2023.06.19更新

システムエンジニアが独立するには?年収や失敗しない方法などを解説

システムエンジニアはエンジニアの代表的な職種であり、多くの人がシステムエンジニアとして働いています。

そして、システムエンジニアの中には、独立を選択する人も多いです。

会社勤めで働いていて不満を感じている人の中には、独立を検討する人もいるのではないでしょうか。

しかし、独立をして失敗してしまうケースもあります。

これから独立を目指すのであれば、しっかりと知識を得て準備を進めることが大切です。

システムエンジニアが独立をするメリット・デメリットや失敗しない方法などについても解説していきます。

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システムエンジニアとは

システムエンジニアとはどのような仕事なのか紹介します。

仕事内容

システムエンジニアは主に以下のような仕事を担当します。

  • ヒアリング
  • 要件定義
  • 仕様書の作成
  • コーディング
  • テスト
  • 運用保守

システムエンジニアは基本的には上流工程の仕事に携わります。

クライアントからヒアリングを実施し、要件定義をしてから設計を行い仕様書の作成をするまでがメインの仕事です。

ただし、現場によってはコーディングやテスト、運用保守といった仕事を担当するケースもあります。

現場の人手が不足している場合は、システムエンジニアがプログラマーの役割も果たすのです。

そのため、システムエンジニアとプログラマーの違いが曖昧なケースもあります。

年収

システムエンジニアはどのくらいの年収を得ているのか転職サービス「doda」のデータを参考にして紹介しましょう。

( ※2021年9月~2022年8月の1年間における年収データです。 )

システムエンジニアの平均年収は413万円でした。

男性の平均は427万円、女性の平均は380万円です。

年代別のデータも公開されており、20代は364万円、30代は481万円、40代は563万円、50代以降は572万円となっています。

※参考:転職サービス「doda」 「平均年収ランキング」転職サービス「doda」 「平均年収ランキング」

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システムエンジニアが独立するメリット

システムエンジニアが独立してどのようなメリットを得られるのか紹介しましょう。

収入が増加する

システムエンジニアは独立すると、収入が増加する可能性が高いです。

まず、独立すれば自分で報酬の交渉ができます。

そのため、自分が納得できる条件の案件のみを引き受けることができるのです。

また、会社員の場合はクライアントからの報酬は社内で配分されますが、独立した場合は、クライアントからの報酬を一人で受け取ることが可能です。

必要経費を差し引いたとしても大部分は残ります。

実績を積み重ねて、資格などをアピールすることによって高単価の案件を獲得できる可能性もあるでしょう。

単価の高い案件をたくさんこなすことができれば、会社員時代より年収は上がるでしょう。

人間関係で悩まない

独立すると、会社員として働いていた時のような直接的な人間関係が減ることなどが影響し、人間関係に悩まされるケースが減るため、独立したことでストレスが軽減されたというケースもあります。

人間関係の悩みが軽減されることで、仕事に集中しやすくなるでしょう。

会社員時代よりも仕事の質が高まるケースもあります。

ただし、クライアントとやり取りをする必要があり、プロジェクトを管理する場合はチームメンバーとやり取りするケースもあるため注意しましょう。

独立したとしても完全に人間関係の悩みから解放されるわけではありません。

経費を計上できる

独立するとさまざまな経費を計上できるようになります。

たとえば、自宅で仕事をしている場合は家賃の一部を経費にできるのです。

システムエンジニアとしての勉強のために書籍を購入した費用も経費にできます。

他にもさまざまな費用を経費計上できる可能性があるため、納税金額を大幅に減らせるかもしれません。

ただし、どのような費用も経費に計上できるわけではないです。

事業との関連を認められる費用のみ経費にできます。

事業と関係のないものまで経費として計上すると税務調査を受けて否認される可能性があるため、この点は注意しましょう。

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システムエンジニアが独立するデメリット

システムエンジニアが独立するとどのようなデメリットがあるのか説明します。

エンジニア以外の仕事が増える

独立するとこれまでは会社がやっていた業務まで担当しなければいけません。

エンジニアの仕事と直接関係のない業務もすべて一人で対応する必要があります。

たとえば、独立すると自分で営業活動をしなければいけません。

さまざまな方法で営業活動をして、条件の交渉も自分でします。

これまで営業の経験がない場合は苦労する可能性が高いです。

また、会計や税務といった業務も行う必要があります。

日々の帳簿付けをしっかりと行う必要があり、毎年確定申告をしなければいけません。

会計や税務の仕事で誤りがあると納税額を過少申告してしまい罰金を課せられるケースもあります。

ただし、会計や税務などの業務は外注することも可能です。

その場合は専門家に報酬を支払う必要があります。

他にも保険の手続きや会社の金銭管理などもしなければいけません。

本業以外の仕事が増えるため、なかなか本業に集中できず仕事の質が下がる可能性もあります。

社会的信用力が下がる

独立すると会社員の頃よりも社会的信用が下がる可能性があります。

具体的にはクレジットカードや住宅ローンなどの審査を受ける際に不利になるといわれています。

フリーランスのシステムエンジニアは月々の収入が不安定になります。

案件を獲得できなければ収入が0円になるケースもあるのです。

病気や怪我によって働けなくなると収入の保証はありません。

このような理由から独立するとローンや賃貸住宅の審査などさまざまな場面で不利になるケースがあります。

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システムエンジニアが独立で失敗しないためには

システムエンジニアが独立をして失敗しないためのポイントを紹介します。

独立準備をする

独立する前にしっかりと準備をすることが大切です。

計画性を持たずに勢いで独立をすると失敗してしまいます。

独立する際にはきちんと資金を集めることや人脈を作ることなどが重要です。

さまざまなリスクへの備えを事前にしておくことで、独立のリスクを軽減することができます。

将来のビジョンを明確にする

これから独立する際には、将来的にどのような状態になりたいのかビジョンを持つことが大切です。

独立すると上司はいなくなり、誰からも命令や指示をされなくなります。

将来についての具体的なビジョンを持っておくと、張り合いを持って仕事に取り組むことができるでしょう。

仕事へのモチベーションを高められるのです。

売上金額を設定する

独立して毎月どのくらいの売上を実現したいのか、目標を設定しておくことは大切です。

独立するとお金の管理をすべて自分でしなければいけません。

どのくらいの予算を用意することができて、どの程度の出費が発生するのかも考えましょう。

その上でどのくらいの売上があれば安定した生活ができるのか考慮します。

収支の目標を立てることでリスクを回避できるのです。

健康管理を徹底する

独立するとすべての業務を自分で担当しなければいけません。

もし、病気や怪我になるとすべての作業がストップします。

仕事を中断しなければならず、休んでいる間は収入が途絶えてしまうのです。

それでは生活が一気に崩れてしまい独立に失敗するかもしれません。

そのため、独立するならば健康管理を徹底して行うことが大切です。

毎日、栄養のある食事を取り、睡眠時間をきちんと確保しておくことも重要です。

定期的に健康診断を受けて自分の健康状態を把握することも心がけましょう。

多くのクライアントと契約する

独立後は複数のクライアントと契約するという方法もあります。

複数のクライアントと契約していれば、契約が途切れたとしても、他のクライアントとの契約が残っているならば、収入が途絶えることはなくなります。

安定した収入を実現するためにも多くのクライアントと契約することを心がけるのもよいでしょう。

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システムエンジニアが独立する方法

システムエンジニアがこれから独立するための方法を解説します。

会社員からフリーランスになる場合

会社員のシステムエンジニアとして働いている人がフリーランスになるパターンが一般的です。

この場合は、人脈を築いておくとフリーランスになってからスムーズに案件を獲得できるでしょう。

また、人脈がなくても高いスキルや実績があれば、案件をすぐに獲得できる可能性はあります。

最近はエージェントなどフリーランスの仕事探しをサポートしてくれるサービスがあるため、自分で営業しなくても案件を獲得できるでしょう。

また、会社員時代から副業としてフリーランスになる準備をすることもできます。

副業として多くの案件を獲得して成功の見込みがあると判断できれば、退職して本格的にフリーランスを目指すのです。

会社員から起業する場合

システム開発の会社を立ち上げて起業するというパターンがあります。

会社設立をするのはリスクがあるため、案件を獲得できる見込みがある場合に検討しましょう。

また、一人で起業するのではなく、仲間と一緒に起業するという選択肢もあります。

起業は、一般的には、フリーランスよりもリスクがあると考えられます。

フリーランスとしての開業であれば無償でできますが、会社を登記するとなると、費用がかかります。

このため、慎重に考えましょう。

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システムエンジニアが独立して案件を獲得する方法

まとめ

システムエンジニアは独立することで収入を増やせる可能性があります。

他にも人間関係の悩みが軽減されたり、経費を計上できたりといったメリットもあるのです。

ただし、しっかりと独立の準備をしておかないと失敗するケースもあります。

独立の準備としてスキルアップや人脈を作ることなどを意識しましょう。

そうすれば独立後にスムーズに案件を獲得することができ、失敗することを防げます。

独立後に案件を獲得する方法としておすすめできるのがIT・テクノロジー領域特化型エージェントサービス「HiPro Tech」への登録です。

エンジニア向けの案件を豊富に保有しており、システムエンジニアの案件探しに適しています。

案件獲得のサポートも充実しているため、ぜひとも当サービスへの登録を検討してみてください。

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記事監修

2006年に株式会社インテリジェンス(パーソルキャリア株式会社)へに入社。 アルバイト領域の法人営業や新規求人広告サービスの立ち上げ、転職サービス「doda」の求人広告営業のゼネラルマネジャーを歴任。 2021年11月からIT・テクノロジー領域特化型エージェントサービス「HiPro Tech」に携わり、現在サービス責任者を務める。 「一人ひとりが求めるはたらき方や案件との出会いを増やし、キャリアをデザインできるインフラを提供する」ことを自らのミッションとして掲げ、サービス運営を行う。

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