2023.08.18更新

フリーランスエンジニアの年収について解説!年収を上げる方法も紹介

近年はITの発達により、パソコン一台あれば十分に仕事ができる時代です。

そして、働き方の多様化により、フリーランスとして働く人が増加しています。

特に、エンジニアはフリーランスの働き方と相性が良く、フリーランスのエンジニアも増えてきています。

そんなフリーランスエンジニアは、どれほどの収入を得ているのでしょうか。

この記事では、フリーランスエンジニアの収入面について紹介します。

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IT業界に携わるフリーランスの職種と年収を上げるポイントは

IT業界の仕事とフリーランスの働き方の相性は非常に良く、さまざまな職種でフリーランスとして活躍することが可能です。

以下に職種の一例を紹介します。

ITコンサルタント・データアナリスト

ITコンサルタントとは、企業の経営課題に対してITの面からどのように解決することができるか、事業拡張や売上拡大に向けてどのように動く必要があるのかを設計し、提案する存在です。

同じような存在に、データアナリストなど専門性のある役割もあります。

データアナリストの場合は、主にデータベースを取り扱うエンジニア出身が多く、ビジネスに関する膨大なデータを必要な分だけ抽出し、分析してビジネスや事業の方針・戦略に転換させるのが仕事です。

しかし、ITコンサルタント同様に、経営的な視点も求められ、一口にデータアナリストやデータサイエンティストといっても、業務内容はさまざまです。

経営課題をヒアリングするようなITコンサルタントに近い存在もいれば、機械学習に勤しむエンジニアに近い存在もいます。

<年収を上げるポイント>
  • ・今までどのようなプロジェクトに携わってきたのかという実績や経験で評価されやすいため、スキルを磨き経験を積むことで年収を上げやすくする
  • ・外資系や大手企業の場合、扱うデータが多いことや複雑なケースがあるため、報酬もあがりやすい傾向にあるため、クライアントや案件を選び、高単価なものを選択する
  • ・データアナリストだけではなく、データサイエンティストなどとしても活躍できるようにキャリアアップする

エンジニアやプログラマー

エンジニアは、近年需要が増加している職業の一つであり、IT人材の不足により、一般的に年収が高いとされるのがエンジニア職です。

未経験からエンジニアを目指して勉強する人も多くいます。

エンジニアといっても一口にまとめられるものではなく、HTMLやCSS、JavaScriptを用いて、画面やUIUXを設計するフロントエンドエンジニア、ITの基盤であるサーバーやネットワークを取り扱うインフラエンジニア、アプリケーションの設計を行うアプリケーションエンジニア、データベースを取り扱うデータベースエンジニアなどの職種が存在します。

それぞれ仕事内容が異なるため、エンジニアによって専門領域が異なります。

<年収を上げるポイント>
  • ・スキルの希少性が高いエンジニアの方が、年収が上がりやすい傾向にあるので、希少性の高いスキルを身に付ける
  • ・従来のシステム開発や運用・保守だけでは、案件が少なくなっていくため、Web関連の開発など新しいスキルを身に付ける

プロジェクトマネージャー

大規模なシステム開発を行う際には、インフラエンジニアやフロントエンドエンジニア、アプリケーションエンジニアなど、さまざまな専門性を持ったエンジニアが、それぞれ得意領域を担当してシステムを作り上げていくことが多いです。

この際、プロジェクトを率いるリーダーがいないと、システム開発は成り立ちません。

このリーダー的ポジションが、プロジェクトマネージャーです。

プロジェクトマネージャーは、幅広いエンジニアリングに関する知識とプロジェクトをまとめあげるマネジメントスキルが必要とされるため、社内に十分な人材がいないことも多いです。

そのため、フリーランスのプロジェクトマネージャーの需要は大きいです。

<年収を上げるポイント>
  • ・マネジメント経験やリーダー経験があると、評価されやすく、報酬にも反映される
  • ・プロジェクトマネージャー向けの資格を取得することでスキルをアピールする

Webコーダー、Webデザイナー

Webコーダーは、主にHTMLやCSSなどのマークアップ言語を用いたコーディングを行います。

フロントエンドエンジニアの補佐、といった立ち位置です。

場合によってはJavaScriptによるプログラミングを含む作業を行う場合もあります。

Webデザイナーは、Photoshopなどを使ってWebサイトのデザインを手がける職業です。

基本的にはデザインが仕事であるため、実際のコーディングはコーダーが行うことが多いですが、実際にコーディングまでできるエンジニア兼Webデザイナーのようなフリーランスも多いです。

<年収を上げるポイント>
  • ・デザインのみができるのか、デザインとコーディングができるのか、自身が持っているスキルの幅の広さによって、収入が変動する。
    今持っているスキルに付随して必要とされやすいスキルを身に付けることで、年収を上げやすい。
  • ・企業としても、依頼する工数や支払う報酬だけでなく、コミュニケーションコストなどの観点から、技術面以外にも複数のスキルを持っている人が重宝されやすい
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フリーランスエンジニアの年収に考慮される項目は?

IT業界で働くフリーランスの職種や年収を上げるポイントをみてきましたが、ここでは、フリーランスエンジニアが年間を通して稼げる金額について、どのような要因で決まるのかを紹介します。

フリーランスエンジニアの年収を決める要因としては、環境と実力に大別されます。

年齢

年齢や経験年数は、フリーランスの場合でも考慮されます。

実力を測る指標の一つとして、年齢や経験年数などの要素は加味されています。

しかし、50代を過ぎると年収が下がることがあります。

これは、50歳までの経験により、技術面などでの柔軟な対応が難しくなる可能性があることや、エンジニアとして50代が求められる案件が少ないことが考えられます。

スキルや実績

当然ながら、スキルや実績が数多くあるエンジニアの方が、収入増加の可能性が高いでしょう。

難易度の高い業務を任せることができるエンジニアや、対応できる幅が広いエンジニアなどを求める企業は多く、エンジニアとしての市場価値も高いといえるためです。

特定のプロジェクトに携わった経験や、言語を扱った実務経験が何年あるかどうかで評価が変わる傾向があります。

実務経験3年以上から応募可能といった案件も多く、そもそも既定の実務経験がないと、案件獲得すら難しく収入に影響する場合もあるでしょう。

担当企業の業界・業種・分野

担当する業界や分野によっても収入は変化します。

同じような仕事内容でも、担当企業の業種・業界・規模・業績・将来性など、さまざまな要因や状況によって契約の金額も異なります。

案件に携わる際は、自身のスキルと担当企業の状況を勘案することも必要です。

また、担当企業の体力も重要な要素です。

大企業で資金力がある状況なのか、スタートアップ企業で現在資金力はあるものの、途中でプロジェクトが止まってしまう可能性も秘めているのか、事前に確認しておき、将来的に得たい年収と照らし合わせて案件を選ぶことが必要になるでしょう。

商流や手数料など

商流によっては、同様の仕事内容でも、報酬金額が異なる可能性があります。

例えば元請けAか下請けBに仕事を依頼し、その下請けBからフリーランスのエンジニアが仕事を依頼した場合、エンジニアに支払われる金額は、元受けAと下請けBの利益が抜かれた状態の金額です。

一方で元請けAから直接受注した場合、その分フリーランスのエンジニアの報酬金額は上がるでしょう。

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今よりも年収を上げるための行動

フリーランスとして独立する

まず、現在会社員として働いている場合には、フリーランスとして独立すると年収を上げられる可能性があります。

エンジニアとして会社に勤めていると、実力がある場合でも、日本企業の年功序列制度や社風により、収入が上がりにくいケースもあることでしょう。

一方で、フリーランスであれば、年齢関係なく実力さえあれば収入を得ることができます。

また、企業に属していると、オフィス代や人材の採用代など、企業全体での出費がかさみます。

支出が増えることにより、年収に上限が生じてしまうこともあるかもしれません。

フリーランスとして独立した方が、収入についても個人的な交渉が可能な場合もあるため、年収が増えることも期待できます。

エージェントを利用する

既にフリーランスのエンジニアとして活躍している人が年収を上げていくためには、エージェントの活用も適しています。

年収を上げるには、案件の数を増やすということが最短ルートです。

しかし、一件一件自分で営業していては、非常に工数がかかります。

そこで、より多くの案件を余分な工数をかけずに見つけることができるのがエージェントです。

エージェントを活用することで、高単価な案件や自分にあった案件とのマッチングが可能です。

さらに、契約締結後のフォローまでを行うエージェントも存在しますので、自分の工数が削減できるだけではなく、長期的に契約できる案件と出会うことができます。

単価交渉の方法を身に付ける

ある程度の案件数を担保でき、自分がフリーランスとしてこなせる案件数の目標数や限界数を迎えてきた場合、さらに年収を上げるには、単価を上げる方法があります。

その場合は、フリーランスとして企業に直接交渉を行っていく必要があります。

単価交渉にはさまざまなコツがありますが、一番は交渉をした経験がものを言います。

単価を交渉していき、年収をアップさせていきましょう。

しかし、妥当ではない単価交渉を行い過ぎると、契約終了要因にもなり兼ねません。

その点には留意し、しつこく交渉を行うことは避けるようにしましょう。

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まとめ

まとめ

フリーランスのエンジニアとして収入を上げていくためには、エンジニアとしての実力を身につけていくことはもちろん重要ですが、単価の高い案件、自分に合った案件を効率良く獲得する、という観点も必要です。

当社が運営するIT・テクノロジー領域特化型エージェントサービス「HiPro Tech」では、高単価な案件を多数掲載しているだけでなく、案件獲得に向けたフォロー体制も充実しています。

そのため、効率的に案件を獲得できる可能性を高めることができます。

また、コンサルティング案件やアプリケーション開発、WEBデザインなど、さまざまな案件を扱っています。

これまでより難易度の高い案件を獲得することで、スキルアップだけでなく、年収アップを叶えることも、当サービスサービスを利用することで実現できるでしょう。

ぜひ、登録してみてはいかがでしょうか。

記事監修

2006年に株式会社インテリジェンス(パーソルキャリア株式会社)へに入社。 アルバイト領域の法人営業や新規求人広告サービスの立ち上げ、転職サービス「doda」の求人広告営業のゼネラルマネジャーを歴任。 2021年11月からIT・テクノロジー領域特化型エージェントサービス「HiPro Tech」に携わり、現在サービス責任者を務める。 「一人ひとりが求めるはたらき方や案件との出会いを増やし、キャリアをデザインできるインフラを提供する」ことを自らのミッションとして掲げ、サービス運営を行う。

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