2024.04.10更新

Pythonエンジニアとは?仕事内容やロードマップなどを紹介

プログラミング言語の一つであるPythonはとても注目されています。

AIや機械学習などにも使用されているため、注目されている言語であり、Pythonを扱えるエンジニアは需要の高い存在です。

将来性があり、多くの求人が出されています。

そんなPythonについて、どのようなプロジェクトにおいて使われているのか、認定試験を独学で勉強できるのかについて解説していきます。

Pythonエンジニアになるためのロードマップを知りたい方はぜひ参考にしてみてください 。

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Pythonエンジニアとは?

Pythonエンジニアの基本的な点について解説していきます。

Pythonを扱うITエンジニア

PythonエンジニアとはPythonを扱うITエンジニアのことです。

ITエンジニアは、さまざまなプログラミング言語を用いてWebアプリの開発からデータ解析業務までさまざまな仕事を行います。

そんなITエンジニアの中でも、Pythonを専門的に取り扱っているのがPythonエンジニアです。

Pythonとはどのような言語?

Pythonは、読みやすく書きやすい言語になることを意識して生まれました

そのため、初心者にも学びやすいとされています。

アプリケーションの作成からデータ分析、機械学習までさまざまな分野で使われている言語です。

世界中で活用されており、注目度が高く、将来性もあると評価されています。

Pythonエンジニア

Pythonエンジニアの仕事内容

Pythonエンジニアの仕事内容についてそれぞれ紹介していきます。

Webアプリ開発

PythonはWebアプリの開発で活用されるケースが多いです。

たとえば、YouTubeやDropbox、Instagramなどは、Pythonによって作成されました。

実際にPythonでWebアプリを開発する際には、Webデザインやデータベース、インフラ周りなどの技術も活用します。

AI開発

Pythonは人工知能開発を得意としているため、AI開発に採用されるケースも多いです。

現在、AIの技術はパソコンやスマートフォンからスマート家電、自動車開発などにも 採用されています。

様々な製品に導入されているAIの開発に、Pythonエンジニアは深く関わっているのです。

データ収集や分析

Pythonエンジニアはデータの収集やデータ分析の仕事をするケースがよくあります

Web上で情報収集するためのツールの開発にも、 携わっていることが多いのです。

企業がマーケティングのためにWebで情報を集める機会は多く、情報収集を効率よく行うための ツールの開発をPythonエンジニアが担当するのです。

さらに、現在、ビッグデータの活用が注目されてきており、多くの企業が膨大のデータを収集・蓄積しているため、これらのデータの分析をする仕事は需要が高いとされています 。

Pythonを活用してデータ収集やデータマイニング、解決策の提示などを行います。

ゲーム開発

有名なゲームの中にはPythonで開発されたものが多数含まれています。

このため、Pythonエンジニアはゲーム開発の分野においても活躍しているのです。

開発を行う 際には、PythonだけではなくAWSなどクラウドサービスからUnityなどゲームエンジンの知識やスキルも求められます。

ブロックチェーン開発

Pythonエンジニアは、 ブロックチェーン開発にも関わっています。

仮想通貨が流行したことにより、ブロックチェーンの技術は注目されました。

ブロックチェーンの開発にはPythonが使われるケースが多いため、Pythonエンジニアが活躍しています。

機械学習・AIと一緒に使用される

Pythonエンジニアは、AIエンジニアとして活躍するケースが多いです。

これはPythonが機械学習・AIと一緒に使用されるケースがよくあるからです。

Pythonには豊富なライブラリが用意されており、その中には機械学習のモデルとして利用可能なものも多数含まれています。

s機械学習やAIの開発においてPythonは便利なのです。

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未経験からPythonエンジニアになるためのロードマップ

未経験からPythonエンジニアになるためのロードマップを、紹介していきます。

バックエンド言語の学習

未経験からいきなりPythonエンジニアになるのは困難だとされています。

そこで、まずはバックエンド言語の学習から始めるのが、一般的です。

バックエンドとはユーザーが直接認識しない部分のことであり、システムやデータベースなどのことを指します。

これらの開発に使われているのがバックエンド言語です。

そんなバックエンド言語についてそれぞれ説明していきます。

Ruby

Rubyは学習しやすい言語とされています。

便利なライブラリがたくさんあり、プログラミングがしやすいことが特徴です。

案件も豊富にあるとされ、 さまざまな現場で使われています。

日本人によって開発された言語なため、日本語の情報が 豊富に存在していて、 学習しやすい環境が整っているのです。

PHP

PHPはWebシステムの開発のために生まれたプログラミング言語です。

したがって、あらゆるWebシステムの開発において利用することができます

さまざまなフレームワークが用意されており、既存の雛形を活用することでプログラミングをスムーズに進められるのがメリットです。

Java

Javaはバックエンドエンジニアにとって欠かせない言語です。

世界中で利用されており、需要が高いことが特徴となっています。

OSに依存せずに利用することができ、どのような環境でも使用することが できます。

このため、Webアプリから業務システムの開発、スマートフォンアプリの開発まで幅広く利用されているのです。

バックエンド言語として昔からよく利用されてきた言語であり、案件の数は今でも充実しています。

バックエンドエンジニアとして仕事をする

バックエンド言語の学習を終えたら、実際にバックエンドエンジニアとして仕事を始めましょう。

バックエンド言語の学習をしていれば「未経験可」の求人や案件で働ける可能性は高いです。

「未経験可」の案件は、実務経験を重視していない場合が多いため、未経験でも一定の知識があれば、基準を満たしていると判断される ことが多いからです。

案件を獲得できたら、実際に現場を経験してスキルを磨いていきましょう。

ポートフォリオを作成する

仕事を探す際には、 ポートフォリオを作成することが大切です。

これまでに学習してきたバックエンド言語や、 バックエンドエンジニアとしての仕事経験などをまとめます。

ポートフォリオの内容を充実させることで、 Pythonエンジニアとして活用されやすくなるのです。

機械学習、データ分析の学習を深める

実際にバックエンド言語を学習して、エンジニアとして仕事を始めたならば、それと平行してPythonの学習を始めましょう。

その際には、機械学習やデータ分析の学習を進めることをおすすめします。

これらはPythonエンジニアの案件で需要の高いものであり、多くの現場で求められているからです。

Python認定資格を取得する

Pythonを自分で学習しているだけでは、その能力を証明することは難しいです。

そこで、客観的にスキルや知識を証明するためにPython認定資格を取得することができます

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Python3エンジニア認定試験とは

Pythonの認定資格である、 Python3エンジニア認定試験について紹介していきます。

Python3エンジニア認定基礎試験

一般社団法人Pythonエンジニア育成推進協会が開催している、Python3エンジニア認定基礎試験は基礎的な内容が出題されるのが特徴です。

Pythonの資格が欲しい方が、 まず目指すべき試験と言えます。

問題数は全部で40問、選択式による出題です。

コンピューター上で回答していき、試験時間は60分です。

7割正解すれば合格できます。

受験料は、 一般価格が11,000円です。

出題範囲はオライリー・ジャパンが出版している「Pythonチュートリアル 」からです。

認定市販教材であり、この中の基礎文法部分より出題されます。

さらに、教材以外の部分から、一般的な知識内容を問う問題も合わせて出題されます。

このため、試験勉強は「Pythonチュートリアル 」を中心に行うと良いでしょう。

これまでに別のプログラミング言語の経験がある場合は、それほど難しい試験ではありません。

参考:株式会社 オデッセイ コミュニケーションズPythonエンジニア認定試験(2021年12月時点情報)

Python3エンジニア認定データ分析試験

Python3エンジニア認定データ分析試験は2020年6月より受付を開始した新しい認定試験です。

このため、合格率などの詳しいデータはまだ分かりません。

データ分析について基礎的な文法から方法などの知識を身に付けることができます。

データ解析ライブラリであるPandasからも出題されるのが特徴です。

すでにPythonエンジニアとして活躍している人にも有用な試験と言えます。

問題数は40問で選択式です。

コンピューター上で実施され試験時間は60分となっており、7割正解すれば合格です。

参考:株式会社 オデッセイ コミュニケーションズPythonエンジニア認定試験(2021年12月時点情報)

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まとめ

Pythonエンジニアを目指す場合はPython単独を学習するのではなく、バックエンド学習から始めて機械学習・AIの学習も並行して行うと良いでしょう。

Pythonエンジニアは、 バックエンドエンジニアとしての経験やスキルが求められるためです。

今回紹介したロードマップに沿って学習を進めていくことで、将来的にはPythonエンジニアになる道が開けていくでしょう。

単に学習をするだけではなく、自分のスキルを証明するために認定試験を受験するのもおすすめです。

Pythonエンジニアとしてのスキルを十分に身に付けることができれば、 フリーランスとして働くことも可能です。

もしフリーランスのPythonエンジニアとしての案件を探しているのであれば、「HiPro Tech」をおすすめします。

Pythonを使用してのWebアプリ開発の案件や、AI開発、機会学習に携わることができる案件など、Pythonに関する案件を多数扱っています。
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ぜひとも活用してみましょう。

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記事監修

2006年に株式会社インテリジェンス(パーソルキャリア株式会社)へに入社。 アルバイト領域の法人営業や新規求人広告サービスの立ち上げ、転職サービス「doda」の求人広告営業のゼネラルマネジャーを歴任。 2021年11月からIT・テクノロジー領域特化型エージェントサービス「HiPro Tech」に携わり、現在サービス責任者を務める。 「一人ひとりが求めるはたらき方や案件との出会いを増やし、キャリアをデザインできるインフラを提供する」ことを自らのミッションとして掲げ、サービス運営を行う。

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