2024.06.28更新

TypeScriptエンジニアの年収相場は?案件の単価相場や高単価案件も紹介

「TypeScriptエンジニアの年収はどれくらい」
「TypeScriptエンジニアとして年収を上げるにはどうすれば良いのか」

と気になる方もいるのではないでしょうか。

TypeScriptは人気のあるプログラミング言語の一つで、単価相場も高い傾向にあります。

高単価の案件も数多くあり、スキルを向上させることで年収を大幅に上げられるかもしれません。

今回の記事では、TypeScriptエンジニアの年収相場や年収を上げる方法、高単価の案件例を紹介します。

年収を上げる手段はいくつかあるため、自分に合った方法を見つけてみましょう。

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TypeScriptに関わるエンジニアの年収相場

TypeScriptエンジニアの年収相場はどれくらいなのでしょうか。

以下で、年収事情について確認していきましょう。

TypeScriptを用いて、どの領域に携わるかで年収が異なる

一言にTypeScriptエンジニアといっても、TypeScriptエンジニアにはさまざまなタイプがあります。

例えば、スマートフォン向けアプリの開発を得意とするエンジニアや、主にサーバーサイドを担当しているエンジニアなどです。

そのため、TypeScriptエンジニアの年収は「対応領域によって異なる」と言えます。

転職サービス「doda」が実施した調査を参考にしながら、以下で対応領域ごとの年収相場を確認していきましょう。

スマホアプリ/ネイティブアプリ系エンジニア

スマホアプリ/ネイティブアプリ系エンジニアの年収相場は「461万円」です。

技術系(IT/通信)職種の中では年収が最も大幅に上がった職種で、前回の調査時と比較すると年収相場は35万円上昇しました。

Webサービスエンジニア

Webサービスエンジニアの年収相場は「424万円」です。

技術系(IT/通信)の平均年収が「452万円」であることから、技術系の中では年収が低い傾向にあります。

システム開発/運用

システム開発/運用を担当するエンジニアの年収相場は「472万円」です。

技術系の中では年収が高く、システムの上流工程と下流工程のどちらにも対応できるようになると、さらに年収を上げられます。

パッケージ導入/システム導入

パッケージ導入/システム導入を扱うエンジニアの年収相場は「469万円」です。

技術系の職種においては、年収は高い傾向にあります。

サーバーエンジニア

サーバーサイドを担当するサーバーエンジニアの年収相場は「454万円」で、技術系全体の平均と同程度です。

フロントサイドも対応できるようになれば、年収を上げられる可能性が高まります。

TypeScriptエンジニアの平均年収は高い

ビジネスパーソン全体の平均年収と比較すると、TypeScriptエンジニアの平均年収は高いと言えます。

転職サービス「doda」の調査データによると、2023年度におけるビジネスパーソン全体の平均年収は「414万円」であることが明らかになりました。

Webサービスエンジニアの年収相場は「424万円」で、システムエンジニアの年収相場は「472万円」であることから、TypeScriptエンジニアの年収はビジネスパーソン全体の平均よりも高い水準にあることが伺えます。

※参考:日本のビジネスパーソンの平均年収は?平均年収ランキング(平均年収/生涯賃金)【最新版】 |転職ならdoda(デューダ)

関連記事:TypeScriptエンジニアの今後は?将来性や需要が高い人材の特徴を解説!

単価相場を解説/フリーランスのTypeScriptエンジニア

それでは、TypeScriptエンジニアのフリーランスの案件はどれくらいの単価なのでしょうか。

IT・テクノロジー領域特化型エージェントサービス「HiPro Tech」では、Typescriptは最も平均月額単価が高いプログラミング言語として紹介しています。

Typescriptの平均月額単価は「約99.5万円」です。

平均月額単価が高いことから、TypeScriptエンジニアへの需要が高いことがわかります。

※参考:IT・テクノロジー領域特化型エージェントサービス「HiPro Tech」 ITフリーランスエンジニアの平均月額単価ランキング!単価が高い職種、業種、言語は?(2024年5月時点情報)

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TypeScriptエンジニアが年収を上げる方法

それでは、TypeScriptエンジニアが年収アップを目指すにはどうすれば良いのでしょうか。

ここでは、TypeScriptエンジニアが年収を上げる方法を詳しく解説します。

フリーランスとしてTypeScriptの高単価の案件を獲得する

TypeScriptエンジニアの中にはIT企業に勤めている人も多いですが、フリーランスとして独立することで年収が上がる可能性があります。

フリーランスのTypeScriptエンジニアは、基本的にはクライアントと業務委託契約を結んで、プロジェクトごとにはたらきます。

案件によっては月額単価が100万円を超えるケースもあり、なかでも上流工程やマネジメントに関わる案件の単価が高い傾向にあります。

高単価の案件を獲得できれば、企業に勤めるよりも高水準の年収を得られる可能性があるでしょう。

関連記事:フリーランスのTypeScriptエンジニア向けの案件一覧を紹介!

日々の業務に関連する資格を取得する

TypeScriptエンジニアの業務に関連した資格を取得することで、年収を上げられる可能性があります。

企業に勤めている場合、資格を取得することで資格手当がついたり、評価されやすくなったりします。

同様にフリーランスの場合も、資格を取得することで案件に応募する際にスキルをアピールしやすくなるでしょう。

役立つ資格としては、IPA 独立行政法人 情報処理推進機構が主催するシステムアーキテクト試験などが挙げられます。

要件定義/設計など上流工程に関わる知識・スキルを身に付ける

TypeScriptエンジニアが年収を上げるためには、プロジェクトの上流工程に対応できる知識やスキルを身に付けると良いでしょう。

上流工程とは、要件・機能定義、構成管理、計画立案などのプロセスのことです。

これらはシステム開発の基盤となる工程であり、クライアントとのやり取りも必要になります。

下流工程はプログラミング言語を使って実装する作業がメインですが、上流工程まで対応できるスキルを身に付ければ、TypeScriptエンジニアとしての希少性が高まるでしょう。

マネジメントに必要な知識やスキルを身に付ける

マネジメントスキルを身に付けることも、年収を上げるうえで重要です。

システム開発等のプロジェクトは、多くの場合PM(プロジェクトマネジャー)主導のもと進められます。

全体の進捗を管理するマネジャーがいることで、プロジェクトを効率的に進められるためです。

PM(プロジェクトマネジャー)は進捗管理やコスト管理、スケジュール管理をはじめ、クライアントとのコミュニケーションなどの役割を担います。

関連記事:TypeScriptエンジニアのキャリアパス8選!スキルを高める方法も解説
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TypeScriptスキルが求められる案件例を紹介

ここでは、TypeScriptスキルが求められる案件例を紹介します。

治療アプリ開発のテックリード

最初に紹介する案件例は、治療アプリ開発のテックリードの求人です。

ニコチン依存症治療アプリや高血圧治療補助アプリ、がん治療支援アプリなど、幅広いアプリを手掛けており、候補者のスキルや意向に合わせたポジションを提案しています。

必須のスキルとしては、TypeScript/Reactでの実務経験が求められ、チームでの開発経験やディスカッションをしながら仕様を決めた経験が望ましいとされています。

活動日数は、週3日~5日で、業務形態はフルリモート、案件単価は100万~150万円/月です。

※参考:IT・テクノロジー領域特化型エージェントサービス「HiPro Tech」 【TypeScript/React】治療アプリ開発のテックリード/フルリモート(2024年5月時点情報)

ノーコードで実現するモバイルアプリの開発

続いて紹介する案件例は、自社アプリの開発などを担当するフロントエンドエンジニア、およびフルスタックエンジニア向けの案件です。

ノーコードでモバイルアプリ開発を行うための、機能追加、技術の調査や研究が主な業務内容です。

必須のスキルとしてはJavaScript/TypeScriptに精通していることで、海外とのやり取りを行うための英語力(リーディング・ライティング)があるのが望ましいとされています。

活動日数は週4日~5日で、業務形態はフルリモート、案件単価は80万円~110万円/月になっています。

※参考:IT・テクノロジー領域特化型エージェントサービス「HiPro Tech」 【TypeScript】自社アプリの開発(Angularへのマイグレーション)/フルリモート(2024年5月時点情報)

自社プラットフォームサービスのWebアプリ開発エンジニア

続いて紹介する案件例は、自社プラットフォームのアプリケーションの開発(フロントエンドとバックエンド)などを担当する案件です。

必須のスキルとしては3年以上のWebサービスの開発経験、MySQLまたはPostgreSQL を用いた2年以上の業務経験や、macOSまたはGNU/Linuxを用いての2年以上の開発経験が望ましいとされています。

活動日数は週3日~5日で、業務形態はフルリモート、案件単価は60万円~80万円/月になっています。

※参考:IT・テクノロジー領域特化型エージェントサービス「HiPro Tech」【フルリモート/TypeScript/Go】自社プラットフォームサービスのWebアプリ開発エンジニア(2024年5月時点情報)

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フリーランスエージェントでは高単価案件を多数保有している

高単価の案件を効率的に探したい方は、フリーランス向けのエージェントサービスの利用をおすすめします。

IT・テクノロジー領域特化型エージェントサービス「HiPro Tech」は、IT・テクノロジー領域のフリーランスに特化したエージェントサービスで、高単価の案件を数多く扱っています。

参考:TypeScriptの求人・案件一覧

プライム市場に上場している企業からスタートアップに至るまで、さまざまな企業の案件を扱っており、要望に合わせた案件を紹介しています。

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まとめ

今回の記事では、年収アップを目指しているTypeScriptエンジニアに向けて、TypeScriptエンジニアの年収相場や年収を上げる方法について解説しました。

TypeScriptエンジニアは全国平均と比較しても高水準の年収ですが、フリーランスとして独立することで、大幅に年収を上げられる可能性があります。

前述した当サービスでは、TypeScriptのフリーランス案件のご提案が可能です。

興味のある方はぜひご登録ください。

記事監修

2006年に株式会社インテリジェンス(パーソルキャリア株式会社)へに入社。 アルバイト領域の法人営業や新規求人広告サービスの立ち上げ、転職サービス「doda」の求人広告営業のゼネラルマネジャーを歴任。 2021年11月からIT・テクノロジー領域特化型エージェントサービス「HiPro Tech」に携わり、現在サービス責任者を務める。 「一人ひとりが求めるはたらき方や案件との出会いを増やし、キャリアをデザインできるインフラを提供する」ことを自らのミッションとして掲げ、サービス運営を行う。

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