Kotlinの案件を獲得するには?Javaとの違いや将来性を解説

コラムCOLUMN

Kotlinの案件を獲得するには?Javaとの違いや将来性を解説

2022/05/27

エンジニアの仕事では、さまざまなプログラミング言語が使用されています。

その中でも近年注目されているのが、Kotlinであり、Kotlinを扱えるエンジニアを募集している案件は増えています。

比較的最近生まれたKotlinは、まだ歴史が浅くあまり詳しいことを知らないという人は多いのではないでしょうか。

この記事ではそんなKotlinについてのメリット・デメリットやKotlinでできること、将来性などを解説します。

Kotlinとは

Kotlinは2011年にリリースされたオブジェクト指向プログラミング言語です

現在は人気が高まっており、利用者も増えています。

もともとKotlinを開発したジェットブレインズ社は、Javaの総合開発環境を開発したことで有名でした。

そんなジェットブレインズ社が、よりJavaを簡潔で安全に使える言語にするために生み出したものがKotlinです。

Kotlinはさまざまなメリットがあり、いろいろな開発に利用できると評価されていて、今後の将来性も期待されています。

 

Kotlinのメリット

今後の将来性も期待されているKotlinのメリットを紹介します。

 

Javaと互換性がある

KotlinにはJavaとの互換性があります

KotlinのコードとJavaのコードとを併存させることが可能です。

例えば、Javaのコードがあれば、それを変換してKotlinのコードとして利用することができます。

Javaで作成したプログラムを途中からKotlinで記述するといったこともできるのです。

また、KotlinとJavaには共通している部分がたくさんあります。

このため、すでにJavaを習得している人には容易にKotlinの習得もできると言われています。

 

安全性が高い

Kotlinはもともと産業利用向けに開発された汎用言語です。

このため、プログラムの不具合の原因になるようなコードは書きづらい文法を採用しています。

プログラムを実行したときに例外が起きにくいコードを書けるため、安全に使用できるでしょう

Kotlinで作成したソフトは想定外のバグが起きにくく、システムダウンなどの大きなトラブルを避けやすくなっています。

JavaではNull参照による実行時エラーがよく起きてしまうという問題がありました。

一方、Kotlinには「Null Safety」という言語仕様が採用されているため、Javaでよく起きるエラーを回避することができ、安定したシステムを構築しやすいです。

 

コードを簡潔に書ける

KotlinはJavaと比較すると簡潔にコードを書けるというメリットがあります

Javaよりも短く、シンプルなコードで記述できます。

Javaの場合、何行も記述しなければいけない処理であっても、Kotlinであればより短く書くことができます。

このため、コーディングにかかる作業時間を短縮できます。

コードの内容はシンプルであり、読みやすい内容になるため、改修時にバグが生じるリスクも避けられます。

 

サポートが充実している

現在、GoogleのAndroid開発における公式言語に採用されたため、Googleからのサポート体制が充実しています

Googleは積極的にKotlinエンジニアへのサポートを実施していて、オンライン学習コースやLintサポートなどを提供しています。

 

Kotlinのデメリット

一方で、Kotlinにはデメリットも存在します。

 

日本語の教材が少ない

Kotlinには、あまり日本語の情報がありません

このため、Kotlinを習得したいと考えても日本語の教材が少ない点で苦労するケースが多いでしょう。

Javaと比較しても日本語の情報量は圧倒的に少ないです。

ただし、現在のKotlinはAndroid開発における公式言語に採用されているため、Googleによるサポートを受けることができます。

オンライン学習コースや参考資料などをKotlinが日本語により提供しているのです。

このため、日本語でKotlinを学ぶことは不可能ではありません。

 

Javaと比べて活用シーンが少ない

Kotlinは今のところ活用できるシーンはJavaと比較すると少ないです

特に日本においてKotlinを扱えるエンジニアの数は少なく、開発でKotlinが採用されるケースはそれほど多くありません。

ただし、Androidのアプリ開発における公式言語に選ばれたことにより、今後はKotlinがAndroidアプリ開発において主流の言語になってきています。

このため、これから先は高い需要を見込むことができるでしょう。

 

Kotlinでできること

Kotlinの案件について、具体的に紹介します。

 

Androidアプリ開発

KotlinはAndroidのアプリ開発における公式言語に選ばれているため、Androidアプリ開発の案件がたくさんあります

世界でトップシェアのスマホOSであるAndroidのアプリ開発に取り組めるようになるため、アプリ開発に興味のある人はKotlinに注目してみることをおすすめします。

Androidアプリ開発の現場では、Javaも未だに主流の言語として扱われています。

しかし、今では徐々にKotlinへの移行が進められています。

JavaとKotlinにはほぼ100%に近い互換性があるため、JavaからKotlinへの移行は容易とされています。

これからAndroidアプリ開発に携わりたいならば、Kotlinの習得はおすすめです。

多くのAndroidアプリがKotlinで開発されているため、Kotlinを身に付ければアプリ開発の案件で重宝されるでしょう。

ただし、注意点としてKotlinではAndroidアプリ開発はできてもiOSのアプリ開発は難しいということがあります。

iOSのアプリ開発をする際には、SwiftやObjective-Cといった言語が使われています。

iOSアプリの開発案件も数多くあるため、より活躍の幅を広げたいのであれば、Swiftなどの習得も目指すと良いでしょう。

また、完全にJavaからKotlinへの移行が進んだわけではなく、今でもAndroidアプリ開発においてJavaはよく使われている言語です。

このため、KotlinだけではなくJavaの学習も進めておくと良いでしょう

( 関連記事:Androidエンジニアとは?主な仕事内容や将来性を詳しく解説! )

 

KotlinとJavaの違い

KotlinとJavaには具体的にどのような違いがあるのかを紹介します。

 

難易度

Kotlinが開発された目的は、Javaよりも簡単に記述できる言語を生み出すことです

したがって、KotlinはJavaよりも難易度が低い言語と言えます。

例えば、同じ処理をするプログラムを記述する際には、JavaよりもKotlinの方がコード数を少なくできるのです。

また、Javaでコードを書くとNullが出るケースが多いですが、Kotlinはこのような問題点を改善してエラーが出にくくなっています。

Javaよりも簡単にプログラミングができるのがKotlinです。

 

拡張機能

Javaでは拡張機能はサポートされていません。

一方、Kotlinではさまざまな拡張機能が用意されており、多くの機能を付け加えることができます

例えば、Kotlinでは関数型プログラミングとよく似た機能が用意されています。

関数を文字列や数値と同様に、関数の引数として渡すことができます。

また、Javaにはない拡張関数などの機能も有しています。

 

開発速度

同じプログラムを開発する際には、JavaよりもKotlinの方がより短い時間で開発を進めることができます

これはJavaよりもKotlinの方がコードの量を少なくできるためです。

また、Kotlinはエラーが出にくい文法を採用していて、エラーの修正の手間を省くことができます。

ただし、Javaにはタスクの解決策を見つけやすいというメリットがあり、コーディング速度そのものについてはそれほど大きな違いはありません。

 

Kotlinの将来性

Kotlinの将来性について詳細に紹介していきます。

 

今後の需要が期待できる言語

Kotlinはこれから将来性を期待できる言語の一つとされています。

Androidアプリ開発の公式言語となり、実際にKotlinを導入しAndroidアプリの開発をするケースが増えているためです

また、Javaとの親和性があり、Javaで作られたアプリにKotlinを導入することができるため、今後はWebアプリなどで採用されるケースが増えていくでしょう。

ただし、分野によってはJavaからKotlinへの移行が進まずにJavaが継続して使われるケースもあります。

このため、現時点でKotlinの習得だけを目指すのはリスクが高いです。

Kotlinの学習を続けながら、別の言語の習得を目指すことをおすすめします。

複数の言語を扱うことができれば、対応できる案件の幅を広げることができるでしょう。

また、KotlinやJava以外の言語の中にも将来性を期待できる言語はたくさんあります。

例えば、Swiftです。

SwiftはiOSアプリの開発で主に使われている言語であり、iOSの開発案件を対応したいならば必須の言語と言えます。

KotlinはAndroidアプリの開発にしか対応していないため、Swiftも習得しておくことでAndroidとiOSの両方の案件をこなせるようになるでしょう

Kotlin

スキルの幅を広げてKotlinの案件を獲得しよう

KotlinはJavaとの互換性がある言語として注目されています。

Androidの開発環境に追加されたことで人気が高まっており案件も増えているのです。

簡潔にコードを書くことができ、エラーが出にくく安全性が高くて、サポートが充実しているといったメリットがあります。

ただし、Javaも未だに利用されている言語であり、JavaからKotlinへの移行が完全に進んだわけではありません。

案件を対応するためにKotlinとJava、さらに他の言語も学習するなどスキルの幅を広げることをおすすめします。

十分な開発スキルを習得したら、フリーランスとして活動することも可能です。

フリーランスITエンジニア専門エージェント「HiPro Tech」なら案件獲得のためにさまざまなサポートを行っています。

また、Kotlinを使用したAndroidアプリ開発の案件だけでなく、SwiftとKotlinの双方が使用できる案件など幅広い案件を保有しています。

そのため、自身のスキルや希望ににあった案件を獲得することも可能です。

登録料は無料であるため、ぜひ登録してみてください。

記事監修
パーソルキャリア株式会社 HiPro Techサービス責任者
荒井 雅人

株式会社インテリジェンス(現:パーソルキャリア株式会社)入社後、 人材紹介事業部にてキャリアアドバイザーおよびリクルーティングアドバイザーを歴任。

その後、経営顧問人材による経営支援サービスのi-common(現:HiPro Biz)立ち上げを行い、2020年よりIT・テクノロジー領域特化型エージェントサービスのi-common tech(現:HiPro Tech)サービス責任者に着任。

関連のIT案件

案件単価
450000円
月単価
職種
バックエンドエンジニア
業務系アプリエンジニア
必要なスキル
Java
案件単価
700000円
1000000円
月単価
職種
バックエンドエンジニア
必要なスキル
Spring
React
SpringBoot
Linux
Kubernetes
Java
Swift
Kotlin
案件単価
800000円
月単価
職種
バックエンドエンジニア
フロント&バックエンドエンジニア(リードエンジニア)
業務系アプリエンジニア
モバイルアプリエンジニア
PM/PMO(アプリ)
社内SE(アプリ)
必要なスキル
Java
Kotlin
案件単価
700000円
900000円
月単価
職種
バックエンドエンジニア
フロント&バックエンドエンジニア(リードエンジニア)
必要なスキル
Spring
Java
JavaScript
HTML5
SQL
案件単価
600000円
640000円
月単価
職種
フロントエンドエンジニア
バックエンドエンジニア
フロント&バックエンドエンジニア(リードエンジニア)
必要なスキル
Vue.js
AWS
Java
JavaScript
案件単価
650000円
700000円
月単価
職種
バックエンドエンジニア
ゲームエンジニア
必要なスキル
AWS
Google Cloud Platform
Linux
Java
PHP
Python
Go言語
案件単価
700000円
900000円
月単価
職種
バックエンドエンジニア
モバイルアプリエンジニア
必要なスキル
React
NuxtJS
Java
TypeScript
Kotlin
案件単価
800000円
1000000円
月単価
職種
フロント&バックエンドエンジニア(リードエンジニア)
必要なスキル
React
Vue.js
SpringBoot
AWS
Java
JavaScript