Go言語エンジニアの年収相場は?高単価案件例や年収の上げ方も紹介
「Go言語エンジニアの年収相場はどれくらい?」
「Go言語エンジニアが年収を上げるためには?」
と気になる人は多いでのではないでしょうか。
IT人材不足が叫ばれる現在、Go言語エンジニアへのニーズは依然として高まっています。
そのため、Go言語エンジニアとしての価値を高めることで、年収の増加が期待できるでしょう。
今回の記事では、Go言語エンジニアの年収相場や年収を上げるための方法、Go言語エンジニア向けの高単価案件例、フリーランスエージェントをおすすめする理由を解説します。
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Go言語エンジニアの年収相場は?
Go言語エンジニアの年収はどれくらいなのでしょうか?
転職サービス「doda」の調査によると、技術系(IT/通信)の平均年収は「452万円」です。
プロジェクトマネジャーの平均年収は「691万円」、プリセールスの平均年収は「609万円」といったように、技術系の中でも職種によって平均年収は大きく変わってきます。
Go言語エンジニアの平均年収も、携わる領域によって平均年収が異なるため、以下で詳しく確認していきましょう。
Go言語を使いどの領域に携わるかで平均年収が異なる
Go言語エンジニアの中でも、どういった分野のシステムを扱うか、どのようなスキルを持ち合わせているかによって、平均年収が変わってきます。
以下の表で、分野ごとの平均年収をまとめました。
職種 | 平均年収 |
---|---|
スマートフォン(スマホ)アプリ/ネイティブアプリ系エンジニア | 461万円 |
システム開発/運用 | 472万円 |
サーバーエンジニア | 454万円 |
ネットワークエンジニア | 446万円 |
Webサービスエンジニア | 424万円 |
※引用:転職サービス「doda」 「年収の高い職業は?平均年収ランキング(職種・職業別の平均年収/生涯賃金)【最新版】」(2024年4月時点情報)
上記の表からは、「スマートフォン(スマホ)アプリ/ネイティブアプリ系エンジニア」や「システム開発/運用」の平均年収が高い傾向にあることがわかります。
Go言語エンジニアの平均年収は高い
Go言語エンジニアの平均年収は、全国のビジネスパーソンの平均年収よりも比較的高いです。
転職サービス「doda」によると、2023年における全国のビジネスパーソン平均年収は「414万円」であることがわかりました。
スマートフォン(スマホ)アプリ/ネイティブアプリ系エンジニアの平均年収は「461万円」であるため、Go言語エンジニアになることで、ビジネスパーソン全体の平均よりも高い収入を得られる可能性があります。
※参考:日本のビジネスパーソンの平均年収は?平均年収ランキング(平均年収/生涯賃金)【最新版】 |転職ならdoda(デューダ)
フリーランスのGo言語エンジニアの単価相場
それでは、フリーランスのGo言語エンジニアの場合、どれくらいの単価で案件を受けられるのでしょうか。
Go言語の平均月額単価は「959,859円」となっており、全体(プログラミング言語別)の2位にランクインすることがわかっています。
プログラミング言語別に平均月額単価を確認していきましょう。
プログラミング言語 | 平均月額単価 |
---|---|
Typescript | 995,475円 |
Go言語 | 959,859円 |
Kotlin | 959,811円 |
Ruby | 959,241円 |
Swift 9 | 49,211円 |
※引用:IT・テクノロジー領域特化型エージェントサービス「HiPro Tech」ITフリーランスエンジニアの平均月額単価ランキング!単価が高い職種、業種、言語は?
このように、Go言語スキルをもつフリーランスエンジニアは高い収入を期待できます。 ITフリーランスエンジニアの平均月額単価に関しての記事は、以下を参考にしてください。
関連記事:IT・テクノロジー領域特化型エージェントサービス「HiPro Tech」ITフリーランスエンジニアの平均月額単価ランキング!単価が高い職種、業種、言語は?
関連記事:Go言語エンジニアの将来性や今後の需要は?人気が低下しているのは本当?
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Go言語エンジニアが年収を上げるための方法5選
先述の内容から、Go言語エンジニアは全国平均よりも高い収入を期待できることがわかりました。
それでは、Go言語エンジニアがさらなる年収の増加を目指すにはどうすれば良いのでしょうか?
AWSなどインフラ領域でも実務経験を積む
AWSなどのインフラ領域を担当することで、年収の増加を期待できる可能性があります。
AWS(アマゾン ウェブ サービス) とは、Amazon社が提供するクラウドサービスプラットフォームです。
インフラなどの開発において、AWSなどのクラウドサービスを利用する機会が多く、使用経験がある人は活躍の幅が広がるでしょう。
資格なども活用して、専門的な知識を身に付けましょう。
PHPなど他の言語も習得する
年収の増加を実現するためには、PHPなど他の言語も習得すると良いかもしれません。
他の言語を習得することで、対応できる領域の幅が広がり、エンジニアとしての価値を高められるためです。
例えば、Go言語を用いた新システムのリプレイス案件では、元のシステムの言語を理解している方がスムーズに開発を進められます。
PHPやRuby、Java、Python、JavaScriptなど、さまざまなプログラミング言語があるため、ニーズや動向に合ったプログラミング言語を習得することが重要です。
Go言語に関連する資格を取得する
Go言語に関連する資格を取得することで、自身のスキルや知識を客観的な視点から証明できます。
実際に、資格を取得することで、資格手当を受け取ったり、転職を有利に進めたりできるため、さまざまなメリットを得られるでしょう。
Go言語エンジニアに関連した資格として、「応用情報技術者試験」や「ITストラテジスト試験」などの資格が挙げられます。
詳細は以下の記事で解説しているので、参考にしてください。
関連記事:Goエンジニアの仕事内容は?将来性や身に付けるべきスキルについて解説!
マネジメント経験を積む
Go言語エンジニアが年収の増加を実現する方法として、マネジメント経験を積む方法が考えられるでしょう。
高単価の案件においては、マネジメント経験を求められるケースが多いためです。
例えば、スケジュールやメンバーのタスク、コストなど、プロジェクトをマネジメントするスキルがあれば、高単価の案件を獲得しやすくなるでしょう。
要件定義や顧客との折衝をできるようになる
要件定義や顧客との折衝をできるようにすることで、高い収入を得られる可能性があります。
言い換えれば、プロジェクトの上流工程に関われるスキルを身に付けることで、収入の増加を期待できるでしょう。
基本的にシステム開発においては上流工程の方が下流工程よりも高い収入を期待できます。
上流工程で行われる要件定義はプロジェクトの基幹部分であり、重要な役割を担うためです。
そのため、顧客のニーズを理解し、提案する力を身に付けることで、年収の増加を期待できるでしょう。
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フリーランスのGo言語エンジニア向けの高単価案件例を紹介
それでは、フリーランスのGo言語エンジニアはどのような案件を受けているのでしょうか?
以下で、Go言語エンジニア向けの高単価案件例を紹介します。
不動産業界向け営業支援SaaSの開発支援
まず紹介する案件例が「不動産業界向け営業支援SaaSの開発支援」の案件です。
リードエンジニアとして、APIの設計〜実装、既存コードのソース改善、新機能の開発などの業務をチームメンバーと連携しながら行います。
必須のスキルとしては、バックエンドの場合はGo言語が求められ、フロントエンドの場合はTypeScriptとReactが望ましいとされています。
活動日数は「週4日〜5日」で、フルリモートが可能です。
※参考:IT・テクノロジー領域特化型エージェントサービス「HiPro Tech」 【フルスタック/Go・React】不動産業界向け営業支援SaaSの開発支援(フルリモート)(2024年4月時点情報)
デジタルツインプラットフォーム開発業務
続いて紹介する事例は、「国産ドローン開発会社でのデジタルツインプラットフォーム開発」の案件です。
業務内容は主に自律飛行ドローンを操作するアプリの要件定義・仕様書作成・外注管対応になります。
必須スキルはAWSもしくはAzureを用いたインフラ基盤の構築やリードエンジニアとしてのバックエンド開発経験で、QA/テスト設計、開発、運用の知識および経験が歓迎スキルとされています。
活動日数は「週5日」で、常駐+リモートでの対応となります。
※参考:IT・テクノロジー領域特化型エージェントサービス「HiPro Tech」【バックエンドエンジニア】国産ドローン開発会社でのデジタルツインプラットフォーム開発業務(2024年4月時点情報)
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高単価案件を獲得するにはフリーランスエージェントがおすすめ
フリーランスのGo言語エンジニアを目指している人は、フリーランスエージェントを利用すると良いでしょう。
フリーランスエージェントとは、案件獲得に向けて営業代行をしたり、事務作業のサポートをしてくれたりするサービスです。
自分のスキルや実績に基づいた案件を紹介してくれるため、効率的に案件を探せます。
関連記事:フリーランスのGo言語エンジニアとして活躍するには?未経験も可能?
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今回の記事では、Go言語エンジニアの年収相場や年収を上げるための方法、Go言語エンジニア向けの高単価案件例、フリーランスエージェントをおすすめする理由を解説しました。
フリーランスのGo言語エンジニアには高単価の案件が多く、年収の増加を目指せる可能性があります。
Go言語エンジニアとしてのスキルを磨いて、市場価値を高めましょう。
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記事監修
2006年に株式会社インテリジェンス(パーソルキャリア株式会社)へに入社。 アルバイト領域の法人営業や新規求人広告サービスの立ち上げ、転職サービス「doda」の求人広告営業のゼネラルマネジャーを歴任。 2021年11月からIT・テクノロジー領域特化型エージェントサービス「HiPro Tech」に携わり、現在サービス責任者を務める。 「一人ひとりが求めるはたらき方や案件との出会いを増やし、キャリアをデザインできるインフラを提供する」ことを自らのミッションとして掲げ、サービス運営を行う。