2023.06.09更新

クラウドエンジニアの需要は高いの?向いている人の特徴も紹介

企業のクラウドサービス導入が増えてきており、それに伴い、クラウドエンジニアの需要も高まっています。

特に、クラウドの案件は年々増えており、フリーランスのエンジニアも働きやすくなっている分野です。

本記事ではクラウドエンジニアの需要や将来性、向いている人などについて解説します。

クラウドエンジニアに興味のある人は、参考にしてください。

週1・短時間から、週5までコミット可能。
HiPro Tech 会員のみ公開案件も多数。
新規登録はこちら

クラウドエンジニアの需要は?

クラウドエンジニアの需要が高い理由を解説します。

オンプレミスからクラウドへの移行の増加

現在、オンプレミスからクラウドへの移行が増えています。

従来は、ソフトウェア・ハードウェアで保有・管理する形態であるオンプレミスが主流でした。

それが現在では、クラウドサービスが登場したことにより、状況が変化しているのです。

クラウドサービスが登場したことで、オンプレミスのデメリットを解消できるようになり、クラウドへの移行が増加しています。

オンプレミスのデメリット
・オンプレミスは運用するまでにコストや時間がかかる
・保守やトラブル対応に負担がかかる

クラウドサービスを利用する場合は、保守管理やトラブル対応などは非常に軽減され、運用開始を早く行うことができます。

このため、オンプレミスのデメリットが解消できるのです。

オンプレミスから完全にクラウドへ移行した企業も珍しくありません。

そして、クラウドへの移行のために活躍するのがクラウドエンジニアです。

クラウドサービスが充実

次々と新しいクラウドサービスが登場しており、さまざまな課題解決に貢献できるようになっています。

そして、そういったクラウドサービスの導入を進めるために、中心になって活躍するのがクラウドエンジニアです。

クラウドサービスの導入に関する案件は多く出ています。

システム開発をする際には、クラウドサービスの利用を前提とするケースが増えているため、クラウドエンジニアは需要が高いです。

週1・短時間から、週5までコミット可能。
HiPro Tech 会員のみ公開案件も多数。
新規登録はこちら

クラウドエンジニアの将来性

クラウドエンジニアに将来性がある理由を解説します。

クラウドファーストの浸透

現在、クラウドファーストの思想が浸透しています。

システムを新規開発する際には、クラウドサービスの利用を前提とする考え方がクラウドファーストです。

従来のオンプレミスによる運用基盤ではなく、クラウド化していくことを多くの企業が進めています。

政府もクラウド化を推奨しているため、今後はクラウドファーストが主流になると予想できるのです。

システムをクラウド化することで、例えば、災害のような異常事態が起きても業務を継続しやすくなります。

また、ICT化を進めることによって、運用負荷を減らすことができます。

クラウドであれば導入までの期間が短く、初期費用も抑えられるといったメリットもあります。

企業が抱えているさまざまな課題を解決できるため、クラウドファーストの浸透が進んでいるのです。

そして、クラウドファーストの浸透を実現するために、クラウドエンジニアが中心になって活躍していくことが期待されています。

クラウドネイティブの浸透

クラウドの採用だけでなく、クラウドを利用して実行されるシステムやアプリケーションにまで視野を広げ、クラウドへの最適化を図る考え方がクラウドネイティブです。

クラウドネイティブではアプリやシステム開発の際にクラウドの利用が前提となります。

クラウドを使うことが当たり前であり、今後はクラウドをどのように活用していくのかを論じる段階になっていくでしょう。

政府もクラウドネイティブを推奨しており、世界中でクラウドネイティブの考え方が浸透しています。

クラウドネイティブを実現するためにはクラウドエンジニアが必要不可欠です。

クラウドエンジニアが中心となって、アプリ開発でどのようにクラウドへの最適化を図るのか考えます。

週1・短時間から、週5までコミット可能。
HiPro Tech 会員のみ公開案件も多数。
新規登録はこちら

クラウドエンジニアに向いている人

クラウドサービスが人気になっている今、クラウドエンジニアの将来性は高いといえるでしょう。

これからの時代に求められるクラウドエンジニアはどういった人なのか紹介していきます。

常に情報を最新にアップデートできる人

常に最新の情報を集めて知識をアップデートできる人はクラウドエンジニアに向いています。

クラウドエンジニアは、クラウド関連の知識を常にアップデートすることが求められるからです。

クラウド関連の技術やサービスなどは進化のスピードが早いため、常にトレンドをキャッチアップしなければいけません。

古い知識のままでは、新しい案件を獲得するのが難しくなります。

また、クラウドエンジニアは仕事をする際にクライアントに対してさまざまな提案をすることがあります。

クラウド関連のトレンド技術は常に変化しているため、トレンドを追うことは大変です。

トレンドを追うことを苦痛に感じるタイプの人はクラウドエンジニアに向いていないでしょう。

新しい技術が好きであり、トレンドを追いかけることに喜びを感じる人は、クラウドエンジニアの適性があると考えられます。

丁寧に仕事ができる人

クラウドエンジニアは丁寧で慎重な仕事ができる人が適しています。

クラウドエンジニアは仕事をする上で、些細なミスや不具合に気付く必要があるからです。

クラウド関連の仕事でミスが生じれば、クライアントの事業に大きな影響を与えます。

クラウドサービスは、システムの根底にある、システムの根幹を担うので損失やトラブルも些細なものが過大化しやすいです。

そのため、少しのミスも見逃さずに対応できることがクラウドエンジニアに求められます。

クラウドサービスを導入する際には、クライアント企業の環境や状況をきちんと把握しなければいけません。

それぞれの環境に最適なクラウドサービスを導入するためには、細かな気配りや配慮が必要になります。

丁寧に作業を進めていくことで、安心して利用できるインフラを構築できるのです。

クライアントへのヒアリングから設計、開発とすべてのプロセスにおいて、丁寧で慎重な仕事ができる人はクラウドエンジニアに向いています。

週1・短時間から、週5までコミット可能。
HiPro Tech 会員のみ公開案件も多数。
新規登録はこちら

クラウドエンジニアが稼ぐために保有しておいた方が良い資格

クラウドエンジニアとして活躍して稼ぐために保有しておいた方が良い資格を紹介します。(2023年2月時点情報)

AWS認定資格

AWS認定資格はAWSに関する認定資格です。

AWSはAmazon社の提供しているクラウドサービスであり、世界中で使われています。

AWSを扱う案件は多くあるため、AWS認定資格を取得するメリットは大きいです。

AWS認定資格を取得することで、クラウドに関する専門知識を身に付けられます。

また、クラウドの専門知識を持っていることを効果的に証明できる点もAWS認定資格のメリットです。

AWS認定資格はFOUNDATIONAL、ASSOCIATE、専門知識、プロフェッショナルという4つの区分があります。

4つの区分があるため自分のレベルに合ったものを選び、受けることができます。

各区分について、さらにレベルごとに細分化されているのが特徴です。

公式でオンライントレーニングを提供しているため、動画を活用した学習ができます。

サンプル問題も公式で配布しているため、必ずチェックしましょう。

出題形式は択一選択問題と複数選択問題です。

試験区分ごとに受験料や試験時間は異なっています。

AWS認定資格の概要 クラウドの専門知識を認定する資格
取得するメリット ・クラウドの専門知識を持つことを証明できる
・クラウドの専門知識を身に付けられる
出題形式 択一選択問題と複数選択問題

※参考:Amazon Web Services, Inc. AWS認定

Linux技術者認定

Linux技術者認定「LinuC」はLinux技術者に要求されるスキルを証明できる認定資格です。

クラウド環境であっても、サーバーの立ち上げや必要なミドルウェアをインストールするにはLinuxのスキルが必要であり、クラウドエンジニアを目指すのであればLinuxのスキルは必須と言えます。

LinuCはLinuxのスキルを問うのはもちろんですが、クラウドを使いこなすための仮想化技術についてまで出題範囲をカバーしているので、認定を持っていることはクラウド関連の案件を獲得する際に有利になります。

LinuCは全部で3つのレベルに区分されています。

多肢選択式と記述式が出題形式です。

入門者向けのLinuCレベル1、実務経験者向けのLinuCレベル2、高度な知識を持つエンジニアを対象としたLinuCレベル3と3つのレベルがあります。

レベル1とレベル2に関しては2つの試験が用意されていて、認定を取得するにはそれぞれ両方に合格しなければいけません。

レベル3に関しては1つだけ合格すれば問題ないです。

レベル1とレベル2の認定取得には、5年以内にそれぞれ両方の試験に合格する必要があります。

Linux技術者認定「LinuC」の概要 クラウド時代におけるLinux技術者に要求されるスキルを証明できる認定資格
取得するメリット ・クラウド環境で必須となるLinuxを使いこなすスキルを身に付けられる
・基本知識とスキルが見につくのでクラウド関連の学習を効率的に進められる
出題形式 多肢選択式と記述式

※参考:特定非営利活動法人エルピーアイジャパン LinuC

CCSP認定試験

CCSP認定試験とは(ISC)²の主催する資格試験です。

クラウドサービスを安全に利用するために求められる知識を認定します。

クラウドサービスのセキュリティを万全にするための知識やスキルを認定できるのが特徴です。

CCSP認定試験に関するトレーニングが公式で定期的に開催されています。

また、公式で資格紹介セミナーを開催していて、試験に関する詳細な情報を得られるのです。

CCSP認定試験は日本語の情報が不足しているため、公式のセミナーやトレーニングには積極的に参加しましょう。

出題形式は多肢選択式であり、試験時間は4時間です。

CCSP認定試験の概要 クラウドサービスを安全に利用するために求められる知識を認定
取得するメリット クラウドセキュリティに関する知識やスキルを証明できる
出題形式 多肢選択式

※参考:(ISC)² Director of Business Development, Japan  CCSP認定試験

週1・短時間から、週5までコミット可能。
HiPro Tech 会員のみ公開案件も多数。
新規登録はこちら

フリーランスとして活躍したいなら「HiPro Tech」

クラウドエンジニア

クラウドサービスの需要は、非常に高まっています。

クラウドエンジニアを目指すことで、将来的に高単価の案件を獲得できる可能性があります。

フリーランスのクラウドエンジニアとして活躍したいならば、案件を獲得することが大切です。

案件獲得のお悩みはIIT・テクノロジー領域特化型エージェントサービス「HiPro Tech」にご相談ください。

さまざまなクラウド案件を扱っており、希望する案件を獲得するためのサポートを行っています。

事業会社直受けの案件やオンプレミスからクラウド移行の案件、AWSだけでなくAzureやGCPなどの案件も扱っています。

エンジニア案件の獲得について、お気軽にお問い合わせください。

週1・短時間から、週5までコミット可能。
HiPro Tech 会員のみ公開案件も多数。
新規登録はこちら

記事監修

2006年に株式会社インテリジェンス(パーソルキャリア株式会社)へに入社。 アルバイト領域の法人営業や新規求人広告サービスの立ち上げ、転職サービス「doda」の求人広告営業のゼネラルマネジャーを歴任。 2021年11月からIT・テクノロジー領域特化型エージェントサービス「HiPro Tech」に携わり、現在サービス責任者を務める。 「一人ひとりが求めるはたらき方や案件との出会いを増やし、キャリアをデザインできるインフラを提供する」ことを自らのミッションとして掲げ、サービス運営を行う。

週1・短時間から、週5まで
コミット可能。
HiPro Tech 会員のみ公開案件も多数。
新規登録はこちら
登録がまだお済みでない方
週1・短時間から、週5までコミット可能。
HiPro Tech 会員のみ公開案件も多数。
新規登録はこちら

この記事に関連するおすすめ案件

記事カテゴリ 一覧

週1・短時間から、週5まで
コミット可能。
HiPro Tech 会員のみ公開案件も多数。
新規登録はこちら