インフラエンジニアに向いている人の特徴は?仕事内容はなに?
インフラエンジニアは、サーバーやストレージ、ネットワークの構築などに携わる職種です。
ただし、その対応範囲は広く、細かな作業や深い知識を求められる業務も多いのが特徴です。
さらに、論理的な思考力を問われるケースもあるでしょう。
本記事では、インフラエンジニアに向いている人・向いていない人を紹介します。
インフラエンジニアの特徴や仕事内容にも触れますので、ぜひ最後までご一読ください。
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インフラエンジニアに向いている人
インフラエンジニアに向いているのは、以下に当てはまる人といわれています。
・ 論理的に考えることが好きな人
・ 一つの作業に集中できる人
・ 辛抱強くできる人
・ IT系の知識を持っている人
論理的に考えることが好きな人
論理的に考えることが好きな人は、インフラエンジニアに向いているといえます。
サーバーの設計といった業務は、物事のくみ取り方が重要で、必要な情報をくみ取り、それをどのようにするのかまでの筋道を立てないといけません。
その際には論理的思考力(ロジカルシンキング)が求められるからです。
また、システムの障害や故障の対応において、原因の特定をし、それに応じて講じる対策の策定などにも論理的な考え方が必要です。
システム仕様や設計の検討についても短い時間で考えて成果を出すことが求められるので、論理的に考えることが好きな人は、業務全般で求められることに適切な対応ができることも多いと考えられ、インフラエンジニアとして活躍しやすく向いているといえます。
一つの作業に集中できる人
インフラエンジニアは、一つのことに対して深く考える必要もあるため、飽きずに集中力を維持できる人にも向いているといえます。
どのように設計し、何が求められるのかを論理的に考えて、一つずつ組み上げていく必要があるからです。
辛抱強く作業を続けられる人
インフラエンジニアは、辛抱強く作業を続けられる人にも向いているといえます。
サーバーの設計や改善などの基本的な業務は、それぞれにかかる時間が長く、向き合い続ける辛抱強さが求められるからです。
また、マニュアル化された業務である監視・運用・保守のなども、同じ作業の繰り返しとなりやすく、忍耐力が求められるでしょう。
IT系の知識を持っている人
インフラエンジニアには、IT系の知識を持っている人も向いているといえます。
インフラエンジニアが担当する業務の多くは、サーバーやネットワークなど、どのようなIT領域においても基盤となり、通ずるところがあります。
このため、自らの持つ知識を活かしながら、活躍が期待できます。
ただし、インフラエンジニアと一言にまとめてもサーバーからネットワーク、セキュリティなど、担当の領域で保有しておきたい知識が異なります。
常日頃からの情報のチェックは欠かさないことが大切です。
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インフラエンジニアに向いていない人
以下に当てはまる人は、インフラエンジニアに向いていないかもしれません。
・ 地道に作業ができない人
・ 緊急の対応が苦手な人
地道に作業ができない人
インフラエンジニアの業務は、地道な作業を行うのが苦手な人には向いていない場合があります。
なぜなら、インフラエンジニアが担当する業務は、直接的にユーザーの目に入らない裏方で、地道な作業を何度も繰り返して、少しずつ成果が出るものだからです。
また、特定の定型作業はある程度までマニュアル化されており、同じ業務の繰り返しとなることも少なくありません。
ただ、そうした作業の積み重ねがインフラストラクチャーの安定に必要なため、地道に業務を遂行できない人には向いていないでしょう。
緊急の対応が苦手な人
インフラエンジニアは、緊急の対応が苦手な人にも向いていない場合があります。
システムエラーで思うように稼働しない非常事態において、冷静に修正する力が求められるからです。
サーバーがダウンしたままの状態ではサービスの利用を継続できないため、早急に原因を突き止めて復旧しなければならない状況での冷静さは、迅速な対応に必要不可欠なものです。
緊急の対応で焦ってミスが多いといった人は、インフラエンジニアに向いていないかもしれません。
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インフラエンジニアの種類
インフラエンジニアの代表的な種類は、以下が挙げられます。
またインフラエンジニアについて詳しく知りたい方は「インフラエンジニアとは?年収・スキルや資格、メリット・デメリットも解説」も合わせてご覧ください。
・ ネットワークエンジニア
・ サーバーエンジニア
・ データベースエンジニア
・ クラウドエンジニア
ネットワークエンジニア
ネットワークエンジニアは、顧客環境に対してネットワークの構築や保守・管理を行います。
ネットワーク機器の選定から設定によって運営を開始すること、運用・保守を実施して円滑な状態を維持することなどが主な業務です。
また、フロントエンド用のインターネット通信設定、バックエンド用のネットワーク機器接続なども対応します。
ネットワークエンジニアについて詳しく知りたい方は「ネットワークエンジニアがやめとけと言われる理由は?メリットや将来性など」をご覧ください。
サーバーエンジニア
サーバーエンジニアは、サーバーの構築・設計をし、場合によっては、管理や運用保守をするのが仕事です。
運用に必要なサーバーのスペックや処理能力、台数の調整といった細かい作業まで対応します。
サーバーの監視やバックアップなどの裏方といえる業務にも対応するため、障害が発生すると復旧作業に携わることもあるでしょう。
OSに関する知識に加えて、ネットワーク全般の知識やセキュリティスキルを持つ人が向いています。
データベースエンジニア
データベースエンジニアは、名前の通りデータベースの開発・設計および運用・管理を行います。
OracleやMicrosoft SQL Serverなどを取り扱う必要があるため、一定の知識とスキルを求められるのが特徴です。
また、データベースエンジニアは他の部署(部門)との協力が必要となることから、高いコミュニケーション能力と論理的思考力がある人に向いています。
データベースエンジンについて詳しく知りたい方は「データベース(DB)エンジニアとは?仕事内容や将来性、必要なスキル、おすすめの資格を紹介!」をご覧ください。
クラウドエンジニア
クラウドエンジニアは、クラウド環境上のサーバー設計・構築・整備を行います。
ハードウェアではなくソフトウェアを扱うことから、自社でサーバーを構築するオンプレミスとは異なり、仮想環境上に構築するのが大きな違いです。
AWSやAzure、GCPなどを扱います。
設計や構築に限らず、保守・運用といった一連の業務まで対応する必要があるため、クラウドに深い知識を持った人に向いています。
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インフラエンジニアに向いている人は、以下のとおりです。
・ 論理的に考えることが好きな人
・ 一つの作業に集中できる人
・ 辛抱強くどんな問題が起きてもめげない人
・ IT系の知識を持っている人
インフラエンジニアにも種類があり、ネットワークエンジニア・サーバエンジニア・データベースエンジニア・クラウドエンジニアが代表例です。
それぞれで求められる知識・スキルが異なるため、自らが目指したい職種で案件を獲得できるようにすることが大切です。
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さまざまなインフラ案件を扱っており、案件の紹介だけではなく、希望する案件を獲得するためにさまざまなサポートを受けることが可能です。
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記事監修
2006年に株式会社インテリジェンス(パーソルキャリア株式会社)へに入社。 アルバイト領域の法人営業や新規求人広告サービスの立ち上げ、転職サービス「doda」の求人広告営業のゼネラルマネジャーを歴任。 2021年11月からIT・テクノロジー領域特化型エージェントサービス「HiPro Tech」に携わり、現在サービス責任者を務める。 「一人ひとりが求めるはたらき方や案件との出会いを増やし、キャリアをデザインできるインフラを提供する」ことを自らのミッションとして掲げ、サービス運営を行う。