AWSの資格勉強のロードマップ|効率の良い学習で合格へ
AWS認定資格は、体系的に知識を得ることができ、初心者にもおすすめです。
さらに、AWSの提供元であるAmazon社が提供している認定資格であるため、信頼性も高く、履歴書や職務経歴書に記載すると、自身のアピールに繋がります。
本記事では、AWS認定資格の勉強をどのように進めていけばいいのかを、受検方法とコツを踏まえて解説します。
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AWSの受検方法
AWS認定資格には、以下の2種類の受検方法があります。(2023年1月時点)
- オンライン試験
- 対面試験
オンライン試験
AWS認定資格はオンライン試験に対応しており、自宅やオフィスなどインターネット環境がある場所なら、試験会場に行かずに受検できます。
試験監督員が専属で付き、ウェブカメラと共有アプリケーションを使って対話する形式です。
対面試験
AWS認定資格の対面試験は、試験センターで試験監督員の立ち会いのもと、実施される受検方法です。
対面で受けられることにより、ウェブカメラや共有アプリを使わないため、音切れや電波の問題を受けません。
なお、予約できる試験は試験センターごとに異なるため、近くの場所を探して対応しているかを確認しましょう。
※参考:アマゾン合同会社 AWS Certification 試験のスケジュール
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AWSを受ける人の特徴
AWS認定資格を受ける人の代表的な特徴は、以下が挙げられます。
- エンジニアを目指す人やエンジニアリングスキルを高めたい初心者
- Web系に関わりたいと考えているエンジニア
- AWSについて興味を持っているエンジニア
- AWSについて知りたいエンジニアやコンサルタント
エンジニアを目指人やエンジニアリングスキルを高めたい初心者
AWS認定資格の勉強は、エンジニアを目指す初心者に向いています。
AWSサービスを利用できるスキルを証明でき、専門性を高めるのに一役買うからです。
AWS認定資格の検定には、基礎レベルのものもあるため、初心者でもIT知識を身に付ける際に役立ちます。
Web系に関わりたいと考えているエンジニア
Web系に関わりたいと考えているエンジニアも、AWS認定資格の勉強が役立つため、受ける人が多くいます。
システムやアプリケーションの構築でAWSを活用するケースが多いため、知っておいて損はないからです。
AWSについて興味を持っているエンジニア
AWS認定試験を受ける人のなかには、AWSに興味を持っているエンジニアも含まれます。
クラウドを使う企業が増えてきた中で、市場が安定しているサービスであるAWSは、目にする機会も多く、これからの将来性も期待できます。
フリーランスとしてや、今後の市場変遷を加味してなどの理由から興味が湧いた際には、勉強して受検するといったことも検討してみると良いでしょう。
AWSエンジニアについて詳しく知りたい方は「AWSエンジニアになるには?仕事内容や必要なスキル、資格について」をご覧ください。
AWSについて知りたいコンサルタント
AWSについて知りたいコンサルタントの中には、名前だけ知っている状態から深く知識を得るために試験を受ける人もいます。
どのようなサービスなのかを調べるうちに、その利便性や活用の幅を知ったのをきっかけとし、受検するといった場合もあるでしょう。
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AWSを勉強する時のコツ
AWS認定資格の合格に向けて勉強する時のコツは、以下のとおりです。
- AWSを勉強する理由を明確にする
- 要点に絞って勉強を行う
- どのレベルを目指すのかを決める
AWSを勉強する理由を明確にする
AWS認定資格の合格に向けて勉強する時には、その理由を明確にしておきましょう。
理由が明確になることによって、勉強に対してのモチベーションを向上できます。
例えば、「何か特定のサービスを作りたい」「AWSスキルを使って案件を獲得したい」「知識を経てキャリアアップしたい」「知識を持って今のプロジェクトの進行を円滑化したい」などが挙げられます。
また、企業によっては、AWS認定資格の試験に合格していることで、インセンティブが出る場合もあるでしょう。
資格取得に失敗しないためにも、明確なゴールを設定し、ゴールに向かって勉強を続けることが大切です。
要点に絞って勉強を行う
AWS認定資格の試験に合格するためには、要点を絞って勉強を行うことも大切です。
情報量が多いことから勉強に迷いが出てしまいやすいため、要点を絞り、どのような点から勉強していくかを整理することで、何をするべきなのかを明確にできるからです。
どのレベルを目指すのかを決める
AWS認定資格の試験勉強は、どのレベルを目指すのか決めておきましょう。
目安レベルによって勉強量や勉強時間の目安がわかり、より明確に何をどれだけ学ぶのかを決められます。
一言でAWSと言っても、基礎レベルから上級レベルまであり、プロフェッショナルを目指す場合は相応の時間が必要です。
どのレベル帯で、どのような試験を目指すのかを決めてから勉強をスタートさせましょう。
AWS認定資格の難易度などについて詳しく知りたい方は「AWS認定資格全12種類の難易度、資格を取るメリットや独学や講座などの勉強方法とは」をご覧ください。
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AWS認定試験を受ける際のロードマップ
AWS認定試験を受検する場合のロードマップは、以下のとおりです。
- 目標を決める
- 最終的な目標点数を決める
目標を決める
まずは、AWS認定資格に向けて勉強する理由となる目標を決めます。
そして、目標が決まったら、以下の手順で基本的な知識を身に付けていきます。
- 基本的な知識を理解していく
- 基礎的な知識がついたら、試験に関わる問題を解く
基本的な知識を理解していく
目標を決めてからは、AWSの基本的な知識を理解できるよう勉強を続けます。
勉強は急いでも身に付くものではなく、多くの問題は基礎・基本をベースとする応用であるため、下地がなければ得点力は下がります。
すでに知っている用語や知識でも、あらためて学び直すと知らないことを発見できることもあるので、基礎は怠らないことが大切です。
基礎的な知識がついたら、試験に関わる問題を解く
AWSについて基礎的な知識を得ることができたら、実際に試験問題で基本的な問題を解きます。
試験問題に慣れることを主軸に、基礎が完璧にできているかを確認する形で進めましょう。
サンプル問題は、公式からも発表されている上、その他、各出版社からも問題集が発行されています。
最終的な目標点数を決める
最後に、AWS認定資格の試験当日に狙う最終的な目標点数を決めます。
最終的な目標点数は、合格できるギリギリのラインではなく、やや余裕を持たせておかないと、当日に確実に合格することが難しくなるでしょう。
過去問で学んでいたとしても、いつもと違う環境や心身の状態によっては、実際の試験で力を発揮できない可能性があるからです。
点数を決めたら、再度以下の手順で勉強を続けましょう。
- 問題を解く
- 問題を解いたあとにその間違えた問題の部分を復習する
問題を解く
AWS認定資格の試験に合格できるように、再び問題を解き続けます。
基礎を完璧な状態にまで復習できている場合は、問題演習を繰り返して出題傾向に慣れておくと良いでしょう。
また、公式模試もあります。
問題の傾向をつかむため、当日の試験のイメージをつかむため、積極的に受けるようにすると良いでしょう。
問題を解いたあとにその間違えた問題の復習を行う
AWS認定資格の試験問題を解いたあとには、誤答した問題を繰り返しチェックしましょう。
何が苦手なのか、どの分野が弱いのかを見つけることができたら、勉強もしやすいでしょう。
その問題に関する理解を深めておくと応用にも対応できるようになるはずです。
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AWSの資格を取得できると、一定レベルを持ったフリーランスエンジニアとして、知識・スキルをアピールする材料となります。
実務経験やスキルを得ることができれば、フリーランスのAWSエンジニアとして活躍することも可能です。
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記事監修
2006年に株式会社インテリジェンス(パーソルキャリア株式会社)へに入社。 アルバイト領域の法人営業や新規求人広告サービスの立ち上げ、転職サービス「doda」の求人広告営業のゼネラルマネジャーを歴任。 2021年11月からIT・テクノロジー領域特化型エージェントサービス「HiPro Tech」に携わり、現在サービス責任者を務める。 「一人ひとりが求めるはたらき方や案件との出会いを増やし、キャリアをデザインできるインフラを提供する」ことを自らのミッションとして掲げ、サービス運営を行う。