TypeScriptエンジニアのキャリアパス8選！スキルを高める方法も解説

「TypeScriptエンジニアの代表的なキャリアパスにはどのようなものがあるのか」
「ニーズの高いTypeScriptエンジニアに求められるスキルとは何なのか」

と気になる方もいるのではないでしょうか。

TypeScriptは近年注目を集めているプログラミング言語の一つで、今後もTypeScript エンジニアのニーズは高まっていくと言われています。

具体的なキャリアパスをイメージしておくことで、TypeScript エンジニアとしての市場価値を高められるでしょう。

今回の記事では、TypeScriptエンジニアのキャリアパスやスキルアップのための方法を解説します。

ぜひ参考にしてみてください。

関連記事：TypeScriptエンジニアの今後は？将来性や需要が高い人材の特徴を解説！

TypeScriptエンジニアのキャリアパス8選

TypeScriptエンジニアのキャリアパスは、大きく「エンジニアとしてのキャリア」と「上流工程に関わる職種でのキャリア」に分けられます。

以下で、TypeScriptエンジニアの代表的なキャリアパスを確認していきましょう。

エンジニアとしてキャリアを積む

TypeScriptを扱った経験があれば、エンジニア領域でさまざまなキャリアを目指せる可能性があります。

では、TypeScriptエンジニアは他にどのようなエンジニア職を目指せるのでしょうか。

フロントエンドエンジニア

フロントエンドエンジニアとは、名前の通りフロントエンドを担当するエンジニアです。

ユーザーが目にするフロントエンド、つまりWebブラウザやアプリケーションなどのインターフェースを主に扱います。

フロントエンドエンジニアを目指すためには、TypeScriptなどのプログラミングスキルに加え、サーバーやCMSなどのシステムに関する知識を身に付けることが必要でしょう。

関連記事：【まとめ】フロントエンドエンジニアとは？年収・スキルや資格、メリットや注意点も解説

バックエンドエンジニア

バックエンドエンジニアとは、サーバーサイドを担当するエンジニアのことです。

フロントエンドエンジニアとは異なり、サーバーやインフラなどのユーザーが目にしない部分を扱います。

TypeScriptはサーバーサイドにも活用されており、TypeScriptエンジニアとしての経験を活かせるでしょう。

システムに関する応用スキルやデータベースに関する知識などがあれば、バックエンドエンジニアとして活躍できる可能性が高まります。

関連記事：バックエンドエンジニア(サーバーサイドエンジニア)とは？年収・スキルや資格、メリット・デメリット

フルスタックエンジニア

フルスタックエンジニアとは、システム開発においてオールラウンドに活躍しているエンジニアのことです。

具体的には、フロントエンド開発とサーバーサイド開発の両方を手掛けたり、プロジェクトの上流工程から下流工程までを担当したりします。

フルスタックエンジニアになるには、さまざまなスキルが求められるため、TypeScriptエンジニアとしてのスキルも役立ちます。

まずはTypeScriptエンジニアとして経験を積んでから、徐々に対応できる領域を広げていくと良いでしょう。

関連記事：フルスタックエンジニアになるためのロードマップ！仕事内容や勉強方法も紹介

クラウドエンジニア

クラウドエンジニアとは、ITシステムの構築から運用、保守までを手掛けるエンジニアのことです。

インターネット上のクラウドサービスに特化したエンジニアとも言えます。

近年はオンプレミス環境からクラウドに移行する企業が増加しており、クラウドエンジニアへのニーズは高まっています。

クラウドエンジニアになるためには、TypeScriptエンジニアとしての実践経験のほか、クラウドやオンプレミスに関する専門的な知識を身に付ける必要があるでしょう。

関連記事：クラウドエンジニアになるには？必要なスキルや資格、勉強方法などを紹介

上流工程に関わる職種でキャリアを積む

TypeScriptエンジニアから、エンジニア以外の職種に転職することも可能です。

以下で、TypeScriptエンジニアの経験が活かせる職種を紹介します。

CTO

CTO（Chief Technology Officer：最高技術責任者）とは、COOやCFOと同様に経営層に位置付けられる役職です。

その名の通り技術方針の意思決定やエンジニアなどの技術部門を管理する役割などを担います。

小規模のスタートアップ企業、中小企業、大企業など、所属する組織の規模によって、CTOに求められる役割は異なります。

エンジニアとして技術力を高めた上で、マネジメント経験を積むことにより、将来的にはCTOを目指せるでしょう。

関連記事：CTOになる方法とは？役割や求められるスキルを具体的に解説

PM（プロジェクトマネジャー）

PM（Project Manager：プロジェクトマネジャー）とは、プロジェクトが円滑に進むように全体を管理するマネジャーのことです。

スケジュールやメンバー、タスク、コストなどの管理を行います。

マネジメントスキルはもちろん、プロジェクト全体を管理するためには、システムに関する専門的な知識が必要です。

そのため、TypeScriptエンジニアとして専門的知識を身に付けた後、マネジメントスキルを身に付けてPMを目指すと良いでしょう。

関連記事：PM(プロジェクトマネジャー)案件の需要は？PM案件を獲得する方法も解説

PdM（プロダクトマネジャー）

PdM（Product Manager：プロダクトマネジャー）とは、プロダクトの開発から販売までの全体を管理するマネジャーのことです。

プロダクトの価値を向上させることで、収益の増加を目指します。

プロダクトの開発を手掛けるためには、技術的な知識や経験が欠かせません。

経験に基づき、実現できる戦略であるかを判断することが多いためです。

TypeScriptエンジニアとしての経験を積みながら、PdMに必要なスキルを身に付けると良いでしょう。

関連記事：プロダクトマネジャー(PdM)が注目される理由は？スキルセットや役割を解説

ITコンサルタント

ITコンサルタントとは、IT技術を用いてクライアントの課題解決を支援するコンサルタントのことです。

クライアントとの折衝を通じて課題を発見し、最適な解決策を提案します。

ITコンサルタントの仕事として、システムやITツールなどの導入のサポートも行います。

TypeScriptエンジニアとして培った知識は、クライアントに提案する際に役立つだけでなく、エンジニアとやり取りする際のスムーズなコミュニケーションにもつながるでしょう。

関連記事：ITコンサルタントになるには？必要な資格や年収について解説

TypeScriptエンジニアがスキルを高める3つの方法

TypeScriptエンジニアには、さまざまなキャリアパスがあることがわかりました。

希望するキャリアを叶えるためには、スキルを身に付けることが大切です。

それでは、具体的にどのようにスキルアップを目指せば良いのでしょうか。

TypeScriptに関連する資格を取得する

スキルを向上させるためには、TypeScriptエンジニアに関連した資格を取得すると良いでしょう。

TypeScriptエンジニアとしてのスキルを高めることができれば、フロントエンドエンジニアやバックエンドエンジニアとしてのキャリアを広げることができる可能性があります。

資格取得を通じて専門的な知識が身に付くだけでなく、アピールポイントが増えて案件に応募しやすくなるためです。

フロントエンドからバックエンド、インフラまで幅広く経験する

エンジニアとしてのキャリアを考えている方は、対応できる業務領域を拡大させることをおすすめします。

具体的には、フロントエンドからバックエンド、インフラまでを含む幅広い領域の経験を積むことです。

TypeScriptに留まらない幅広い経験を積むことで、応募できる案件の幅も広がりますし、エンジニアとしての価値を高められるでしょう。

それぞれの領域で求められるスキルや知識が異なるため、継続的に学習することが大切です。

リーダー・マネジメント経験を積む

将来的にマネジメントポジションを目指したいという方は、リーダーやマネジャーに必要な知識を身に付ける必要があります。

エンジニアは基本的にプロジェクトの下流工程を担当することが多く、上流工程で定められた要件に従って、プログラミング言語を用いて実装していきます。

しかし、リーダーやマネジャーを目指すためには、上流工程から下流工程までの全体を管理する必要があるため、上流工程の経験も少しずつ積んでいきましょう。

フリーランスであれば普段経験できない業務を経験できる

TypeScriptエンジニアとしての経験を積んだ後、フリーランスとして独立することも可能です。

フリーランスは企業や団体に所属せず、クライアントと個人が契約を結び、業務やプロジェクトに取り組むはたらき方を指します。

フリーランスは契約する案件を自分の意思で選択できるため、自己成長につながりそうな案件や興味のある領域で活動しやすくなります。

さらに、フリーランス向けの高単価案件も豊富にあり、年収アップを目指せる可能性もあるでしょう。

フリーランスのTypeScriptエンジニアの平均単価については、以下の記事を参考にしてください。

関連記事：TypeScriptエンジニアの年収相場は？案件の単価相場や高単価案件も紹介

フリーランスの案件を獲得するなら「HiPro Tech」

今回の記事では、TypeScriptエンジニアの代表的なキャリアパスや、理想のキャリアを実現するためのスキルアップ方法について解説しました。

クラウドエンジニアやITコンサルタント、PMなど、TypeScriptエンジニアとしての経験は、さまざまなキャリアに活かせるでしょう。

もしこれからフリーランスを目指そうと考えている方は、IT・テクノロジー領域特化型エージェントサービス「HiPro Tech」の利用を検討してみてください。

当サービスでは、上流工程に関わる案件などさまざまな案件を保有しており、案件獲得に向けたサポートが可能です。

参考：TypeScriptの求人・案件一覧