2023.08.01更新

SAP認定コンサルタント資格の種類や勉強方法、難易度や資格取得のメリットを紹介

SAPとは、ドイツのSAP(Systemanalyse und Programmentwicklung)社から発売されている全部門共通システムERP(EnterpriseResourcePlanning)のことを指します。

SAPコンサルタントになるためには、SAP社が認定しているSAP認定コンサルタント資格を取得している必要があります。

今回は、このSAP認定コンサルタント資格について詳しく解説します。

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SAP認定コンサルタント資格とは

SAP認定コンサルタント資格とは、SAP社が自社のSAP製品に関する知識と技術を公式に認定する資格です。

SAPの導入支援を行うSAPコンサルタントになりたい場合には、こちらの資格の取得をおすすめします。

SAP認定コンサルタント資格を持っていなくてもコンサルティング活動はできますが、資格を保有していることで知識や技術を証明になります。

SAP認定コンサルタント資格は、知識分野に応じて、アプリケーションコンサルタント、デベロップメントコンサルタント、テクノロジーコンサルタントの三つに分類されています。

また、難易度によってアソシエイト/スペシャリスト/プロフェッショナルに分けられます。

SAPはソフトウェア製品であることから、資格も製品バージョンによって変わります。

例えば、SAP ERP 6.0に関するSAPコンサルタント資格を取得していても、そのバージョンが終了してしまえば、認定コンサルタント資格も失効してしまうという特徴を有しています。

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SAP認定コンサルタント資格の種類と試験概要

ここでは、知識分野によって三つに分類されるSAP認定コンサルタント資格のそれぞれについて具体的な試験内容を紹介します。

アプリケーションコンサルタント

アプリケーションコンサルタントは、ビジネスコンサルタント向けの資格です。

試験はクライアント企業に対してSAP導入を支援するのに必要な知識が問われます。

デベロップメントコンサルタント

デベロップメントコンサルタントは、高度なアプリケーション開発に精通していることを証明できるSAPエンジニア向けの資格です。

テクノロジーコンサルタント

テクノロジーコンサルタントは、システム管理の問題解決に携わるインフラエンジニア向けの試験です。

SAPに携わるインフラエンジニアは、BASISと呼ばれます。

受験方法

SAP認定コンサルタント資格の受験方法を紹介します。

オンラインで試験を受ける方法です。

12ヶ月間で最大6回試験を受けられる権利を購入し、1回でも合格すればSAP認定コンサルタント資格を取得することができます。

ただし、同一のリリースバージョンで受けられるのは3回までです。

3回不合格になった場合は、次のバージョンのリリースまで受験ができません。

オンラインで試験を受ける形式のため、場所は問われません。

ただし、一定の安定した通信環境が必要になる他、不正を防ぐためにWebカメラをオンにし、試験監督とコミュニケーションを取る必要があります。

試験は、質問を含む全てのやりとりを英語で行う必要があります。

英語力に不安がある場合には、あらかじめ当日の会話例を読んでおくと良いでしょう。

(記載内容は2021年3月現在の情報です。)

※参考:SAP認定コンサルタント資格

SAP認定コンサルタント資格を取得するメリット

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SAP認定コンサルタント資格を取得するメリット

ここでは、SAP認定コンサルタント資格を取得するメリットを紹介します。

SAP認定コンサルタントとしてグローバルで認定される

SAP認定コンサルタントは、SAP社が認定する世界中で通用する資格で汎用性が高いです。

特に、SAPコンサルタントとして外資系企業への転職や海外への就職、フリーランスとして海外案件の獲得などを検討している場合などでは、SAP認定コンサルタント資格を取得していれば、技術や知識も証明しやすくなり武器となるでしょう。

収入アップにつながる

SAP認定コンサルタント資格を持っていなくても、SAPコンサルタントの仕事をすることは可能です。

しかし、その場合、有資格者に比べて業務改善のスキル・知識が少ないと思われてしまう可能性があります。

SAP認定コンサルタント資格を取得することで、自身のSAPに関する知識やスキルを、自身が勤め先・もしくはクライアント企業に証明することができ、市場価値を上げ収入アップにつながる可能性もあります。

キャリアアップにつながる

SAP認定コンサルタント資格を取得していることは、SAP製品に関する知識・スキルを保有している証明になるのはもちろん、業務改善システムのプロフェッショナルであることの証明にもなります。

そのため、SAP製品に限らず、より広義的な業務改善のプロジェクトのプロジェクトマネージャーを任される可能性も出てくるでしょう。

フリーランスの案件獲得につながりやすい

フリーランスとして仕事をしていくのであれば、自身の保有しているスキルをアピールすることは必須です。

資格はスキルをアピールするための材料の一つとなるため、SAP認定コンサルタント資格を保有しておくのが良いでしょう。

特に、フリーランス歴が浅い人であれば、自身の専門性を多くのクライアントにわかりやすく示すことができ、案件を獲得できる可能性が高まります。

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SAP認定コンサルタント資格の勉強方法

SAP認定コンサルタント資格を取得するための勉強方法を二つ紹介します。

独学

お金をかけずにSAP認定コンサルタント資格を取得したい場合には、独学がおすすめです。

しかし、難易度は非常に高いため、一定のSAPに関する知識・実務経験がないと合格は難しいかもしれません。

Web上にあるトレーニング動画や参考書、SAP社が出しているe-learning教材などを用いて勉強することが可能です。

ただし、こちらの教材は基本的に英語のものが多く、一定の英語力がないと学習が厳しい可能性があります。

講座の受講

SAP社が提供する講座を受講することで、効率的かつ体系的にSAPに関する知識をつけることが可能です。

しかし、この講座は非常に高額であり、個人で支払うのは容易ではないでしょう。

また、SAP社が提供する以外にも資格取得に向けた講座はあり、企業や大学などで講座が受けられる場合もあります。

ただし、その数は決して多くはないというのが現状です。

少ない選択肢の中から最適な講座を受講しましょう。

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まとめ

SAP認定コンサルタント資格は、取得することでSAPのプロフェッショナルとしてのスキルを証明でき、業務改善のプロとして独立・キャリアアップが狙える資格です。

しかし、日本語の教材やトレーニング講座が少ないため、独学ではなかなか取得が難しいです。

そこで、一定以上SAPの知識があるエンジニア・コンサルタント候補であれば、案件に参画しつつスキルアップを目指すのがおすすめです。

実務でSAPに関わることで、知識やスキルをアップデートすることで、スムーズにスキルアップが狙えるでしょう。

また、一定のスキルを身に付ければ、フリーランスとしてもさらにスキルアップをすることが可能でしょう。

さらに、SAP認定コンサルタント資格を取得していれば、その資格を活かしてフリーランスとして、案件獲得に向けた活動をすることもできます。

当社が運営するHiPro Tech」は、フリーランスITエンジニア専門のエージェントサービスです。

スキルアップにつながる案件や資格を活かすことができる案件を多数扱っています。

資格取得に向けて得た知識を活用しフリーランスを目指したい、資格を活かして活躍の場を広げたいとお考えであれば、ぜひ一度、無料会員登録してみてはいかがでしょうか。

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記事監修

2006年に株式会社インテリジェンス(パーソルキャリア株式会社)へに入社。 アルバイト領域の法人営業や新規求人広告サービスの立ち上げ、転職サービス「doda」の求人広告営業のゼネラルマネジャーを歴任。 2021年11月からIT・テクノロジー領域特化型エージェントサービス「HiPro Tech」に携わり、現在サービス責任者を務める。 「一人ひとりが求めるはたらき方や案件との出会いを増やし、キャリアをデザインできるインフラを提供する」ことを自らのミッションとして掲げ、サービス運営を行う。

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