2023.08.25更新

Rubyの求人数は少ないって本当?案件数や求人内容を徹底解説!

プログラミング言語としては珍しく日本人によって開発されたRubyは国内外問わず多くのサービスの開発に利用されています。

人気のフレームワークRuby on Railsのベース言語であることや比較的自由な記述でプログラミングできること、WebサイトだけでなくWebサービス・ショッピングサイト・SNSなどの構築が得意分野であることも人気の理由でしょう。

今回はそのRubyエンジニアの求人や仕事内容について紹介していきます。

Rubyのスキルを使って案件を獲得したい人、またRubyを学びたい人にとっても有益な内容になっているため、ぜひ、最後までご覧ください。

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Rubyの求人や案件の業務内容とは?

ではRubyを使う案件にはどういった内容のものがあるのか見ていきましょう。

Rubyに限らずプログラミングは1人でも完結させることができるため、その開発の規模によって仕事の範囲はさまざまです。

今回は良くある内容として新規開発、改善・修正、機能追加の3点を紹介します。

新規開発

新規の開発は、規模にもよりますが、設計されたUI・UXや決められた仕様にしたがってゼロからプログラミングをしていきます。

前述の通りRubyは自由度の高い言語で、比較的自己流で書いても動く反面、自己流で書くと他人が見てもわかりづらいというデメリットもあります。

チームで開発する場合はもちろんですが、今後のメンテナンスなどを考えてできるだけ見やすく、わかりやすい記述を心がける必要があるでしょう。

機能の改善・問題点の修正

サービスの運営は作ったら終わりではなく、日々改善・修正が必要です。

問題点の修正はもちろんですが、ユーザーの意見や社内でのPDCAの一環として改善も進められます。

スマホアプリのようなネイティブアプリでは改善・修正はアプリのアップデートが必要ですが、Rubyで作られるWebサービスはサーバー側で動いているため、ユーザーサイドにアップデートの手間をかけさせずにきめ細やかな改善・修正が可能です。

機能の追加

前項の改善と少し似ていますが、Webサービスもネイティブアプリと同じく機能の追加が定期的にされています。

特にSNSは機能の追加が非常に多く、今は何でもできるような多機能SNSでもサービス開始当初はとてもシンプルなものだったりします。

とある大手民泊紹介サイトもRubyで構築されているサービスですが、サービス開始時点と現在を較べると数倍といって良いほど機能が追加、強化されています。

民泊を紹介するというサービスから派生して、ガイドや現地でのアクティビティを見つけるなどの新しいサービスが追加されたためです。

こう考えると継続して運営されているサービスは多数の追加機能が実装されており、それだけ機能追加の仕事が多いということの証拠にもなっています。

Rubyの求人数は少ない?

Rubyの求人数は少ないとよくいわれています。

しかし、JavaやPHPなど使われる用途が広い言語と比較すると、少なくなってしまうケースはあるものの、まだまだ市場規模としては大きいのが特徴です。

少ないと言われてしまう理由は二点挙げられます。

日本ではRubyを習得している人が多い

Rubyは日本で生まれた言語であり、学習がしやすい環境が整っていることから、Rubyを身に付けているエンジニアは比較的多くいます。

このため、求人を出さなくとも、社内で十分なスキルを持った人材がいたり、社内で人材の育成がしやすかったり、受託企業に依頼できたりしているため、Rubyの新規求人の数は少ない傾向にあるようです。

Rubyの将来性が低い

そもそも、Rubyという言語の将来性が低いといわれることも求人数が少ない要因の一つだと考えられます。

Rubyを使って開発されたシステムは多いものの、機能の追加は新しい言語で行われているなど、最近台頭してきた言語の方が使い勝手が良いために、乗り換えが起こっているという背景があります。

Rubyの将来性については次の段落で見ていきましょう。

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Rubyに将来性はあるのか?

仕事をしていくに当たって気になるのがRubyの将来性です。

せっかくRubyの言語に熟練してもその言語自体が使われなくなってしまっては活躍の場がありません。

Rubyは、将来性を懸念されることがあります。

もちろん、急に需要が減るなどではなく、まだまだ将来性が見込める言語ですが、その将来性を懸念される理由がいくつかあります。

代表的な2つの理由を紹介します。

データサイエンスに採用されていない

最近、そして今後のトレンドとして確実視されているデータサイエンスやAIの分野においてRubyが全く採用されていないことも理由の一つです。

この分野ではPythonやR言語が使用されており、Rubyが使用されることは今後も考えにくいでしょう。

可読性に問題が出やすい

前述したとおり、Rubyは書き方の自由度が高く比較的簡単にプログラミングをしていくことができます。

しかし、大規模での開発になると他の人が見ても理解できないコードになってしまうというリスクがあります。

開発/改善・修正/機能追加が当たり前にされるWebサービスにおいてはネックとして捉えられています。

以上、Rubyの将来性について述べましたが、現在Rubyの案件数は、他の言語と比べても多い傾向にあります。

2020年の求人数ランキングでRubyは、JavaScriptに続き5位にランクインしています。

※参考:レバテックキャリア(2020年7月「プログラミング言語別求人案件ランキング」

IT業界やWebサイト、Webサービスの市場規模自体は今後も拡大が予想されるため、Rubyの需要もそれにしたがって増えていくといわれています。

プログラミングがしやすく、スピード感を持って開発がしやすいRubyには小規模開発やベンチャー企業から一定の需要が見込めるため、十分将来性はあると考えて良いでしょう。

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Rubyエンジニアの月額報酬

ではRuby エンジニアの月額報酬はどうなっているのでしょうか。

弊社の調査ではRuby人材の月額報酬は94.4万円と他のWeb言語に比べても高い水準の数字が出ています。

Rubyの案件といっても内容によって金額の違いはあります。

金額の大きい案件には大規模開発が多く、また設計段階から保守まで業務範囲になってくる場合もあります。

さらにAWSなどクラウド環境への知見などを求められることもあるでしょう。

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Ruby案件を獲得するためのスキル

エンジニアとして案件を獲得するためにはRubyという言語の知識だけでなくさまざまな知識、スキルが必要です。

よく求められるスキルを紹介しましょう。

Ruby言語&Ruby on Railsの知識・スキル

まずは当たり前ですが、Ruby言語の知識が必要です。

そして、ほぼ同等に必要になるのがRuby on Railsの知識・スキルです。

Ruby on Rails以外のフレームワークを使うことも可能ですが、やはり一番人気なのはRuby on Railsのため、Rubyエンジニアとしては必須のスキルとなるでしょう。

Webサイトの開発に必要なスキル

Rubyで作るのは基本的にブラウザベースで動くWebサービスのため、以下のようなWebサイトに関するスキルも必要になるでしょう。

フロントエンドで必要な言語

  • ・HTML
  • ・CSS
  • ・JavaScript

一般的なホームページ制作でも求められるこれら三つのスキルはRubyエンジニアとしても必要になります。

バックエンドで必要な言語・スキル

  • ・Ruby
  • ・データベース

開発規模にもよりますが、データベースの設計からRubyエンジニアがやる場合もあります。

1人で小さなサービスを作る場合にもデータベースは必ず使うため、これらのスキルは必須といえるでしょう。

コミュニケーション能力

意外と忘れられがちなのがコミュニケーションスキルです。

エンジニアは社内の営業スタッフ、デザイナー、他のエンジニアとのコミュケーションが発生します。

それぞれの職種でITスキルが違うため、相手に合わせて話をする必要がありますし、場合によってはITに関しては素人の顧客に対して説明が必要になる場合もあるでしょう。

エンジニアと非エンジニアの間に立ってくれる人物は重宝されます。

ぜひ、コミュケーションスキルも意識して身に付けていきましょう。

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未経験からRubyエンジニアに転職できる?

基本的な開発経験があれば、未経験でもRubyエンジニアになることが可能です。

全くの未経験で、何のプログラミング言語も取得できていない状態からでは、すぐに転職することは難しいかもしれません。

しかし、PHPやJavaなどのバックエンドの経験があれば、これから学んでいくということで、転職は可能だといえるでしょう。

転職は可能ですが、フリーランスエンジニアとして案件を獲得する場合は、未経験で契約に至ることは難しいでしょう。

正社員として採用される際は、これまでの経験以外にもポテンシャルや汎用的なスキルなどで判断されることがありますが、フリーランスエンジニアは、即戦力として求められるため、Rubyについての実務経験は3年程度はあった方が良いといえるでしょう。

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まとめ

まとめ

今回はRubyエンジニアの求人や仕事内容について紹介しました。

言語や内容によって報酬が変わるため、スキルの身に付け方や案件の選び方が重要になりますが、エンジニアとしての勉強と両立するのは難しいと感じる方もいるでしょう。

そういった場合、フリーランス専門エージェントを利用するのがおすすめです。

HiPro Tech」は、IT・テクノロジー領域特化型エージェントサービスであり、企業からの案件獲得や面談前後のフォロー、契約条件・契約延長代理交渉などさまざまなサポートを行っています。

さらに、当サービスでは月額報酬80~90万円以上の案件、3ヵ月以上の長期契約ができる案件など、希望に合わせてさまざまな案件を紹介することが可能です。

サービスは無料になっているため、希望に合った案件を見つけるためにも、まずは登録してみてください。

記事監修

2006年に株式会社インテリジェンス(パーソルキャリア株式会社)へに入社。 アルバイト領域の法人営業や新規求人広告サービスの立ち上げ、転職サービス「doda」の求人広告営業のゼネラルマネジャーを歴任。 2021年11月からIT・テクノロジー領域特化型エージェントサービス「HiPro Tech」に携わり、現在サービス責任者を務める。 「一人ひとりが求めるはたらき方や案件との出会いを増やし、キャリアをデザインできるインフラを提供する」ことを自らのミッションとして掲げ、サービス運営を行う。

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