2023.08.01更新

【エンジニアが実務経験を積むには?】フリーランスエンジニアなるために必要な実務経験も紹介

「エンジニアとして実務経験を積みたいけれど、どうしたら良いかわからない」「1年未満の経験でエンジニアとして転職できるのか」「フリーランスになるにはどの程度経験が必要か」などの悩みを持つ人も多いのではないでしょうか。

ここでは、エンジニアとしての実務経験を積みたい人に向けて、その方法と経験を積んだ後のキャリアプランを紹介します。

エンジニアとしてのキャリアパスに悩んでいる人は、ぜひ参考にしてください。

(記載内容は、2021年3月時点の情報です。)

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エンジニアの実務経験を積む方法

未経験もしくは経験の浅いエンジニアが実務経験を積む方法はさまざまです。

ここでは一例を紹介します。

自分でサービスを開発する(個人開発)

実務経験を積むためには、就職することがひとつの道として考えられます。

エンジニアとして就職するためには、エンジニアリングスキルを習得し個人で開発を行ってみましょう。

そして、その開発実績をポートフォリオとしてまとめてみてください。

サービスを開発すること自体がスキルアップにつながり、ポートフォリオを作成することで企業へのアピール材料となります。

アピール材料ができると就職活動で有利になる

ポートフォリオは自分の力量を企業に知ってもらうための材料となり、スキルをアピールできるため、就職で有利に働きやすくなります。

どの程度の技術力があるのか、コーディングの可読性、メンテナンスのしやすさなど、企業はスキルを判断する上での材料にします。

勉強が必要になる

ポートフォリオを作る上では、エンジニアリングスキルが必須になるため未経験者であれば、スキル習得に向けた勉強も必要になります。

最近では書籍、インターネット、動画コンテンツなどさまざまな学習環境がそろっているので、独学でも学習することは可能です。

一方で、独学の場合、周りに助けてくれる人がいません。

エラーが発生した場合など、基本的にはWeb検索などを用いて自力で解決する必要があります。

お金はかかりますがプログラミングスクールに入学するというのも一つの手段です。

この様に得たスキルをポートフォリオにまとめアピールすることで、就職活動が有利に働き、実務経験の獲得にもつながります。

エンジニア補佐等のアルバイトにチャレンジする

最近では、IT人材の不足により、エンジニアリング業務を担当するアルバイト求人が増えています。

アルバイトとして採用された後、実績を上げることができれば契約社員や正社員への登用される可能性もあります。

独学でも最低限の知識が備わっていれば、採用してもらえる可能性はあるため、積極的に応募をしてみることが重要です。

企業のエンジニアと一緒に仕事をすることができる

メリットとして、先輩エンジニアたちの仕事を間近で見ることができることがあげられます。

不明点を先輩エンジニアに教えてもらい、そこから開発方法や、勉強の仕方、仕事の考え方などを学ぶようにしましょう。

簡単な内容しか関われない可能性も

デメリットとしては、簡単な業務しか任せてもらえない可能性があります。

テスターと呼ばれるテスト・評価のための要員になることや、資料作成やデータ入力などが、主な業務になることもあるかもしれません。

せっかくの実務経験を積める場です。

できるだけプログラミングができる環境を探すことが重要と言えます。

エンジニアインターン

学生ならばインターンシップに参加することがおすすめです。

特に長期インターンシップに参加できれば、擬似的に社会人エンジニアとしての体験をすることができます。

社員と同じような業務経験を積むことができる

長期インターンシップに参加していれば、スキルに応じて配慮はありますが、社会人と同等に扱われる場合があります。

エンジニアとしての経験はもちろん、社会人として必要なスキルが身に付くけることも可能です。

また、インターンシップに参加して社員と同じ業務をこなすことで、自分のエンジニアリングスキルが早い段階でわかります。

エンジニアになるために不足しているスキルが分かれば、今後の就職活動の準備に役立てることができます。

就職活動で有利になりやすい

長期インターンシップに参加した学生は、実務経験のある人材として企業から見られる可能性があります。

インターンシップで経験を積んだ分、教育にかかる費用を軽減できる可能性が高いため、就職活動では有利になることがあります。

責任が重い

インターンシップに参加するデメリットとしては、社員に近しい扱いとなり、社員と同様に業務をこなすため責任が伴ってきます。

「学生だから」「経験が少ないから」といった理由で、業務をおろそかすることはできなくなるでしょう。

エンジニア経験1年目でも転職できるのか?

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エンジニア経験1年でも転職できるのか?

実務経験1年未満でも転職は可能

実務経験1年未満でもの転職は可能です。

しかし、簡単ではないと考えておいた方が良いでしょう。

転職となると、どうしても実経験が重要になってくるためです。

そのため、興味を持てる求人には積極的に応募し、選択肢を増やしてみてください。

また、スキルをアピールするためにポートフォリオ作成すると良いでしょう。

また、副業を行い実務の経験を積むという方法もあります。

クラウドソーシングなどで、自分の携わりたい技術に関しての案件を見つけ獲得できれば、スキルアップにもつながりますし、転職の際に経歴として話すこともできます。

未経験者の初任給平均は302万円

未経験からのエンジニアへ転職することは可能です。

プログラミングに関するメディアの運営をしているグルーヴ・ギア株式会社の調べによるとエンジニア未経験から転職した場合、平均は302万円となります。

302万円というのは一例であり、スキルセットによってはこれ以上の年収を提示される可能性もあります。

また、転職直後は300万円代からのスタートでも、その後努力次第で年収がアップすることもあるでしょう。

将来的に年収を上げていくことは可能ため、未経験から転職するのであればあまり年収にとらわれずに、自分のキャリアプランを転職の軸に置いて考えることをおすすめします。

※参考:グルーヴ・ギア株式会社 forGEEK

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フリーランスエンジニアはどれくらい実務経験が必要?

次にフリーランスとして独立すること考えた場合に、どれくらいの実務経験が必要になるかを考えてみましょう。

5年程度の実務経験が必要

フリーランスになるために、必要な実務経験年数が決まっているというようなルールはもちろんありません。

極端ではありますが、未経験からいきなりフリーランスで活躍する人もいれば、実務経験1年でフリーランスになる人もいます。

ただし、これらの人で活躍できるのはほんの一握りです。

ここでは、ひとつの目安として実務経験を5年積むことをおすすめします。

まず、未経験や実務経験の浅い状態でフリーランスになっても案件を獲得することは、非常に難しいです。

企業がフリーランスのエンジニアに求めているのは、即戦力性です。

そのため、実務経験が短いと企業の求めるスキルに達しておらず、案件の獲得に苦労する可能性が高いです。

次に5年という根拠ですが、5年間企業でシステム開発に携われば、要件定義などの上流工程から運用・保守までを経験できる場合が多く、エンジニアとして必要なスキルが一通り身に付いていることが多いためです。

上流から下流までのシステム開発工程を経験しているエンジニアであれば、即戦力になりやすく、企業からも評価を得やすくなります。

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まとめ

エンジニアになる上で、実務経験はとても大切です。

未経験者の場合は、まずは勉強して、スキルを身に付け開発を行い、ポートフォリオを作成してみましょう。

そして、身に付けたスキルやポートフォリオに記載している実績をしっかりアピールし、企業に入社し実務経験を積める機会を得てください。

はじめは仕事ができなくて当たり前です。

勉強のつもりで先輩エンジニアからいろいろなことを吸収しましょう。

エンジニアには未経験でもなれますし、1年未満の経験でも転職ができる可能性はあります。

また、フリーランスになるには、できれば5年程度の実務経験を積むことをおすすめします。

十分な実務経験があればフリーランスエンジニアとしての市場価値も高くなります。

フリーランスで働くのならば、エージェントに登録するのがおすすめです。

案件獲得や面談前後のフォロー、クライアント企業との条件面や契約期間についての交渉などをサポートしてくれるためです。

HiPro Tech」も、フリーランスITエンジニア専門のエージェントです。

希望の条件やスキル、経験にマッチした案件を獲得ためにさまざまなサポートを行います。

これまで培ってきた実務経験を活かし、さらなる活躍の場を得たいとお考えであれば、ぜひ当サービスに登録してフリーランスとして活躍してみてはどうでしょうか。

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記事監修

2006年に株式会社インテリジェンス(パーソルキャリア株式会社)へに入社。 アルバイト領域の法人営業や新規求人広告サービスの立ち上げ、転職サービス「doda」の求人広告営業のゼネラルマネジャーを歴任。 2021年11月からIT・テクノロジー領域特化型エージェントサービス「HiPro Tech」に携わり、現在サービス責任者を務める。 「一人ひとりが求めるはたらき方や案件との出会いを増やし、キャリアをデザインできるインフラを提供する」ことを自らのミッションとして掲げ、サービス運営を行う。

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