヘルプデスク/カスタマーサポート
その他
必要なスキル
その他
案件単価
500000円
525000円
月単価
職種
業務系アプリエンジニア
社内SE(アプリ)
その他
必要なスキル
AWS
Python
SQL
案件単価
900000円
1150000円
月単価
職種
DBエンジニア
クラウドエンジニア
サーバーエンジニア
ネットワークエンジニア
SREエンジニア
PM/PMO(インフラ)
ITコンサルタント(インフラ)
社内SE(インフラ)
その他
必要なスキル
AWS
Azure
Google Cloud Platform
その他
案件単価
200000円
250000円
月単価
職種
PM/PMO(アプリ)
ITコンサルタント(アプリ)
プロダクトオーナー/プロダクトマネジャー
その他
必要なスキル
その他