2024.04.12更新

バックエンドエンジニアは今後どうなる?将来性やキャリアパスを解説!

「バックエンドエンジニアは将来性のある仕事?」

「バックエンドエンジニアとして活躍するには?」

と気になる人もいるのではないでしょうか。

近年、データベース周りなどの業務を効率化する、さまざまなサービスが展開されています。

そのため、バックエンドエンジニアがいなくてもこのような業務が対応できるという声を耳にすることもあります。

果たして、本当にバックエンドエンジニアは将来性のない仕事なのでしょうか?

今回の記事では、バックエンドエンジニアの将来性やバックエンドエンジニアに向いている言語、バックエンドとフロントエンドの適性、フリーランスのはたらき方について解説します。

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バックエンド(サーバーサイド)エンジニアの将来性は?

バックエンドエンジニアが今後も必要とされるのか、将来に不安を感じている人は少なくないのではないでしょうか。

そこで、ここではバックエンドエンジニアの将来性について解説します。

バックエンドエンジニアの需要は高まっている

近年は、バックエンドエンジニアを含むIT人材の人材不足が深刻化しています。

そのような状況の中で、企業は優秀なIT人材を確保するために給与水準を高く設定する傾向にあります。

人材不足からバックエンドエンジニアの需要も高まっているため、今後も将来性があるといえるかもしれません。

実際に経済産業省の資料においても、「優秀なデジタル人材の新卒・中途採用を行う際に、通常よりも高い報酬水準を設定する例がみられるようになっている。」と記載されています。

※参考:経済産業省 我が国におけるIT人材の動向ページ

アプリ「Firebase」でバックエンドエンジニアが不要になるのは本当?

クラウドサービスのFirebase(ファイアベース)が台頭したことにより、「バックエンドエンジニアが不要になるのでは?」と不安を感じている人は少なくありません。

Firebaseとは、モバイルおよびWebアプリケーションの開発を支援するプラットフォームのことです。

2014年にGoogleに買収されたことにより、現在はGoogle Cloud Platform(グーグル・クラウド・プラットフォーム)に統合されています。

結論を述べると、Firebaseでバックエンドエンジニアが不要になることはないといえるでしょう。

FirebaseはあくまでRealtime Database(リアルタイムデータベース)でデータを共有し保存するなど、データに関わる一部の業務を効率化するサービスです。

Firebaseは複雑なデータ処理を苦手とするなど大規模なアプリ開発には向いていないため、バックエンドエンジニアのニーズがなくなることはないでしょう。

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将来性が高いバックエンドエンジニア向きの言語は?ランキング別に紹介

ここまでバックエンドエンジニアの将来性について紹介しました。

案件単価が高い開発言語は需要が高い言語であるともいえるでしょう。

そのため、ここではバックエンドエンジニアにおすすめの言語を、案件単価が高い順に紹介します。

1位 Ruby

Ruby(ルビー)とは、日本のソフトウェア技術者である、まつもとゆきひろ氏が開発した言語です。

日本で開発された言語で初めて「国際電気標準会議(IEC)」の認定を受けました。

Rubyは、Webサイト制作をはじめ、ショッピングサイト構築やSNS開発などの目的で使用されます。

無料でソフトウェアを利用できるだけでなく、コードがシンプルなので初心者でも使いやすい点が特徴です。

2位 TypeScript

TypeScript(タイプスクリプト)とは、マイクロソフト社が提供を開始したプログラミング言語です。

C/C++(シープラスプラス)やJava(ジャバ)と同様、Googleの標準開発言語に承認されたため、多方面から注目を集めています。

TypeScriptは、JavaScript(ジャバスクリプト)の欠点をカバーするために開発されました。

そのため、JavaScriptとの互換性が高く、JavaScriptの経験者にとっては使いやすい言語といえるでしょう。

3位 Swift

Swift(スウィフト)とは、Apple(アップル)社が開発したプログラミング言語です。

Apple社の開発者向けイベント「Worldwide Developers Conference 2014」において発表されました。

Swiftは、iOSやMacのアプリケーションを開発するために利用されています。

これまではアプリ開発においてObjective-C(オブジェクティブ シー)と呼ばれるプログラミング言語が利用されていましたが、習得が難しいことが問題視されていました。

そこでSwiftが開発され、開発初心者の人でも気軽にアプリ開発に挑戦できるようになっています。

4位 Python

Python(パイソン)とは、オランダ出身のプログラマーであるグイド・ヴァンロッサム氏によって開発されたプログラミング言語です。

Webアプリケーションやデスクトップアプリケーション、AI、ビッグデータ解析など、Pythonはさまざまな目的で使用されています。

比較的シンプルなコードなので、初心者の人でも使いやすい点が特徴です。

さらに、汎用的に利用できるプログラムを集約した「ライブラリ」も豊富で、既存のプログラムを活用することもできます。

5位 GO言語

GO言語とは、「Golang(ゴーラング)」などとも呼ばれる、Google(グーグル)が開発したプログラミング言語です。

主にWebサービス開発やサーバー構築などに用いられ、さまざまサービスで利用されています。

Webアプリやサービスが高度化する中で、作業効率が落ちにくいプログラミング言語が求められたことでGO言語が開発されました。

コードはシンプルなので誰でもプログラムを書きやすく、複数人で作業しやすい点が特徴です。

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バックエンドとフロントエンドのどっちが向いている?それぞれの適性について解説!

ここまでバックエンドエンジニアについて紹介してきましたが、バックエンドとフロントエンドのどちらに適性があるか悩んでいる人は少なくありません。

ここでは、それぞれの適性について解説しますので、自分が向いている職種を見極める時の参考にしてください。

バックエンドエンジニアに向いている人の特徴

バックエンドエンジニアに向いている人の特徴を紹介します。

機能を実現するためのロジックを考えるのが得意

機能を実現するためのロジックを考えるのが得意という人は、バックエンドエンジニアに向いているかもしれません。

求める機能を実装するためには、必要な処理について論理的に筋道を立てた上で記述することが必要です。

そのため、論理的に考えるのが苦手という人は、バックエンドエンジニアに向いていない可能性が高いかもしれません。

保守・運用管理の業務が好き

保守・運用管理の業務が好きな場合、バックエンドエンジニアに向いている可能性があります。

バックエンドエンジニアの業務の中には保守・運用管理が含まれるケースが多いです。

例えば、サーバーの構築や管理、システムエラーの点検、復旧作業などの業務が挙げられます。

フロントエンジニアとは違い、クライアントのニーズを汲み取って新たなアイデアを生み出すといった業務ではないので、地道な作業に抵抗がない人におすすめです。

フロントエンドエンジニアに向いている人の特徴

次に、フロントエンドエンジニアに向いている人の特徴を確認していきましょう。

システムを利用する人の視点で物事を考えられる

フロントエンドエンジニアに向いている人の特徴として、システムを利用する人の視点で物事を考えられるということが挙げられるでしょう。

システムを利用する人の視点を持つことで、潜在的なニーズを発見できるだけでなく、クライアントともコミュニケーションが取りやすくなるためです。

また、クライアントのニーズを汲み取れないと、満足度の高いシステムを提供できず、クライアントとの長期的な関係性を築きにくくなるでしょう。

デザイン全般に興味がある

デザイン全般に興味がある人は、フロントエンドエンジニアの仕事が向いている可能性が高いです。

フロントエンドエンジニアは主にWebデザイナーが考案したデザインを実装します。

そのため、Webデザイン関連の知識も求められる場面があるでしょう。

こういった知識に興味があり、抵抗なく勉強できる人は、フロントエンドエンジニアに向いているでしょう。

フルスタックエンジニアに向いている人の特徴

フロントエンドエンジニアとバックエンドエンジニアのどちらにも興味がある人は、フルスタックエンジニアになるという選択肢もあります。

フルスタックエンジニアとは、システム開発を1人で行うのに十分なスキルをもつエンジニアのことです。

ここでは、フルスタックエンジニアに向いている人の特徴を紹介します。

好奇心が強く、幅広い知識の習得を求めている

好奇心が強く幅広い知識の習得を求めている人は、フルスタックエンジニアの適性があるといえるでしょう。

フルスタックエンジニアを目指すには、フロントエンドとバックエンドを含む、幅広い知識やスキルが必要です。

こういった知識やスキルを吸収することにやりがいを感じ、勉強を継続できる人は、フルスタックエンジニアとして活躍できるでしょう。

裁量がある仕事を求めている

裁量がある仕事を求めている場合も、フルスタックエンジニアに向いているといえるでしょう。

フルスタックエンジニアは、システム開発の上流から下流まで関わることになります。

幅広い範囲の業務に対応することになるため、自分の裁量で仕事を進めることが可能になるでしょう。

一方で、誰かと一緒に作り上げたい、指示に従って仕事したいという人は、フルスタックエンジニアに向いていないかもしれません。

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フリーランスとして活躍するバックエンドエンジニアが増えている

近年、フリーランスとして活躍するバックエンドエンジニアの数も増えてきています。

フリーランスとは、企業と案件やプロジェクトベースで契約を結ぶはたらき方のことです。

常駐タイプのフリーランスもいますが、フルリモートで仕事ができるケースも多く、より自由度の高いはたらき方を実現しやすくなります。

さらに、高単価案件を獲得すれば、効率的に収入を増やすことができるでしょう。

バックエンドエンジニアを始めとするIT人材へのニーズは依然として高いため、フリーランスのバックエンドエンジニア向けの案件も豊富なのです。

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まとめ

今回の記事では、バックエンドエンジニアの将来性やバックエンドエンジニアに向いている言語、バックエンドとフロントエンドの適性、フリーランスのはたらき方について解説しました。

IT人材の人材不足が深刻化する現在、バックエンドエンジニアの需要も高くなっており、将来性も高い職種といえるでしょう。

スキルや知識を身につけることで、フリーランスとして独立した後も、クライアントと好条件で契約を結べる可能性が高くなるかもしれません。

高単価案件を効率的に探したい人にはIT・テクノロジー領域特化型エージェントサービス「HiPro Tech」をおすすめします。

当サービスは、ITに特化したフリーランス向けの求人プラットフォームです。

大手企業からベンチャー企業まで、さまざまな案件情報が掲載されているので、興味のある人はぜひチェックしてみてください。
バックエンドエンジニアのフリーランス求人・案件一覧

記事監修

2006年に株式会社インテリジェンス(パーソルキャリア株式会社)へに入社。 アルバイト領域の法人営業や新規求人広告サービスの立ち上げ、転職サービス「doda」の求人広告営業のゼネラルマネジャーを歴任。 2021年11月からIT・テクノロジー領域特化型エージェントサービス「HiPro Tech」に携わり、現在サービス責任者を務める。 「一人ひとりが求めるはたらき方や案件との出会いを増やし、キャリアをデザインできるインフラを提供する」ことを自らのミッションとして掲げ、サービス運営を行う。

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