2023.06.09更新

エンジニアにおすすめのスキルを一覧で紹介!スキルアップの方法も

これからエンジニアとして働くならば、さまざまなスキルを持っていることが求められます。

ただし、エンジニアといっても多くの種類があり、それぞれ専門分野は大きく異なるものです。

そのため、これからどのエンジニアを目指すかによって要求されるスキルは変わります。

一方で、需要の高いエンジニアになるために必要なスキルは共通している点も多いです。

本記事ではこれからエンジニアを目指したい人のために、エンジニアの種類や必要なスキル、スキルアップの方法について解説します。

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エンジニアの種類と必要なスキル

エンジニアにはどのような種類があり、どういったスキルが必要になるのか解説します。

プログラマー

プログラマーは、システムエンジニアの作成した設計書に基づいてプログラミングをする人のことです。

プログラミング言語を用いてコードを記述するコーディングの仕事を主に担当します。

加えて、単体テストや結合テストといった仕事を行います。

プログラマーを目指すためには、プログラミングスキルは必要不可欠です。

他にもドキュメント作成スキルやコミュニケーションスキル、品質管理スキルなどが求められます。

未経験からITエンジニアを目指す場合は、まずプログラマーとして仕事をすることが多いです。

職種名 プログラマー
仕事内容 コーディング、単体テスト、結合テスト
必要なスキル ・プログラミングスキル
・ドキュメント作成スキル
・コミュニケーションスキル
・品質管理スキル

システムエンジニア

システムエンジニアとは、システムの要件定義や基本設計、詳細設計を担当する職種です。

システム開発において、上流工程を担当します。

設計書を作るのがメインの仕事であり、システムエンジアもコーディングは行いますが、プロジェクトによってはプログラマーがコーディングの専任になるということもあります。

システムエンジニアは顧客とやり取りをする機会が多く、しっかりと要望をヒアリングして設計書としてまとめる必要があります。

また、プログラマーとシステムエンジニアの違いが曖昧なケースもあり、システムエンジニアが開発やテスト、運用保守まで担当するケースも多いです。

システムエンジニアにはコミュニケーションスキルやマネジメントスキル、ドキュメント作成スキルなどが必要です。

開発現場でプログラマーをまとめる仕事をするケースも多いため、マネジメントスキルが必要になります。

職種名 システムエンジニア
仕事内容 要件定義、基本設計、詳細設計、(コーディング)
必要なスキル ・コミュニケーションスキル
・マネジメントスキル
・ドキュメント作成スキル
・プログラミングスキル

インフラエンジニア

インフラエンジニアは、サーバーやネットワークといったインフラ環境の設計や構築、運用を担当する職種です。

場合によっては、データベースの構築やセキュリティ対策といった仕事まで担当するケースもあります。

近年は、クラウド環境の構築を担当するケースが増えていて需要が高い職種です。

インフラエンジニアには、サーバー・クラウドやネットワーク、セキュリティの設計や構築、運用ができるスキルが必要です。

職種名 インフラエンジニア
仕事内容 インフラ環境の設計・構築・運用、セキュリティ対策
必要なスキル ・サーバー・クラウドに関するスキル
・ネットワークに関連したスキル
・セキュリティに関連したスキル

Web系エンジニア

Web系エンジニアとは、WebサイトやWebアプリケーションなどWeb上で動くコンテンツやソフトウェアの設計や開発を行う仕事です。

仕事内容は要件定義や企画、設計、開発、運用保守まで幅広い工程に携わります。

プログラミングスキルに加えて、ネットワークやセキュリティなどのスキルやコミュニケーションスキルも求められることがあります。

想定するユーザーが一般消費者のケースもあるため、開発を行う際に、マーケティングの知識が必要なるといったケースもあります。

職種名 Web系エンジニア
仕事内容 Webサイト・Webアプリケーションの設計や開発、運用保守
必要なスキル ・プログラミングスキル
・ネットワーク・セキュリティ関連のスキル
・コミュニケーションスキル
・マーケティングスキル

フロントエンドエンジニア

フロントエンジニアとは、Webサイトでユーザーが実際に触れる部分を開発する仕事です。

具体的には、ユーザーが実際に活用するUI(ユーザーインターフェイス)の実装を担当します。

UIの設計から開発、テスト、デバッグ、パッケージ管理まで幅広い仕事を担当するのが特徴です。

求められるスキルは、HTML/CSSのスキルやプログラミングスキル、ライブラリ・フレームワークのスキル、SEO対策、コミュニケーションスキルなどがあります。

職種名 フロントエンジニア
仕事内容 URの設計、開発、テスト、デバッグ、パッケージ管理など
必要なスキル ・HTML/CSSのスキル
・プログラミングスキル
・ライブラリ・フレームワークのスキル
・SEO対策のスキル
・コミュニケーションスキル

サーバーサイドエンジニア(バックエンドエンジニア)

サーバーサイドエンジニアは、バックエンドエンジニアとも呼ばれます。

ユーザーが直接見えない処理についての開発をします。

サーバーサイドにおける要件定義・設計、開発、テスト、運用保守まで担当するのが特徴です。

主に、開発を担当するエンジニアのため、プログラミングスキルが求められます。

また、Webアプリケーションの開発からサーバーの構築・保守といった仕事をするケースもあります。

サーバーサイドエンジニアに求められるのは、OS、サーバー、ネットワーク、セキュリティを扱うスキルです。

職種名 サーバーサイドエンジニア
仕事内容 ・サーバーサイドのWebアプリケーションの要件定義・設計、開発、テスト、運用保守・サーバーの構築・保守
必要なスキル ・OSを扱うスキル
・サーバーを扱うスキル
・ネットワーク関連のスキル
・セキュリティ関連のスキル
・プログラミングスキル

セールスエンジニア

セールスエンジニアは、営業マンを技術面からサポートするエンジニアのことです。

営業は、技術的な専門知識や理解が不足しているケースがあるため、セールスエンジニアがセールス活動をサポートします。

営業に同行して営業先で製品に関する説明や提案、実演などを行います。

また、納品後のアフターサポートまで担当するのもセールスエンジニアの大きな役割です。

セールスエンジニアには、システムやアプリケーションに関する基本的な理解と営業スキル、コミュニケーションスキルが要求されます。

実際に開発現場を経験してきたエンジニアがセールスエンジニアになるケースが多いです。

職種名 セールスエンジニア
仕事内容 自社製品の説明や提案、アフターサポート
必要なスキル ・システムやアプリケーションに関する知識
・営業スキル
・コミュニケーションスキル

ゲームエンジニア

ゲームエンジニアとは、家庭用ゲーム機やスマートフォンなどでプレイできるゲームソフトの設計、開発、テスト・デバック作業、運用保守などを行う仕事です。

ゲームを設計して開発するだけではなく、発売日までにテスト・デバック作業をしてバグの検出と修正をする作業も行います。

また、ゲームのリリース後は不具合の修正や機能改善、バージョンアップといった仕事もあります。

ゲームエンジニアにはプログラミングスキルやコミュニケーションスキル、ハードウェアに関する知識、マーケティングスキルなどが重要です。

職種名 ゲームエンジニア
仕事内容 ゲームの設計、開発、テスト・デバッグ作業、運用保守
必要なスキル ・プログラミングスキル
・コミュニケーションスキル
・ハードウェアに関する知識
・マーケティングスキル

データサイエンティスト

データサイエンティストは、データの収集や分析などを通して企業の経営課題を解決するための提案を行う職種です。

仕事内容としては、要件定義やデータ収集、データ分析、施策提案といったものが含まれます。

データ分析をするための環境構築から担当して、分析結果をわかりやすく伝えるためのレポーティングをするのが特徴です。

近年は、ビッグデータを活用する企業が増えてきているため、データサイエンティストの需要は高まっています。

データサイエンティストに求められるスキルは、プログラミングスキル、数学・統計学の知識、プレゼンテーションスキル、コミュニケーションスキルなどです。

職種名 データサイエンティスト
仕事内容 要件定義、データ収集、データ分析、施策提案
必要なスキル ・プログラミングスキル
・数学や統計学の知識
・プレゼンテーションスキル
・コミュニケーションスキル

セキュリティエンジニア

セキュリティエンジニアとは、不正アクセスやサイバー攻撃、情報漏洩などを防ぐためのセキュリティ対策を専門的に行うエンジニアのことです。

セキュリティ対策の設計から実装、運用保守まで行います。

また、クライアント企業のセキュリティ診断を行い、セキュリティに関するコンサルティングをするケースがあります。

セキュリティ対策をするには社員が意識することも重要なため、セキュリティに関する教育をすることもあります。

セキュリティエンジニアに求められるのは、セキュリティやネットワーク、サーバーを扱うスキルや知識です。

クライアントとやり取りをする機会が多いため、コミュニケーションスキルも求められます。

職種名 セキュリティエンジニア
仕事内容 セキュリティ診断、セキュリティ教育、セキュリティ対策の設計・実装・運用保守
必要なスキル ・セキュリティ関連のスキル
・ネットワーク関連のスキル
・サーバー関連のスキル
・コミュニケーションスキル
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需要の高いエンジニアになるためには

エンジニアとしての需要を高めるためには、エンジニアリングスキル以外にもさまざまなスキルが求められます。

需要が高いエンジニアになるために必要になるスキルをそれぞれ紹介しましょう。

論理的思考力

エンジニアには、論理的思考力が必要不可欠です。

論理的思考力は、物事を体系的に捉えて筋道立てて考えることができる力といえます。

設計や開発などの仕事は常に論理的に考えて解決方法を模索することが大切です。

また、話に説得力を持たせるためにも論理的思考力が必要になります。

論理的思考力を身に付けたいならば、物事を要素に分解する、結論から話し始めるといったことを常に意識しましょう。

論理的思考力とは 物事を体系的に捉えて筋道立てて考えることができる力
論理的思考力が必要な理由 設計や開発などで解決方法を模索するのに論理的な思考が必要になるため、話に説得力を持たせるため
論理的思考力の身に付け方 ・常に物事を要素に分解して捉える
・常に結論から話し始める

マネジメントスキル

エンジニアの中でも上流工程を担当する場合は、マネジメントスキルが必要になります。

マネジメントスキルとは、管理能力のことであり、経営資源を管理してプロジェクトを成功に導ける能力です。

エンジニアとしてプロジェクトを管理する立場になると進捗管理や欠員補充、トラブルなどへの対応が求められます。

マネジメントスキルを高めるためには、マネジメント研修への参加や資格取得、各種マネジメント手法を学ぶといった方法がおすすめです。

マネジメントスキルとは 経営資源を管理してプロジェクトを成功に導ける能力
マネジメントスキルが必要な理由 上流工程を担当するケースがあるため
マネジメントスキルの身に付け方 ・マネジメント研修に参加する
・マネジメント関連の資格を取得する
・各種マネジメント手法を学ぶ

コミュニケーションスキル

エンジニアにとってコミュニケーションスキルも必要です。

コミュニケーションスキルとは、スムーズに意思疎通を図り、相手と良好な関係を築く能力といえます。

また、正しく自分の意志を伝える力や相手の要望を聞き出す力、交渉する力などもコミュニケーションスキルの一部といえるでしょう。

エンジニアはクライアントから要望を聞き出して要件定義・設計をする必要があります。

また、プロジェクトが始まるとメンバーと協調して仕事をする必要があり、コミュニケーションが重要です。

仕事のあらゆる場面でコミュニケーションスキルが求められます。

コミュニケーションスキルを高めるためには、研修を受講する、実戦経験を積む、さまざまな技術を学ぶといったことがおすすめです。

コミュニケーションスキルとは 正しく自分の意志を伝える力や相手の要望を聞き出す力、交渉する力など
コミュニケーションスキルが必要な理由 クライアントやプロジェクトメンバーとのやり取りが頻繁に発生するため
コミュニケーションスキルの身に付け方 ・研修を受講する
・実戦経験を積む
・さまざまな技術を学ぶ
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エンジニアがスキルアップするには?

エンジニアとしてスキルアップを果たすためには、どのような方法があるのか紹介します。

資格を取得する

エンジニア関連の資格取得をすることで、さまざまな知識やスキルを身に付けることができます。

専門的な資格はたくさんあるため、これから希望するキャリアアップに合った資格を選ぶと良いでしょう。

また、資格を取得すれば自分のスキルを客観的に証明できるようになります。

これから転職する際やフリーランスで案件を獲得する際に、後押しになる可能もあります。

多くの資格があり、知名度や難易度などが異なっているため、目的に合った資格を選ぶことをおすすめします。

プログラミングを習得する

いろいろなプログラミング言語の学習を進めて、実践的に使えるレベルまで習得することは大切です。

多くのプログラミング言語を操ることができれば、対応ができる案件の幅が広がり、エンジニアとしての価値を高めることにつながります。

それぞれの案件ごとに要求されるプログラミング言語は異なっているため、使える言語が多いほど案件獲得が有利に進むでしょう。

ただし、開発する対象によって採用される言語は異なるため、どのような分野の開発に携わりたいのかを考えて、習得する言語を選ぶことがおすすめです。

開発環境を整える

自宅に開発環境を整えておくことはおすすめです。

自宅でも開発の作業ができるようになれば、プライベートな時間を利用してプログラミングなどの勉強ができます。

プログラミングやサーバー、クラウドなどのスキルを習得するためには、自分で実際に設計や開発をするのが効果的です。

実際に自分の手と頭を使って開発をすることで大きなスキルアップを期待できます。

目指す職種を明確にする

エンジニアとしてこれから何を目指したいのか明確にすることは大切です。

エンジニアにはいろいろな職種があり、それぞれ必要になるスキルが異なっています。

目指す職種が定まれば具体的にどんなスキルを身に付けるべきか明らかになるため、具体的にどのようにしてスキルアップを目指せばいいのか方向性が定まるでしょう。

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スキルアップしたらフリーランスとしての道も

スキルアップ

エンジニアにはさまざまな種類があり、それぞれ要求されるスキルは異なっています。

目指したいエンジニアの種類を決めたならば、本記事で紹介したスキルの習得を目指すこともよいでしょう。

また、どんな職種を目指す場合でも、マネジメントスキルやコミュニケーションスキル、論理的思考力は重要になります。

エンジニアとしてスキルアップを果たしたならば、フリーランスとして案件を獲得する道も検討してみましょう。

フリーランスになることで多くのメリットがあります。

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記事監修

2006年に株式会社インテリジェンス(パーソルキャリア株式会社)へに入社。 アルバイト領域の法人営業や新規求人広告サービスの立ち上げ、転職サービス「doda」の求人広告営業のゼネラルマネジャーを歴任。 2021年11月からIT・テクノロジー領域特化型エージェントサービス「HiPro Tech」に携わり、現在サービス責任者を務める。 「一人ひとりが求めるはたらき方や案件との出会いを増やし、キャリアをデザインできるインフラを提供する」ことを自らのミッションとして掲げ、サービス運営を行う。

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