エンジニアが在宅で仕事するのはメリットが多い?特徴などを紹介
働き方の多様化が進んでおり、在宅で仕事をする人は増えています。
特にエンジニアの場合はパソコンやインターネット環境さえ整っていれば、比較的簡単に在宅で仕事をすることが可能です。
携わる案件によって変わりますが、企業に在籍するエンジニアだけではなく、フリーランスとして働くエンジニアも在宅で仕事をすることができます。
それでは、どのようにして在宅の案件を獲得できるのでしょうか。
今回は、在宅で働くメリットやデメリット、案件の獲得方法まで解説していきます。
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在宅エンジニアの傾向と特徴
在宅ワークのエンジニアには、どのような特徴があるのかを紹介していきます。
在宅エンジニアは増加傾向にある
近年、在宅ワークをするエンジニアの数は増加傾向にあります。
政府主導により働き方改革が実施され、多様な働き方を認める企業が増えました。
また、ICTの向上によってエンジニアが在宅で働きやすくなったのも理由の一つと言えます。
コロナ禍でテレワークを導入した企業も多いため、今後も在宅ワークをするエンジニアの数は増えていくでしょう。
総務省が発表した通信利用動向調査の結果によるとテレワークを導入している企業は、2019年の20.2%から倍以上増えており2020年で47.5%です。
今後テレワークの導入予定のある企業も含めると58.2%に達しています。
スキルと経験によって獲得できる案件が変わる
在宅ワークをするエンジニアは技術職であり、スキルと経験が重視されることが一般的です。
特に在宅ワークのエンジニアの場合は即戦力が求められ、自立したスキルが必要である傾向にあります。
そのため、希望する案件を見つけたいならば、エンジニアとしての実力があることが重要です。
高度なスキルと豊富な経験があるエンジニアほど、報酬が高い在宅案件が得やすくなります。
企業のコアとなる業務に携われる在宅の案件もたくさんあり、在宅勤務をしながらエンジニアとして貴重な経験を積むことが可能です。
最初は難易度の低い案件を対応していき、経験を積み重ねてスキルアップをしていけば在宅で高い報酬の案件を得ることができるでしょう。
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エンジニアが在宅で仕事をするメリット
エンジニアが在宅で仕事をするとどのようなメリットがあるのか説明していきます。
時間を好きなように使いやすくなる
在宅で仕事をするエンジニアは、通勤時間などがないため自由な時間が増えます。
これまで通勤するのに1時間以上かけていたならば、その時間が全て自分の自由な時間に変わります。
そのため、趣味や家事、育児などに多くの時間を割けられるようになるでしょう。
また、職場を離れて仕事することで上司や同僚と距離感を保つことができ、人付き合いに割く時間も自分のものにできるかもしれません。
場所が制限されない
在宅の仕事は場所に制限されずに働けることも大きなメリットです。
機密情報を適切に扱うことが前提にはなりますが、在宅ワークをするエンジニアは、自宅の中の好きな場所を仕事スペースにできます。
パソコンとネット環境さえあれば仕事ができるため、リビングや書斎、寝室など場所を変えながら仕事をすることも可能です。
また、会社の規定や契約内容によりますが場合によっては、自宅以外でも図書館やカフェ、公園などで働くことも可能です。
例えば、仕事をする場所を変えることで気分転換をすることもできるため、仕事へのやる気や集中力を持続しやすくなるかもしれません。
他にも、地方で仕事をすることが可能な場合もあります。
もし実現できれば、物価の安い地方で暮らし出費を減らしたり、家族と一緒に好きな土地で暮らすことが可能になるでしょう。
ストレスの軽減が期待できる
在宅で仕事をすることで、ストレスの軽減が期待できるのもメリットです。
在宅での仕事なら、ラッシュ時に通勤する必要がなくなりストレスがなくなる人は多いのではないでしょうか。
また、上司やクライアントなどの目を気にする必要がなくなりプレッシャーが少なくなるかもしれません。
誰かに声をかけられ、作業を中断させられることも少なくなるので、これまでよりも作業に集中することができるでしょう。
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エンジニアが在宅で仕事するデメリット
エンジニアが在宅で働くメリットを紹介してきましたが、デメリットも存在します。
ここではエンジニアが在宅で働くデメリットを紹介します。
時間や体調の管理が難しい
在宅ワークの場合、自分で働く時間を管理する必要があります。
勤務時間などを管理する人が近くにおらず、全て自分で管理しなければいけません。
このため、きちんとスケジュールを立てて仕事をしないと納期に遅れる可能性があります。
時間の管理ができず納期に遅れそうになり、無理な働き方をしてしまい体を壊すこともあるかもしれません。
在宅ワークだと誰にも止められずに仕事ができるため、 毎日働きすぎてしまったり、不規則な働き方をして体調を崩す場合もあるのです。
在宅ワークをするエンジニアの場合、しっかりと自己管理ができる人でないと、時間と体調の管理が難しいことがデメリットだと言えます。
成果物で評価される
在宅ワークになると仕事のプロセスが見えにくいため、成果物で評価されるという場合があります。
つまり、エンジニアとして純粋な能力のみで評価されるため、シビアな世界だといえます。
このため自己管理ができずエンジニアとしてのスキルも低い場合は、成果物が低い評価を受けて待遇に影響を及ぼす可能性があります。
逆に、実力のあるエンジニアは、成果物を元に評価を受けられるため、高い評価を受けて給与アップを期待できます。
コミュニケーションに工夫が必要
在宅ワークをするエンジニアは、クライアントとメッセージや電話、メールなどでコミュニケーションを取ります。
業務に関する情報を簡潔に伝えて、必要な情報を得る必要があるのです。
このためには高いコミュニケーション力が要求され、コミュニケーションの仕方について工夫しないと上手く連携が取れずトラブルが起きるリスクがあります。
セキュリティ対策が必要
企業のオフィスではない場所で仕事をしている場合、脆弱なネットワークに誤って接続をしてしまうリスクがあります。
例えば、カフェやレストラン、漫画喫茶などにある屋外のネットワークは、IT企業と比較するとセキュリティ対策がされていないネットワークが利用されていることが多くあります。
また、セキュリティ対策に知識がないまま仕事をしてしまうと、自宅用に購入したWi-Fiを初期設定のままにしてしまうケースもあります。
このような場合だと、情報漏洩などのリスクがあるため、適切な情報管理を行い、安全に仕事を進めるためにも、セキュリティ対策をしっかり行いましょう。
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在宅エンジニアの主な種類
在宅エンジニアにはどのような種類があるのかそれぞれのパターンを解説します。
フリーランスとして在宅の案件を獲得する
フリーランスのエンジニアとして在宅の案件を獲得する方法です。
会社に所属せず、フリーランスとして在宅で仕事ができる案件を獲得することで、自由な働き方を実現できます。
実力があるならば、フリーランスのエンジニアとして、より希望にマッチした案件を得ることができます。
ただし、フリーランスの場合は、常に自分で営業し案件を獲得しなければいけません。
自分で営業することが手間だと感じる人は、代わりに営業をしてもらえるエージェントに登録することをおすすめします。
企業に属して在宅勤務をする
企業に正社員として属した状態で在宅勤務をするという働き方があります。
テレワークなどを導入している企業が増えており、在宅勤務が定着しつつあるのが現状です。
企業に属している場合は、在宅勤務のためのシステムを会社側が用意してくれます。
コミュニケーションツールや開発ツールなどを利用することができ、在宅でも快適に仕事ができることが魅力です。
ただし、会社員としての在宅勤務は出社日が設けられている場合があります。
例えば、週に1〜2回程度はオフィスへ行かなければいけないということもあるため、フルリモートが叶いにくいことが特徴です。
会社に属している以上、就業規則は守らなければならないものであり、希望通りの在宅勤務ができないかもしれない可能性があるのです。
在宅案件の副業をする
副業としてエンジニアの在宅案件に挑戦するという働き方もあります。
フリーランスになるのが不安な人は、まずは副業として案件にチャレンジすることも可能です。
本業を続けながら、副業で対応できる在宅案件はたくさんあります。
これまでに確かなスキルや経験を得ている場合は、案件獲得がしやすくなるでしょう。
しかし、本業を続けながら副業を始めるとオーバーワークになりやすいという点があります。
あくまでも本業に影響が出ない範囲で副業として仕事をすることが重要です。
副業であっても、エージェントを介すれば在宅で対応可能な案件を獲得できる可能性があります。
開業して在宅でできるビジネスを行う
開業して在宅でできるビジネスを始めるという選択肢があります。
ITの高度な技術や知識を有しているならば、開業して個人事業を行うことや法人として起業するということも考えられます。
事業内容は、自分が得意とするエンジニアリング分野にすることができます。
開発やコンサルティングなど専門スキルを活用したビジネスを展開することができるでしょう。
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エンジニアが在宅勤務で準備する物
エンジニアが在宅ワークをする際に、準備する必要がある物を紹介します。
パソコン
どんな案件を獲得するにしても、IT関連の案件であればパソコンがなければ始まりません。
パソコンはできる限りハイスペックのものを用意しましょう。
自分の希望する業務を十分に行えるだけのスペックのあるパソコンではないと業務が円滑に進まないためです。
デスクトップパソコンとノートパソコンがあると便利です。
2つを用意することで、メインは自宅で仕事をして、気分転換に外で仕事をするといった働き方ができます。
また、複数のパソコンがあれば、万が一パソコンが壊れたとしても仕事への影響を回避できるでしょう。
また、生産性を高める方法として、ディスプレイを複数使うことも一つの選択肢です。
インターネット環境
在宅ワークをするためにはインターネット環境が必須です。
できれば、モバイル回線ではなく固定回線のネット環境を用意しましょう。
モバイル回線は外で仕事をする際には便利ですが、固定回線の方が高速で安定したインターネット環境を整えられます。
コミュニケーションツール
リアルタイムでチームメンバーや、クライアントと連絡を取るためのコミュニケーションツールも重要です。
チャットツールやテレビ電話ツールなど必要に応じて導入しましょう。
それぞれの案件ごとに特定のコミュニケーションツールの利用を求められることが多いため、さまざまなツールの使い方を事前に勉強しておくと良いでしょう。
クラウドサービス
クラウドサービスの活用も在宅の案件には欠かせません。
テレワーク向けのクラウドサービスは、数多く展開されています。
ファイルサーバーや勤怠管理システムなどのクラウド化が進められており、在宅勤務ではクラウドサービスによって快適に仕事ができるでしょう。
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エンジニアが在宅の案件を得るためには?
在宅の案件を獲得したいと考えていても、在宅の案件が少なく諦めたり、希望に沿わない客先常駐の案件などを受けることにした人も少なくないでしょう。
フリーランスITエンジニア専門エージェント「HiPro Tech」に登録すれば、在宅の案件を獲得できる可能性を高めることができます。
当サービスで保有している案件のうち、フルリモートの案件は32.3%、一部リモートの案件は45.0%と半数以上が在宅可能な案件であるため、在宅勤務をかなえることも可能です。(2022年2月時点)
さらに、企業と直接契約を結べるため、月額報酬が80万円以上の案件や3カ月以上の長期契約が可能な案件を獲得できることも特徴としています。
在宅の案件を獲得し、高単価な案件を獲得したいという人、長期的に在宅で働きたい人は、ぜひ登録から始めてみてください。
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記事監修
2006年に株式会社インテリジェンス(パーソルキャリア株式会社)へに入社。 アルバイト領域の法人営業や新規求人広告サービスの立ち上げ、転職サービス「doda」の求人広告営業のゼネラルマネジャーを歴任。 2021年11月からIT・テクノロジー領域特化型エージェントサービス「HiPro Tech」に携わり、現在サービス責任者を務める。 「一人ひとりが求めるはたらき方や案件との出会いを増やし、キャリアをデザインできるインフラを提供する」ことを自らのミッションとして掲げ、サービス運営を行う。