2022.02.03

クラウドエンジニアに必要な資格とは?難易度別に詳しく解説

クラウドエンジニアとして働くために、必須な資格はありません

しかし、クラウドサービスは常に拡大しているため、クラウドエンジニアとして働く上で、資格を取得していると転職などを有利に進めることができる可能性があります

また、近年クラウドエンジニアの需要は高まっており資格を取得するということは自分のスキルの証明となるため、資格を取得しておくメリットはあります。

今回はそんなクラウドエンジニアとして働くための資格を難易度別に詳しく紹介していきます。

主なクラウドサービス

まずは、主なクラウドサービスを紹介します。

GCP

GCP(Google Cloud Platform)とはGoogleが提供しているクラウドサービスです。

Googleの機能を用いてデータの分析やシステムの開発をすることができます。

また、GCPは機械学習やAIの分野のサービスが充実しています。

YouTubeやGoogleマップなどGoogleが提供するサービスにもGCPが利用されており、Googleだからこそできるデータ分析や機械学習サービスなどにも活用することができます。

AWS

AWS(Amazon Web Service)とは、Amazonが提供しているクラウドサービスです。

世界的にも知名度のあるAmazonが提供しているクラウドサービスということもあり、信頼感があると言えるでしょう。

歴史があるからこその信頼感が評価されているサービスです。

Azure

Azureは、Microsoftが提供しているクラウドサービスです。

Microsoftが提供しているAzureは、確かな信頼感と豊富なリソースを最大限に活かすことができるクラウドサービスです。

2010年にサービスを開始したため、サービスの歴史は浅いものの、Microsoftが提供しているサービスとの親和性が高いこともあり、導入企業が増えている状況です。

クラウドエンジニアに求められること

紹介した3点のクラウドサービスを利用する企業は増えており、これらの3大クラウドサービスについての理解があるエンジニアは重宝されます

特にシェア率の高いAWSの実務経験や知識のある エンジニアは求める企業も多いため、「AWSエンジニア」という呼ばれ方をするほどです。

クラウドエンジニアに必要な資格とは

3大クラウドサービスについて、それぞれの資格があります。

「Google Cloud認定資格」「AWS認定」「Microsoft Azure認証試験」です。

クラウドエンジニアはこれらを習得しておくと良いでしょう。それぞれを詳しく紹介していきます。(2022年1月時点)

Google Cloud認定資格

Google Cloud認定資格は、Googleが提供するGoogle Cloudに関する知識やスキルを証明することのできる資格です。

Google Cloud認定資格を取得しておけば 、自分の知識やスキルを蓄えられるだけではなく実践的にビジネスに変革をもたらす能力を身に付けることがでるでしょう。

Associate Cloud Engineer

Associate Cloud EngineerはGoogle Cloud認定資格の中でも最も基本的な内容です。

基本的にはクラウドソリューション環境の設定、クラウドソリューションの計画と構成、アクセスとセキュリティの構成などの能力が求められます。

Associate Cloud EngineerはGoogle Cloud認定資格の入門的な資格ということを覚えておきましょう。

Professional Cloud Architect

Professional Cloud Architectは先ほど紹介したAssociate Cloud Engineerよりも専門的な内容です。

特に組織活用に必要なクラウドやGoogle Cloud に関する知識が問われ、ビジネスとしてGoogle Cloudを用いた適切な設計・開発・管理などができるという証明になります。

Professional Cloud Architectは主に「クラウドソリューションアーキテクチャの設計と計画」「クラウドソリューションインフラストラクチャの管理とプロビジョニング」などの能力が評価されます

Professional Cloud Developer

Professional Cloud Developerは、可用性の高いアプリケーション構築や設計に関する専門的知識やスキルを証明する資格です。

汎用プログラミング言語に精通しているため、プログラミング言語の獲得も必須です。

Professional Cloud Developerは主に「アプリケーションのビルドとテスト」「アプリケーションのデプロイ」などの能力が評価されます。

Professional Data Engineer

Professional Data Engineerはデータ収集や変換、公開するというデータに基づく意思決定ができるスキルを証明する資格です。

Professional Data Engineerはデータ処理システムの設計や機械学習モデルの運用化などの能力が評価されます。

※参考:Google Google Cloud 認定資格

AWS認定

AWS認定とは、Amazon Web Servicesに関する技術的な専門知識を証明する資格です。

この資格を取得すると、クライアントのニーズに合った環境構築ができるようになります。

AWS認定は大きく三つのレベルに分けられた「基礎コース」「アソシエイト」「プロフェッショナル」があります。

自分のレベルに合ったものを受けると良いでしょう。

AWS Certified Cloud Practitioner

AWS Certified Cloud Practitionerは、AWS認定の基礎スキルを認定する資格です。

基本的なスキルや全体の構造を理解することでどのような効果があるのかをしっかり説明できるレベルまでスキルを身に付けることができ、その証明にもなります。

AWS Certified Cloud Practitionerは「AWSクラウドの価値提案レベル」「AWSの定義」「AWSプラットフォームの主なサービス」「セキュリティ」「料金モデル」などの基本的な知識が必要です。

AWS Certified Solutions Architect – Associate

AWS Certified Solutions Architect – Associate は、1年以上の実務経験者を対象としており、「AWSの細かなテクノロジーを使用して効果的に証明するスキル」「実装ガイダンスを提供できるスキル」などのスキルを証明することができます。

AWS Certified SysOps Administrator - Associate

AWS Certified SysOps Administrator - Associateは、最低1年のAWS技術の実践経験者を対象としており、AWS上に構築されたアプリケーションを管理する知識を証明する資格です。

AWS Certified Developer - Associate

AWS Certified Developer - Associateは、AWS上のアプリケーション開発や保守における1年以上の実務経験者を対象としており、AWSベースのアプリケーション開発や高度なスキルと専門知識を証明することができます。

AWS Certified Solutions Architect - Professional

AWS Certified Solutions Architect - Professionalは、 AWSでのクラウドアーキテクチャの設計、デプロイにおいて2年以上の実践的な経験者を対象としており、AWSのアプリケーションやプロジェクトのアーキテクャ設計、デプロイ、評価するスキルを証明することができます。

AWS Certified DevOps Engineer - Professional

AWS Certified DevOps Engineer - Professionalは、 AWS環境のプロビジョニングや運用、管理において2年以上の経験者を対象としており、AWS上のアプリケーションのテストなどを自動化するスキルを証明することができます。

※参考:Amazon Web Services, Inc. AWS認定

Microsoft Azure認定試験

Microsoft Azure認定試験はMicrosoftが認定する資格です。

Microsoft Azure認定試資格は特に種類が豊富で、「Microsoft 認定: Azure Developer Associate (レガシ)」などの認定資格が用意されています。

5つの分野

Microsoft Azure認証試験は基礎、管理者、開発者、DevOpsエンジニア、アーキテクトの5つの分野があり、それぞれの幅広い知識が必要になります。

4つのカテゴリ

Microsoft Azure認証試験は5つの分野とは別に、Fundamentals、Associate、Speciality、Expertの4つのカテゴリが存在し、Microsoft Azure認証試験ではこの「4つのカテゴリ」と「5つの分野」2つの試験に合格する必要があります

試験は初級レベルから上級レベルまで幅広い範囲で問題が出題されるため、しっかりと事前に勉強しておくことが大切です。

クラウドエンジニア

難易度別のクラウドエンジニアにおすすめの資格

続いて、難易度別でおすすめの資格を紹介していきましょう。

中級者向けの資格

中級者向けの専門性が高い資格は、先述 したような、各クラウドサービスの公認の資格でしょう 。

中でもシェア率が高いのはAWSであるため、AWSの資格があれば幅広く活用することができます。

AWSの資格であれば、AWS Certified Solutions Architect – Associateがおすすめです。

また、Azureも急激にシェアを増やしているため、今後さらに需要が高まるでしょう。

Microsoft Azure認定試験は種類が多いため、自分のスキルや知識に合わせて受験することができます。

上級者向けの資格

上級者は、クラウドサービスの資格であれば、プロフェッショナルやエキスパートレベルの資格を取得しておくのが良いでしょう。

また、クラウドサービスのみにとどまらず、専門性の高い資格や幅広く使える資格に目を向けるのがおすすめです。

Linux技術者認定LPICLinuC レベル3

Linux技術者認定LPICLinuC レベル3は、より専門性の高い上級者向けの資格で、Linuxをベースとした技術力や知識を証明することができます。

Linux技術者認定にはレベル1、レベル2、レベル3 があります。

レベル1は、 Linuxサーバの構築から管理までが できることなどを証明でき、基礎的なレベルとなっています。

レベル2は、 ネットワーク構築の設計から保守までトラブルを解決できることが証明でき、レベル1と同様に レベル2も基礎的なレベルです。

レベル3は、 大規模のシステムを構築することやコンサルティングなど実践的 なスキルを証明することができ、上級者向けのレベルとなっています。

基本的にLinux技術者認定はレベル2だけでも十分ですが、より専門的分野を高めたいと考える人であればレベル3の取得に挑戦してみると良いでしょう。

※参考:特定非営利活動法人エルピーアイジャパンLinux技術者認定LPICLiniuCレベル3

情報処理安全確保支援士

情報処理安全確保支援士は、情報セキュリティにおける知識や経験があることを認定する国家資格です。

情報処理安全確保支援士の資格を取得しておくことでクラウドサービスの設計から開発、セキュリティに関する知識があるということの証明にもなります。

さらに、高度な情報技術者として認められており、情報セキュリティ分野が豊富であることのアピールにもなるためフリーランスでの案件獲得や、正社員での就職、 転職時にも大きなメリットになり得ます。

※参考:独立行政法人情報処理推進機構 情報処理安全確保支援士

まとめ

今回は、クラウドエンジニアとして働くための資格を難易度別に紹介してきました。

冒頭でも説明した通り、クラウドエンジニアになるための必須資格はありません。

しかし、資格はクラウドエンジニアの案件を獲得する後押しになるので、ぜひ取得してみましょう。

また、クラウドエンジニアが活躍できるクラウドサービスは常に拡大しているため、エンジニアの需要はこれからも高まっていくことが期待できます。

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当サービスは案件を効率的に獲得できるように万全のサポートを行います。

保有する案件も、クラウド環境をゼロから構築する案件や、複数のクラウドサービスを扱うことができる案件、クラウド環境の安定運用に向けた環境整備を行うなど幅広い案件を保有しています。

そのため、自身の希望するキャリアを歩むことのできる案件を獲得できる可能性を高めることができます。

月額報酬が80万以上の高単価案件や3カ月以上など長期的に契約しやすい案件が揃っているため、フリーランスを目指している方はぜひ登録してみてください。

記事監修

荒井 雅人
パーソルキャリア株式会社 HiPro Techサービス責任者
荒井 雅人

株式会社インテリジェンス(現:パーソルキャリア株式会社)入社後、 人材紹介事業部にてキャリアアドバイザーおよびリクルーティングアドバイザーを歴任。

その後、経営顧問人材による経営支援サービスのi-common(現:HiPro Biz)立ち上げを行い、2020年よりIT・テクノロジー領域特化型エージェントサービスのi-common tech(現:HiPro Tech)サービス責任者に着任。

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