スマートフォンアプリ開発に必要なスキルは?開発に便利なツールも紹介
いざスマートフォン(スマホ)のアプリ開発をしようと思っても、リリースするまでには、どんなスキルが必要なのかわからないと思っている人は多いのではないでしょうか?
この記事では、開発できるスマートフォン(スマホ)のアプリの種類、スマートフォン(スマホ)のアプリの開発で活躍するために必要なスキル、スマートフォン(スマホ)のアプリを開発できるツール3選について紹介します。
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開発できるスマートフォン(スマホ)のアプリの種類は?
開発できるスマートフォン(スマホ)のアプリにはAndroidアプリとiOSアプリの2種類があります。
ここから詳しく見ていきましょう。
Androidアプリ
Androidアプリは「Google Play」で提供されており、ビジネス・エンターテイメント・ゲームのように種類は多岐に渡り、開発環境は「IDE(統合開発環境)」です。
ただし、ノーコードツールを使うと、プログラミングの知識がなくてもAndroidアプリを開発できます。
開発が完了したら「Google Developers」のアカウントを登録しましょう。
「Google Play」でAndroidアプリのリリースが可能で、登録料は25ドルです。
※参考:Google llc Play Console の使用方法ぺージ 2022年10月時点情報
iOSアプリ
iOSアプリはiPhone向けのアプリであり「App Store」で提供され、Androidアプリ同様、ビジネス・エンターテイメント・ゲームまで、さまざまなジャンルがあります。
基本的に開発環境は 「XCode」を使用し、開発言語はApple社が2017年にリリースしたSwiftを使用することが一般的です。
SwiftはJavaやC++に比べて学びやすいといった特徴があります。
iOSアプリは開発が完了したらAppleに申請をします。
Appleの審査は厳格なため、リリースの難易度はAndroidアプリより高く、年間登録料約99ドルが必要です。
※参考:Apple Developerページ 2022年10月時点情報
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スマートフォン(スマホ)のアプリ開発で活躍するために必要なスキル
スマートフォン(スマホ)のアプリ開発で活躍するために必要なスキルは、プログラミングのスキル・UI/UXのスキル・マーケティングなどです。
ここから詳しく見ていきます。
プログラミングのスキル
スマートフォン(スマホ)のアプリ開発に必要なプログラミングのスキルは多々ありますが、AndroidアプリとiOSアプリで必要な言語が異なります。
それぞれ具体的に見ていきましょう。
Androidアプリの場合
Androidアプリ開発で必要なプログラミングスキルは、Javaや最近出てきたプログラミング言語Kotlinといったものがあります。
Javaは世界中で使われているプログラミング言語で、習得するとAndroidアプリの開発だけではなく、業務システムの開発もできます。
Kotlinはオブジェクト指向のプログラミング言語であり、Javaと互換性があり、JavaからKotlinへの移行も可能です。
新しい言語のため、Kotlinを使ってプログラミングできる人はまだ少なく、希少性が高いです。
KotlinはJavaよりも、コードがシンプルで安全な設計が可能で開発速度も速いといった特徴を持っています。
Androidエンジニアについて詳しく「Androidエンジニアとは?主な仕事内容や将来性を詳しく解説!」をご覧ください。
iOSアプリの場合
iOSアプリ開発で必要なプログラミングスキルは、Apple社が開発したプログラミング言語Swiftです。
iOSアプリに強いだけではなく、Webアプリやサービスの開発も可能です。
Swiftが出てくる以前はObjective-Cが使われていました。
Swiftは、表記がわかりづらいObjective-Cと異なり、ソースがシンプルでObjective-Cの欠点を補えるプログラミング言語です。
Swiftには以下のメリットがあります。
- 文末のセミコロンが不要で初心者でも学びやすい
- 実行がObjective-Cの2.6倍速い
- リスクが高いコードは排除する
- Playground機能によりプログラミングの最中でも動作確認できる
iOSエンジニアについて詳しく知りたい方は「iOSエンジニアとは?仕事内容や気になる報酬を紹介!」をご覧ください。
UI/UXのスキル
スマートフォン(スマホ)のアプリ開発をする場合、UI/UX(ユーザー・インターフェース/ユーザー・エクスペリエンス)のスキルも必要です。
UIとは、ユーザーがWebサイトの画面を見る時の画面デザインを指します。
スマートフォン(スマホ)のアプリでは、見やすい・操作がわかりやすいなど、ユーザーが欲しい情報をすぐに見つけられるようなデザインが重要です。
UXとは、ユーザーが実際にアプリを体験してみた時の印象を指します。
アプリが使用しやすいと感じれば、ユーザーの満足にもつながるのです。
スマートフォン(スマホ)のアプリをデザインする時は、画面サイズに合わせシンプルなデザインにし、「タップ」「スワイプ」「ピンチ」「フリック」などの操作性を重視すると良いと言われています。
マーケティングのスキル
もし仮に、自分で開発したアプリを世間にリリースして、サービス提供したいのであれば、マーケティングのスキルがあると良いでしょう。
ユーザーにダウンロードしたいと思われるようなアプリを開発するには、利用ターゲットのペルソナ設定をして、ターゲットの心情を理解し、ニーズに合うようなスマートフォン(スマホ)のアプリを開発する必要があります。
アプリはダウンロードされないと利益を生めません。
そのため、ユーザーにダウンロードしてもらえる方法を考える必要があります。
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スマートフォン(スマホ)のアプリを開発できるツール
スマートフォン(スマホ)のアプリを開発できるツールには「Yappli(ヤプリ)」「monaca」などがあります。
ここから具体的に見ていきましょう。
(2022年10月時点情報)
Yappli
「Yappli」はアプリ開発・運用・分析できるアプリプラットフォーム、ノーコードでiOSとAndroidのアプリを高速で開発できます。
直感的な操作で簡単に更新でき、作業を確認できるプレビュー・タイマー・バックアップ機能が充実しており、機能・デザイン変更・ストア管理申請管理が容易です。
ユーザー行動やアクションに基づいたデータ分析もできます。
※参考:株式会社ヤプリ
Monaca
「Monaca」はアプリ開発のプラットフォームで、開発環境の構築が不要です。
「Monaca」の特徴は、JavaScriptとHTML5といった技術を用いてiOS・Android向けのスマートフォン(スマホ)のアプリを開発できることです。
さまざまなクラウドサービスと連携でき、アジャイルとDevOpsを推進します。
iOS・Androidを開発できるため開発工数の大幅な削減が可能です。
独自のデバッガーを使用し実機で動作確認できるため、開発効率も上がります。
※参考:アシアル株式会社
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スマートフォン(スマホ)のアプリを開発する場合、AndroidアプリとiOSアプリの2種類があります。
スマートフォン(スマホ)のアプリ開発で活躍するために必要なスキルは、プログラミングスキル・UI/UXのスキル・マーケティングのスキルなどです。
AndroidアプリとiOSアプリを別々に開発すると工数がかかりますが、専用のプラットフォームを使うことにより、場合によっては、一つのコードで両方のアプリ開発ができます。
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記事監修
2006年に株式会社インテリジェンス(パーソルキャリア株式会社)へに入社。 アルバイト領域の法人営業や新規求人広告サービスの立ち上げ、転職サービス「doda」の求人広告営業のゼネラルマネジャーを歴任。 2021年11月からIT・テクノロジー領域特化型エージェントサービス「HiPro Tech」に携わり、現在サービス責任者を務める。 「一人ひとりが求めるはたらき方や案件との出会いを増やし、キャリアをデザインできるインフラを提供する」ことを自らのミッションとして掲げ、サービス運営を行う。