2023.08.01更新

RPAエンジニアになるには?将来性や必要になるスキルや資格、仕事内容を解説

業務を効率化するための方法としてRPAの導入が盛んです。

作業を自動化してくれるものであり、繰り返し作業など比較的単純なもの自動化をするために導入されることが一般的です。

また、最近はRPA自体が進化していて、複雑なものでも自動化できるようになってきています。

このRPAを扱うエンジニアがRPAエンジニアです。RPAを活用してさまざまな業務を自動化するのが役割です。

RPAエンジニアとはどのような仕事をするのか、どのようなスキルが求められているのか、解説します。

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RPAエンジニアとは?

RPAエンジニアを簡単に説明すると、言葉の通りRPAを扱うエンジニアのことです。

RPAを開発するだけではなく、既に開発されているRPAの機能を利用して、業務を効率化することが仕事です。

基本的にRPAエンジニアは、業務を効率化するためにRPAのセッティングを行います。

そのためさまざまなRPA製品の使い方を熟知して、要望に応えられるようにしなければなりません。

また、場合によっては業務を効率良くするための設計も行います。

RPAのセッティングだけではなく、その前段階として「どのようにRPAを活用すれば業務が効率化できるか」を考えるのです。

RPAエンジニアになるのは難しい?

RPAエンジニアになるのは、そこまで難しいものではありません。

RPAに関する知識とスキルがあれば、簡単にRPAエンジニアになることができるでしょう。

ただ、RPAエンジニアになることは、あまりハードルは高くないですが、重要なのは、どのRPAを扱えるかです。

RPAにはさまざまな製品があるため、扱う製品によって案件の数などが異なってきます。

また、高機能なRPAについては、スキルを習得するのに時間がかかってしまいます。

RPAエンジニアになるハードルは低いですが、活躍できるRPAエンジニアになるためには、それなりのスキルと経験が必要です。

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RPAエンジニアの仕事内容

RPAエンジニアが実際にどのような仕事をしているのか、仕事内容を具体的にご紹介します。

導入コンサルティング

RPA導入に向けたコンサルタンティング業務を担当します。

RPAは製品によって機能が異なり、自動化の要件を踏まえて適切なRPA製品を提案します。

また、そもそもどのような業務を自動化するかの検討にも参画します。

自動化したい業務を洗い出して、それに適した製品の導入に向けてコンサルティングをします。

関連記事:ITコンサルタントになるには?必要なスキルや取得しておくべき資格を紹介

RPA設計・セッティング

具体的に導入するRPA製品が決定した後は、RPAの設計作業を行います。

業務を自動化するためには設計が必要となるため、まずは自動化したい要件を踏まえて設計書の作成を行います。

そして、設計書を踏まえてRPAのセッティングを行います。

RPAは導入するだけで動作するものではありません。

要件どおりにRPAが動作するように、RPAエンジニアが必要なセッティングを行っていきます。

RPAの維持・保守

現場でRPAが利用されるようになってからは、維持や保守の仕事を担当します。

RPAは現場で利用されてから改善の要望が出ることが多々あり、RPAエンジニアはそれに応えていきます。

なお、維持や保守についてはRPAエンジニアが対応しない場合もあります。

クライアントや現場にRPA一式を納品して、後の作業は各担当者が対応する場合があります。

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RPAエンジニアの将来性・市場予測

RPA市場が拡大している

RPA市場は、現在急速に拡大しています。

そのため、RPAエンジニアの需要も高まっています。

現在のようにRPA市場が拡大しているのにはさまざまな理由があります。

まず、RPA製品の進化によって、自動化できる業務の内容が増えているためです。

今まで以上に製品を活用しやすくなったことで、導入する企業が増えています。

また、近年は人材不足に悩む企業が増えています。

思うように人材が確保できず、業務量が増える、残業が増えるなど従業員に負荷がかかってしまうなどが発生しています。

このような状況を改善するために、RPAを利用して業務を自動化、効率化することで、働き方改革を実践する企業が増えています。

人材不足がRPA導入の理由となっている企業も少なくありません。

このような状況を踏まえると、RPA市場はこれからさらに拡大すると考えられます。

RPA製品の進化はこれからも続いていくでしょう。

そして、企業の人材不足が急激に改善することも考えにくいです。

RPAは、今のニーズを維持するか今以上のニーズが拡大してくと考えられます。

フリーランスという働き方を選ぶ人が増えている

時代の変化とともにフリーランスとして働く人が増えています。

RPAエンジニアにおいてもフリーランスで働く人が増えています。

フリーランスとしてのスキルアップが大切

フリーランスのRPAエンジニアとして活躍したいのであれば、スキルを高めなければなりません。

フリーランスは、クライアントから即戦力としての活躍が求められるため、スキルや技術力が非常に大事です。

常にスキルアップできるよう心がけましょう。

常にスキルアップをしていれば、RPAエンジニアとしてさまざまな場面で活躍できるようになります。

スキルを向上させていくことで、案件は獲得しやすくなり、案件の単価が高まることも期待できるでしょう。

RPA案件の単価は?

当社が保有している、RPAの導入を担当する案件では月額報酬が100万円という事例がありました。

ひとくちに月額100万円が相場とは言えませんが、RPAの導入は、対応できる人材が不足していることや経験が問われること、非常にハイスキルな知識ある人材を求めること等の要因により、比較的報酬は高くなりやすいと考えられます。(2021年9月時点)

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これからのRPAエンジニアに必要なスキル

これから RPA エンジニアには、どのようなスキルが必要となるのか、大きく2つ解説していきます。

RPAに関わるプログラミングスキル

RPAに関するプログラミングスキルが必要です。

最近はロープログラミングでも利用できるRPA製品がありますが、全体的に見るとプログラミングが必要とされます。

そのため、利用する製品に合致したプログラミング言語の習得が求められます。

そもそもRPAはロープログラミングでありノンプログラミングのツールではありません。

多少なりともプログラミング言語が使用できることが求められます。

RPAエンジニアとして活躍するならば、プログラミングスキルの習得は必須と言えるでしょう。

業務改善スキル

RPAエンジニアは業務改善のコンサルとして仕事を担当する場合があります。

このような状況に対応できるように、業務改善に関するスキルも求められます。

これからはスキルの高いRPAエンジニアが、さらに増えてくると考えられます。

そのような状況において他のエンジニアと差別化するために、この業務改善に関するスキルが1つの要素となります。

自分の実体験や事例などを数多くキャッチアップし、実例ベースで業務改善スキルを高めておく必要があります。

また、どのように業務を改善していくのかを提案するビジネススキルやプレゼンテーションのスキルも求められます。

RPAエンジニア 将来性

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RPAエンジニアになるには?年収や資格について

RPAエンジニアになるために特別なスキルは必要ありません。

RPAに関するスキルが一定以上あれば、それを活用してRPAエンジニアになることは可能です。

有名なRPA製品のスキルを身に付けておけば、現場で活躍しやすくなります。

ただし、RPAエンジニアになるのは比較的簡単かもしれませんが、一定以上の年収を得るためにはスキルが求められます。

RPAエンジニアの年収について

RPAに限った年収ではありませんが、転職サービス「doda」の調べによると、正社員で働くIT人材のうちIT戦略/システム企画など、DX戦略を策定し実際に実行していく人材の平均年収は575万円です。

RPAエンジニアはこのようなDXの一部に含まれますので、年収についてもこの水準に近いと考えられます。

ただし、RPAエンジニアの年収はスキルによって大きく左右されます。

経験年数が浅くスキルが未熟な場合は、RPAエンジニアといえども、年収はITエンジニアの平均よりも低くなってしまうことも考えられます。

扱う製品に関する知識や経験によっても、年収は変動するため一概に年収が高いとは言い切れません。

参考:転職サービス「doda」 「平均年収ランキング2020」

RPAに関する資格

RPAに関する資格において、国家資格は存在しません。

このため、民間のRPA製品が認定する資格の取得がおすすめです。

民間企業が認定している資格は、研修などが豊富であるため、勉強しやすいでしょう。

また、どのRPA製品の資格をとるかを決めるのは非常に重要です。

日本の中でシェア率が高い製品や、今後シェアが伸びていくである製品の資格をとることで、資格として有益なものとなりやすいです。

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DX人材として活躍していく重要性

現在はさまざまな企業でDXが注目されています。

また、多くの企業でDXが注目されていることによって、DX全体の市場も拡大しています。

RPAについても、DXの一環として非常に注目が集まっている状況で、RPAエンジニアはこれから活躍の場が広がると考えられます。

市場の拡大を踏まえてRPAエンジニアとして働くのであれば、フリーランスとして働くという選択肢もあります。

会社員から独立したいのであれば、会社員として働きながらしっかりとRPAやDX全般のスキルを習得することをおすすめします。

スキルフルなRPAエンジニアになることができれば、フリーランスとして活躍することが可能となるためです。

フリーランスとして働くのであれば、常に情報をキャッチアップしてスキルアップすることが大切です。

そのためには常に新しいプロジェクトに参画し、経験から学んでいくことが大切です。

案件獲得は、「HiPro Tech」が強い味方となります。

「どのように営業したら良いのかわからない」「案件が欲しいけれど見つかっていない」「案件探しにこだわりがあるのでエージェントに相談したい」など、案件探しにお悩みであれば、ぜひ当サービスをご利用ください。

当サービスではRAPに関する案件を多数扱っており、経験や希望にマッチした案件を獲得するためのサポートを行っています。

RPAエンジニアとして活躍の場を広げたいとお考えであれば、ぜひご相談ください。

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記事監修

2006年に株式会社インテリジェンス(パーソルキャリア株式会社)へに入社。 アルバイト領域の法人営業や新規求人広告サービスの立ち上げ、転職サービス「doda」の求人広告営業のゼネラルマネジャーを歴任。 2021年11月からIT・テクノロジー領域特化型エージェントサービス「HiPro Tech」に携わり、現在サービス責任者を務める。 「一人ひとりが求めるはたらき方や案件との出会いを増やし、キャリアをデザインできるインフラを提供する」ことを自らのミッションとして掲げ、サービス運営を行う。

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