エンジニアのフルリモートの案件の実態とは?特徴や必要なスキルを紹介
フルリモートの案件は、出社をせず完全に在宅で仕事ができるため人気を集めています。
そんな人気の高いフルリモートの案件ですが、獲得するためにはどうすれば良いのか悩んでいる人は多いでしょう。
今回はフルリモートの案件の特徴から求められるスキル、案件を獲得するためのコツまで解説していきます。
フルリモートの案件を獲得したいと考えている人は、ぜひ参考にしてください。
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フルリモートの案件の特徴
フルリモートの案件は、どのようなものなのか特徴を説明します。
高いスキルが求められやすい
フルリモートの案件は高度なスキルが求められる傾向があります。
リモートの案件を募集するクライアントは、即戦力を求めているケースが多いためです。
自社の課題を解決するために、外部のエンジニアの力を借りる目的でフルリモートの案件を出しているケースなどです。
このため、高いスキルを有していないと案件を獲得できない可能性があるため注意しましょう。
これまでの豊富な経験とスキルをアピールできないと、希望する案件を獲得するのは難しいと想定されます。
未経験歓迎の案件は単価が低い
エンジニアが不足している企業は数多くあります。
このため、経験が不足していても対応できるという内容で案件が出されている場合があります。
未経験でも完全在宅勤務の仕事を探すことや応募すること自体は可能です。
しかし、未経験歓迎の案件は難易度が高くない可能性があるため、それに伴い単価が低く設定されていることがあります。
このため、フルリモートの案件を受注する場合には、基本的には自分が経験したことのある案件や得意分野を選択しましょう。
一人で進めていける能力がある案件を優先して受注すると良いでしょう
倍率が高い傾向にある
リモートワークは自由度の高さやコロナウイルス感染防止としても効果が高いため、在宅勤務をしたいと考えているフリーランスのエンジニアは数多くいます。
このため、フルリモートの案件には多くの応募が集まりやすいです。
案件に多くの応募が集まるため、倍率が高くなる傾向にあります。
倍率の高いフルリモートの案件は、スキルや業務経験の豊富なエンジニアが案件を獲得しやすく、結果的に、能力が高いエンジニアが案件を獲得するという流れになります。
成果物で判断される
フルリモートの案件はクライアントと直接顔を合わせて話をする機会がほとんどなく、仕事のプロセスが見えにくいため、最終的な成果物で評価されことが多いです。
プロセスでの評価が得られにくい分、成果物をクライアントの期待通りか、それ以上のクオリティで納品することが最重要です。
期日を守ることや、事前のコミュニケーション・報告が大切になります。
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フルリモートがしやすい案件
さまざまな案件がある中で、特にフルリモートがしやすい案件を紹介します。
システム開発の案件
システム開発の案件はフルリモートの仕事が数多くあります。
開発環境を自宅で整えることができる場合、在宅で業務に取り組むことが可能なためです。
また、能力のあるエンジニアに開発を任せれば、企業側は成果物で判断することができます。
場合によっては、リモートワークで必要なコミュニケーションが十分に補えるため、フルリモートとの相性が良いのです。
ただ、要件定義段階など密なコミュニケーションが必要な工程においては、フルリモートは実現しにくく、任される工程によって変わることを理解しておきましょう。
アプリケーション開発の案件
システム開発同様、アプリケーション開発の仕事も工程にはよるものの、フルリモートが可能な案件が多いです。
最近では、クラウドを活用して開発環境を提供している企業も多くあります。
この場合、インターネットに接続できる環境があれば、自宅でも開発に取り組めるのです。
システム開発同様に、アプリケーション開発においても、成果物で判断しやすいため、企業もフルリモートで外注をすることができます
システムエンジニア向けの案件
システム開発やアプリケーション開発以外であっても、システムエンジニアが取り組む仕事であれば、リモートワークが可能であることは多いです。
スペックを満たしたパソコンさえあれば、リモートでも十分に仕事ができるため、開発でなく運用やテストを担当する案件でもリモートワークが可能なのです。
ただし、チームで仕事をすることが多いため、コミュニケーションをしっかりと行うことが求められます。
クライアント側でコミュニケーションや情報共有のためのツールを用意してくれる場合が多いです
Web系の案件
Webデザイン、Webマーケティングなど、Webサービスにまつわる案件はフルリモートが可能なことが多いです
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フルリモートの案件に必要なスキル
フルリモートの案件を獲得するために必要なスキルの例を紹介します。
プログラミングスキル
フルリモートの案件でよく扱われるプログラミング言語とその理由について一部を紹介します
Go言語 | Web系の開発はフルリモート案件が多いため |
Ruby | Web系の開発はフルリモート案件が多いため |
PHP | Web系の開発はフルリモート案件が多いため |
Python | クラウド環境下での開発案件が多いため |
Swift | モバイルアプリ開発はフルリモート案件が多いため |
Kotlin | モバイルアプリ開発はフルリモート案件が多いため |
Go言語
Go言語を扱うことができれば、多くのフルリモート案件に対応することができます。
Go言語はさまざまな開発で使われている言語ですが、特にWeb系の開発で使用されることが多いです。
マルチプラットフォームに対応しており、WebサービスやWebサーバー、Webアプリの開発などにも用いられています。
Web系の開発はフルリモート案件が多いため、Go言語ができるエンジニアはフルリモートで働きやすくなります。
Ruby
Rubyもフルリモートの案件を獲得する際に有利になるプログラミング言語です。
RubyはWebサービスやWebアプリの開発でよく採用されています。
Rubyのフレームワークである「Ruby on Rails」はWebアプリを作成するのによく用いられているのが特徴です。
Rubyを習得していれば、多くのフルリモート案件に対応することが可能になります
PHP
WebアプリやWebサイトなどの開発でよく使われているPHPも、フルリモートの案件でよく用いられています。
もともとPHPは、Web開発のために生まれたプログラミング言語であり、今でもWeb系の開発では主流の言語の一つです。
PHPをマスターしておけば、フルリモートの案件を獲得しやすくなるでしょう。
関連記事:フリーランスとしてPHPエンジニアになるには?必要なスキルを解説
関連記事:PHP案件の業務内容とは?PHPの案件状況や報酬、必要スキルなども紹介
Python
Pythonは汎用性が高く人工知能の開発にも使われているプログラミング言語です。
Webサービスの開発やデータ分析の効率化、ブロックチェーン開発などにも用いられています。
幅広い分野で利用されているため、フルリモートの案件を探している人はぜひPythonを身に付けると良いでしょう。
関連記事:Pythonエンジニアとは?仕事内容やロードマップなどを紹介
Swift
SwiftはAppleの開発したプログラミング言語であり、MACやiOSのモバイルアプリはSwiftで開発されています。
Webアプリの開発にも使われる機会が多く、案件の中にはフルリモートのものが多く含まれているのです。
Kotlin
Kotlinは2011年に登場した比較的新しいプログラミング言語です。
2017年よりAndroidの公式開発言語に追加されたことで、Android開発でよく採用されています。
モバイルアプリ関連の案件がよく扱っている言語であり、フルリモートの案件も多いです。
Swiftと同様に将来性が期待されており、需要は高まっていくでしょう。
コミュニケーション能力
フルリモートの案件は、直接クライアントと顔を合わせることがないためチャットや通話などでやり取りをする必要があります。
頻繁にやり取りできるわけではないため、限られた時間で必要な情報のやり取りをする能力が必要です。
このため、スムーズに業務を進めるには、直接顔を合わせる時よりも高いコミュニケーション能力が求められます。
プログラミングスキルがどれだけ高くても、コミュニケーションスキルが乏しいと難しいといえるでしょう。
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フルリモートの案件で後悔しないためには?
フルリモートの案件に挑戦して後悔や失敗をしないために重要なポイントを紹介します。
コミュニケーションを取りやすい環境を作る
現場で働く案件とは異なり、フルリモートの案件ではどうしてもコミュニケーションが取りづらい状況になります。
そこで、さまざまなコミュニケーションツールを活用するなどコミュニケーションを取りやすい環境づくりが重要です。
クライアントと定期的に話し合いをする機会を設けるなど、コミュニケーションを活発に行うための努力が求められます。
実務経験を積む
フルリモートの案件はクライアントがエンジニアを現場で管理できず、エンジニアの自己管理に頼ることになります。
このため、しっかりと実務経験があり自走できるエンジニアでなければフルリモートの案件を獲得しにくいと考えられます。
フルリモートの案件を望んでいるならば、多くの実務経験を積むことから始めましょう。
自己管理を行う
フルリモートの案件では自分を監督してくれる存在が近くにいないため、仕事をする時間や休憩の取り方などすべて自己管理しなければいけません。
このためには、きちんと納期に間に合わせられるようにスケジュールを組むことが大切です。
なおかつ体調を崩さないように、適度に休憩を入れてリフレッシュすることも必要でしょう。
勉強して知識を蓄え続ける
企業がフルリモートの案件を出すのは、外部の優秀なエンジニアの力を借りたいからです。
このため、フルリモートの案件は高度なスキルを求められる傾向があります。
エンジニアは、その期待に応えられるだけの知識を常に蓄え続けることが重要です。
プログラミングスキルからネットワークやサーバーなどのスキル、クラウドやAIの知識など幅広いスキルや知識を習得しておくことをオススメします。
エージェントに相談する
フルリモートの案件は倍率が高い状況にあるため、エージェントに相談をして仕事を紹介してもらうことをおすすめします。
自分のこれまでの実績やスキル・知識を伝えることで、エージェントが企業にアピールをしてフルリモートの案件を獲得するサポートをしてくれるでしょう。
自身の能力や希望に適した案件を紹介してくれるため、希望する条件で働ける可能性が高まります。
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フルリモートの案件を得るためには?
フルリモートの案件を得たい場合は、エージェントでの案件獲得がおすすめです。
フルリモートの案件は倍率が高く、自分で営業しても獲得できなかったり、そもそも営業先を見つけるのが困難でクライアントと巡り合えなかったりすることが多々あります。
エージェントを利用すれば、自分の代わりに営業をしてくれて自分のスキルに合った案件を紹介してもらうことができます。
フリーランスITエンジニア専門エージェントである「HiPro Tech」ではリモートワークが可能な案件を揃えています。
- フルリモートの案件は32.3%
- 一部リモートの案件は45.0%
と、約8割の案件がリモートに対応しています。(2022年2月時点)
当サービスであれば、「地方に住んでいるため受注できる案件がない」と諦めることがなくなり、「家庭やプライベートの時間と両立したい」という希望を叶えることがでるでしょう。
登録料は無料で、エンジニアとしてのスキルアップを図るのにとても便利なサービスです。
フリーランスとして働き、フルリモートの案件を受注して活躍したいエンジニアは、ぜひご利用ください。
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記事監修
2006年に株式会社インテリジェンス(パーソルキャリア株式会社)へに入社。 アルバイト領域の法人営業や新規求人広告サービスの立ち上げ、転職サービス「doda」の求人広告営業のゼネラルマネジャーを歴任。 2021年11月からIT・テクノロジー領域特化型エージェントサービス「HiPro Tech」に携わり、現在サービス責任者を務める。 「一人ひとりが求めるはたらき方や案件との出会いを増やし、キャリアをデザインできるインフラを提供する」ことを自らのミッションとして掲げ、サービス運営を行う。