2024.02.28更新

ゲームエンジニアのキャリアパス10選!キャリアチェンジ先も解説

「ゲームエンジニアにはどんなキャリアパスがある?」
「ゲームエンジニアからキャリアチェンジするならどんな選択肢がある?」

ゲームエンジニアとしてはたらいている人のなかには、このような疑問をお持ちの人も多いのではないでしょうか。

今回の記事では、ゲームエンジニアの適性、ゲームエンジニアから他のエンジニアや、エンジニア以外の職種へのキャリアチェンジの例を紹介します。

自分に合ったキャリアパスが気になっているゲームエンジニアの人は、ぜひ参考にしてみてください。

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【あらためて確認】ゲームエンジニアに向いている人の特徴

ゲームエンジニアが向いている場合、スペシャリストを目指すことも一つの選択肢です。

あらためてゲームエンジニアに向いている人の特徴について振り返ることで、今後のキャリアパスの参考にしてみてはいかがでしょうか。

ゲームエンジニアに向いている人の特徴を紹介します。

数学に抵抗がない

ゲームエンジニアは他のエンジニアよりも数学に触れる機会が多いです。

例えば、キャラクターを画面上で動かしたり、所定の位置まで移動したりするためには、ベクトル、三角関数、行列などの数学的概念を使用します。

近年はゲームエンジンを利用することも多く、数学の知識がなくてもプログラムを作ることができるケースもあります。

しかし、数学の知識がなければ組んだプログラムに問題があったときの対処ができないため、やはりゲームエンジニアは数学を理解できることが望ましいです。

数学が得意な人、数学的な考え方を学ぶのに抵抗がない人は、ゲームエンジニアに向いているといえるでしょう。

コミュニケーション能力が高い

ゲームエンジニアは、コミュニケーション能力が高い方が有利な場面もあります。

ゲーム開発は、デザイナーや音楽クリエイターなど、エンジニア職以外のさまざまな分野の担当者と協力して行うため、チームプレイが求められます。

ゲーム開発をスムーズに進めるためには、プランナー、デザイナーなどの意図や希望を的確に把握すること、プログラムに詳しくないメンバーにもわかるように技術的な説明ができることが大切でしょう。

他者と打ち解け信頼関係を作るのが得意な人、色々な立場の人とスムーズに意思疎通がとれる人はゲームエンジニアに向いているかもしれません。

ゲームに興味があり、ゲームを作ることにやりがいを感じる

ゲームに興味を持っていることも、ゲームエンジニアの適性の一つといえるでしょう。

ただゲームが好きなだけではなく、ゲームを作る過程に楽しさや、やりがいを見出せるとなお向いています。

好きなゲームタイトルがあると、「こんなゲームを作りたい」というイメージも湧き、アイデアも出やすいでしょう。

また、ゲームを好きな気持ちがモチベーションになるという側面もあります。

ゲームエンジニアは納期が近いときや、進行に遅れがでたときは長時間労働となり、ハードなはたらき方になることもあります。

大変な仕事でも、大好きなゲームのためならば頑張れるという人は、ゲームエンジニアとしてはたらき続けやすいといえるでしょう。

ユーザー目線で考えることができる

ゲームエンジニアには、ユーザー目線で考える力も必要です。

どうすれば面白いゲームになるか、快適に操作ができるゲームにするためには何を改善すべきか、ユーザー目線で考えることで、ゲームをブラッシュアップできるのです。

例えば、ゲームのローディングにかかる数秒の間において、ユーザーのイライラを招く長い待ち時間があることに気づくなどの課題を見つけられるのも、ユーザー視点があるからです。

ゲームをプレイしたときの違和感やストレスの要因を潰していくのは、ゲームの動作を実装するゲームエンジニアの役割です。

ユーザー目線で考えられるゲームエンジニアは、品質の高い成果物を作れる可能性が高いです。

VRなど最新の技術を学び続けられる

VRやARなど最新の技術について学ぶことができるのも、すぐれたゲームエンジニアの条件となるでしょう。

ゲームの分野はトレンドのサイクルが早く、ゲームエンジニアは新しい技術にアンテナを張りながら、自身のスキルを高めていく必要があります。

例えば、VRやARでは、動画撮影や編集についての知識、ゲームエンジンUnityやUnreal Engineを扱うスキルが必要になります。

今後、ニーズが増えていくVRやAR、その他技術に関するトレンドを知り、必要になったタイミングですぐに新しい技術を使える人は、ゲームエンジニアに向いています。

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ゲームエンジニアから別のエンジニア職種にキャリアチェンジする

ゲームエンジニアから他のエンジニアに転職するキャリアパスもあります。

ゲームエンジニアの経験を活かせるエンジニア職種を紹介します。

サーバーサイドエンジニアに転職する

サーバーサイドエンジニアは、サーバーで行う処理のシステム設計・開発・保守・管理を行います。

近年はゲームのオンライン化が進み、ユーザー情報の管理をサーバー上で行っています。

ゲームエンジニアとしてゲーム開発に関わるなかで、サーバーサイドのエンジニア業務を知る機会があるでしょう。

このため、サーバーサイドエンジニアへの転職ではゲームエンジニアとしての経験が活かせる可能性もあります。

クラウドエンジニアに転職する

クラウドエンジニアは、クラウド環境で行う処理のシステム設計・開発・運用・保守を行います。

オンラインゲームの中には、近年、クラウド上のサーバーで実行処理を行うクラウドゲームが増えています。

クラウドゲームであれば、PCのスペックによらず高度な処理が可能となるためです。

クラウドの活用は、ゲーム業界以外でも需要が拡大しています。

ゲーム業界でクラウドの知識に触れておけば、ゲーム業界に限らずクラウドエンジニアへのキャリアチェンジがしやすくなるでしょう。

データベースエンジニアに転職する

データベースエンジニアは、情報を保存するデータベースの設計・開発・運用・保守を行います。

ソーシャルゲームでは、ユーザー情報や挙動のログなど大量のデータを管理しなければならないため、データベースが重要な役割を果たします。

ゲーム開発に携わりながらデータベースの分野にも関心を持ち勉強しておけば、データベースエンジニアとしての転職もしやすくなるかもしれません。

フロントエンドエンジニアに転職する

フロントエンドエンジニアは、ユーザーの目に見える部分の開発を行います。

ゲームエンジニアは、デザイナーが作ったキャラクターが実際にゲーム上で動作するようプログラミングを行うため、ユーザーが直接操作する部分に携わる点がフロントエンドエンジニアと共通しています。

ゲームエンジニアとしてユーザー視点を大切にしつつゲームプログラムの改善を積み重ねた経験は、フロントエンドエンジニアにキャリアチェンジした際にも役立つでしょう。

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ゲームエンジニアから別職種にキャリアチェンジする

ゲームエンジニアから、エンジニア以外の職種にキャリアチェンジすることも可能でしょう。

ゲームエンジニアの経験が活かせる職種を紹介します。

ゲームプランナーに転職する

ゲームプランナーは、ゲームの企画・制作を行う職種です。

ゲームの企画立案を行い、ゲーム開発の指針となる仕様書を作ります。

また、ゲーム制作の進行に関わり、プログラマーやデザイナー、音楽クリエイターなどに必要に応じて指示します。

ゲームエンジニアは、ゲーム画面や動作の実装を行うため、経験を積むうちに、ゲーム制作の流れがわかるようになります。

実際にプログラムを組んできたからこそ、プログラマーなど専門職のメンバーに的確な指示を出せることもあり、ゲームプランナーはゲームエンジニアの経験が活かせる職種といえるでしょう。

ゲームディレクターに転職する

ゲームディレクターは、ゲーム開発のプロジェクトの現場を管理するポジションです。

主にスケジュール管理、ゲームプランナー・デザイナー・エンジニアの統括・指揮等を行います。

ゲームエンジニアからゲームディレクターになるには、まずプランナーとして経験を積んで組織内でディレクターになるケースが多いです。

ゲームの実装部分を担当するゲームエンジニアの経験があると、作業内容や作業量に対する期間も的確にはかれ、ディレクターが行うリソースの配置や納期管理にも役立ちます。

ゲームプロデューサーに転職する

ゲームプロデューサーは、ゲームの企画の総合的な責任者です。

ゲームプロデューサーは、予算・人員の決定、外部会社との折衝、販売戦略の策定など、プロジェクトの外枠を作る役割を担います。

プロジェクトの現場責任者であるディレクターからキャリアアップする例が多いです。

1からゲームの実装部分を作りあげ、ユーザーからのフィードバックを受けてきたゲームエンジニアは、ゲームというコンテンツにおけるユーザーへの訴求ポイントを現場感覚で学んできています。

ゲームエンジニアの経験とマネジメントスキル・ビジネススキルを身に付ければ、ゲームプロデューサーとしての職務を全うできるでしょう。

データサイエンティストに転職する

データサイエンティストは、企業の経営や製品開発に関する課題の解決のために、データを集め、分析する職種です。

オンラインゲームでは、ユーザーのログイン時間などの挙動のログから、潜在的なニーズを読み取れることがあります。

そのため、ゲーム会社では多くのデータサイエンティストが活躍しており、ゲームの分析をしています。

データサイエンティストは、ユーザーのニーズを把握し、それを製品に反映していく役割を担っています。

ユーザー視点を大切するゲームプログラマーとしての経験が、この役割で生かされるでしょう。

PdM(プロダクトマネージャー)に転職する

プロダクトマネージャーとは、商品の企画、開発、販売の総合的な責任、権限を持つポジションです。

ゲーム会社で製品戦略の中核となっている人には、ゲームプログラマー出身者も多くいるようです。

プロダクトマネージャーになるには、品質の高い成果物を作るだけでなく、経営やビジネスの視点も必要になります。

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フリーランスエンジニアという選択肢もある

キャリアパスとして、フリーランスのゲームエンジニアとして活躍するという選択肢もあります。

フリーランスのゲームエンジニア案件も豊富なため、はたらき方次第で高収入を得ることも可能でしょう。

一般的にゲーム開発の現場は、予定通りに進むことばかりではなく、途中で人手が必要になるケースも多々あり、フリーランスのゲームエンジニアが必要とされます。

また、スマートフォン(スマホ)ゲーム・ソーシャルゲーム人気によりゲーム開発自体の件数も多く、ゲームエンジニアの需要も高い傾向にあります。

さらに、フリーランスのゲームエンジニアになれば、関心のある案件を選ぶことも可能なため、自分の作りたいジャンルのゲーム開発に携われるというメリットもあります。

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まとめ

今回の記事では、ゲームエンジニアとして活躍し続けるのに必要な資質、他のエンジニア職・エンジニア以外の職種へのキャリアチェンジについて紹介しました。

ゲームエンジニアは、ゲーム作りに長く関わりたい志向を持つ人も多く、ゲームエンジニアとしてキャリアを積む方も多いです。

一方で、他のエンジニア職にキャリアチェンジしたり、マネジメント職を選択したりすることもできるでしょう。

また、高単価な案件に参画し年収を上げたい人や、はたらき方の自由度を上げたい人はフリーランスという選択肢もあります。

もし、フリーランスとして活躍したいと考える場合はぜひIT・テクノロジー領域特化型エージェントサービス「HiPro Tech」の活用を検討してみてはいかがでしょうか。

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記事監修

2006年に株式会社インテリジェンス(パーソルキャリア株式会社)へに入社。 アルバイト領域の法人営業や新規求人広告サービスの立ち上げ、転職サービス「doda」の求人広告営業のゼネラルマネジャーを歴任。 2021年11月からIT・テクノロジー領域特化型エージェントサービス「HiPro Tech」に携わり、現在サービス責任者を務める。 「一人ひとりが求めるはたらき方や案件との出会いを増やし、キャリアをデザインできるインフラを提供する」ことを自らのミッションとして掲げ、サービス運営を行う。

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